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【種類別】ミョウガの育て方|種/苗/プランター/肥料/収穫

更新日:2020年08月28日

みょうがは夏に最適な食べ物です。お素麺やお味噌汁にそのままお漬物にしてもおいしく食べられます。更に身体にも良い影響がたくさんあります。スーパーで買うと意外と価格の高いみょうがですが、実は自宅で簡単に作れます。そこで今回は、みょうがの育て方について紹介します。

【種類別】ミョウガの育て方|種/苗/プランター/肥料/収穫

みょうがについて知ろう

夏の暑い時期に収穫を迎えるみょうがは、日本の旬の食材です。独特の香りがあるみょうがは、夏に食べるお素麺や冷ややっこと相性ピッタリです。薬味として食べられることが多いですが、炒め物やてんぷら、浅漬けにしてもバリエーション豊かに食べられます。

食べておいしいのはもちろんですが、驚くべきはその栄養素にあります。健康面や美容面で、さまざまな効果が得られる食材です。ビタミンやミネラルといった健康に大切な栄養素がたくさん含まれています。妊娠期に特に必要な葉酸も取ることが可能です。

さらには集中力が高まると言われており、老化の予防や目のケアにも良いそうです。みょうがは低カロリーな上、そのほとんどが水分でできています。薬味や食材として少し取り入れることで、健康や美容への効果が期待できます。

みょうがを食べることで得られる効果

夏場は特に血行不良からくる冷えや、夏バテに悩まされます。暑い時期の食欲不振や消化不良、ストレスやむくみにも効果が期待できます。

(1)冷え・むくみ
身体は冷えたりむくんだりする原因の一つに血行不良が挙げられます。みょうがに含まれる芳香成分アルファピネンや辛み成分ミョウガジアールには血行を促進する作用があります。それと同時に芳香成分カンファンが作用し、身体を温める働きもあります。

(2)夏バテ・食欲不振
みょうがには血行を良くする働きと身体を温め利尿を促す働きがあります。エアコンや外との寒暖差で疲れた身体にとても有効です。消化促進の効果も含まれており、みょうが独特の風味と、シャキシャキとした触感で食欲がないとときにも効果的です。

みょうがの注意点

みょうがを収穫して食べるさいは、水につけてあく抜きを行ないましょう。長い時間つけっぱなしにしておくと、良い香りや良い成分がなくなってしまいます。できるだけ短時間を心がけましょう。

妊娠中の方や、腹痛・胃痛があるときはみょうがの摂取を控えるようにしてください。みょうがは刺激が強く、成分の作用も大きいです。取りすぎるのは身体によくありません。みょうがを食べて胃痛がひどくなるようならアレルギーも疑った方が良いでしょう。

みょうがはキッチンペーパーを湿らせて袋に入れて、冷蔵庫に入れておくと日持ちします。水につけてしまうと成分が抜けて効果が薄くなってしまいます。食べきれない場合は冷凍保存も可能です。切った状態でもそのままでも問題ありません。

みょうがに日当たりは必要?

野菜の大半が日当たりの良い場所を好みますが、みょうがの育て方では日が当たらない場所を好みます。そのため、日陰になっている場所での栽培が好ましいです。しかし必ずしも日陰での育て方にしないといけないというわけではありません。

日か当たりにくい木陰でも栽培は可能です。みょうがの育て方として、直射日光が当たる場所でも栽培はできます。その場合は遮光ネットなどを利用して、日が当たりにくくする必要があります。

みょうがを育て方で最も重要なのが、乾燥です。土を選ぶさいは水はけが良いものを選びましょう。植えつけや植え替えを行なったさいは十分な水やりが大切です。水やりは梅雨が明けて、乾燥しだす頃にもとても重要になります。

みょうがの育て方で必要な肥料

みょうがの育て方で大切なのは水やりです。しかしよりおいしいみょうがを作るとするならば、肥料も与えた方が良いです。みょうがの育て方は肥料を与えることで、収穫のさいにたくさんの実を取ることができます。

時期としては6月から10月の間に与えましょう。化成肥料なら1か月に1回、液体肥料なら1週間に1回の目安です。夏のみょうがは8月までに、秋のみょうがは10月まで与えましょう。追加で土に堆肥も与えると、育成が良くなり収穫量が増します。

みょうがは1度植え付ければ、その後2~3年は何もせずに実をつけてくれます。たくさん収穫するならば、追肥は欠かせません。しかし育て方で肥料の与えすぎには要注意です。肥料を与えすぎると葉っぱが育ちすぎてしまい、転倒してしまう可能性があります。

みょうがの種からの育て方のポイント

みょうがの種は根株と言われます。一般的な粒の種は市販では出回りません。ごぼうに細く、根がたくさん付いています。根株を選ぶさい、芽が2~3個付いたものが育成が良いのでです。

根株を買う方法はさまざまで、身近なところで販売されています。手に取りやすいものだと100円ショップでも売られています。ホームセンターやインターネットでも入手可能です。

みょうがの育て方で3月から5月の間に植え付けを行ないます。15センチほど間隔をあけて、8センチほど掘って植えてください。植えた1年目より、2年目3年目の方が収穫量はおおくなる傾向にあります。そのため育て方としては3月中旬には植えた方が良いでしょう。

土に肥料を良く混ぜてから行ないます。みょうがを育て方で最も大切なことは水やりです。みょうがは乾燥に弱いため、土が乾かないように水をしっかり与えましょう。追肥も行なうと良いでしょう。

みょうがの苗からの育て方のポイント

苗からの育て方は、ポットに入っており葉っぱが出ている状態の物です。ポットの苗を選ぶさいは、15センチ以上長さがあり2~3個芽が付いているものがおススメとなります。育て方は根株とほとんど同じです。

みょうがの育て方は3月から5月の間に植え付けを行ないます。早めに収穫できるよう、4月までにはには植え付けを行なうのがおススメです。15センチから20センチほど間隔を開けて、根が完全に埋まるくらいまで深く掘ります。

土に肥料を良く混ぜてから植え付けましょう。育て方のポイントとして、苗を植えた直後は特に乾燥します。土が乾いたら水を与えましょう。葉っぱが出ている状態なので、過度な水やりには注意が必要です。根腐れを起こし、収穫できなくなってしまいます。

鉢植え・プランターでの育て方のポイント

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初回公開日:2017年12月27日

記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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