【種類別】パセリの育て方｜種・苗から/プランター/室内
更新日：2020年08月28日
春なら3〜5月、秋なら9〜10月がパセリの苗の植え付けに適した時期です。酸性でない水はけのよい市販の培養土か赤玉土（小粒）7：腐葉土3の割合でミックスした土を用意し、水はけをよくするための底石を敷いたプランターに入れます。
パセリの根は下にまっすく伸びるため、プランターや鉢は深めのものを選ぶことも育て方のポイントです。複数植える場合は、株同士の間隔を15〜20cmほどとりましょう。
管理方法
表面の土が乾いたらたっぷりと与えます。気温が高く乾燥しやすい春夏は、やや湿らせぎみに育てるとよく成長しますが、くれぐれも水の与えすぎに注意し、根腐れしないように気をつけましょう。
直射日光が当たり過ぎない明るい日陰か、日当たりのよい室内で管理することが、鉢やプランターでのパセリの育て方のポイントです。
パセリは挿し木で増やせるの？
挿し木とは、切った枝や茎を使い、殖やしていく方法です。枝や茎を水の入ったコップに入れたり、土に植えるだけで根が生えてくる植物があります。たくさん収穫したパセリを挿し木で気軽に増やせたら、と思う方もいらっしゃるでしょう。
パセリと同じハーブの中では、シソ科とキク科のハーブが挿し木に向いていますが、セリ科のパセリを挿し木で増やすことは難しいです。残念ですがたくさん採れたパセリは、冷凍保存や乾燥させてドライパセリにするなどして、長期間楽しみましょう。
バジルの室内での育て方
バジルはハーブの一種で香りが良く、ピザやパスタに欠かせない材料です。パセリと同じく、バジルも栄養価が高いのをご存知でしょうか。アンチエイジングや生活習慣病防止に効果的と言われる抗酸化物質や、現代人が不足しがちなカルシウムも含まれています。
栄養いっぱいの摘みたてバジルをぜひ、食卓の中に取り入れてみてはいかがでしょう。ご自宅の室内で簡単にできるバジルの育て方をご紹介していきます。
用意するもの・管理方法
4〜6月がバジルの植え付けシーズンです。茎がしっかりし、葉の緑が綺麗な苗を選びましょう。ビニールポットの底から少し根が出ている苗は、元気がある証拠です。健康的な苗を選ぶことも育て方の大切なポイントです。
市販のハーブか野菜用の土と鉢を用意します。鉢は4.5 〜 7号サイズのものなら1株、60cm幅のプランターでしたら2 〜3株植えられます。水はけをよくするための軽石を底に敷くといいでしょう。
日当たりのよい室内で管理します。強い直射日光は葉を傷めるので注意しましょう。表面の土が乾いたらたっぷりと水を与えます。乾燥を嫌うため、夏は様子をみながら朝夕2回水やりをしてもよいでしょう。やや湿り気味を好むバジルですが、根腐れしないよう水の与えすぎに気をつけることが、バジルの育て方の基本になります。
キッチンでバジルを育てましょう
日当たりがよければ、室内でもよく生長してくれるバジルは、キッチンで育てるのもです。摘み取ってすぐに料理に使えます。よく目につく場所なので管理もしやすいです。
育て方のポイントとして、強い直射日光は避けること、乾燥したら水をたっぷり与えること、寒くない場所に置くことが挙げられます。ハーブ用の肥料を適宜与える元気に生長します。収穫する際は内側の新しい葉を残し、外側の葉を摘みましょう。
冬のバジルの育て方
バジルを冬越しさせる育て方をみていきましょう。生長期である5〜10月に肥料を与えて強い株に育ておく必要があります。ハーブ用の肥料を規定量与えましょう。
バジルは寒さに弱いです。屋外で育てている場合は、夏の終わり頃から室内に移動させることをします。バジルの生長に適した気温である20〜30℃をキープしましょう。
バジルの花の開花前の7月上旬ごろに、株全体を半分ぐらいに切り戻します。養分がわき芽に行き渡ることで生長を促し、風通しをよくすることで蒸れを防ぎ、株全体が大きく育ちやすくなります。
バジルの育て方と増やし方のポイント
バジルの育て方のポイント
バジルの育て方のポイントをみていきましょう。まずは肥料です。バジルは肥料を好むハーブです。市販の肥料入りの用土を使うと便利です。ハーブ用の肥料もホームセンターなどで購入できますので、適宜与えてあげると大きく生長してくれるでしょう。
収穫の際は、わき芽を残して摘み取りましょう。わき芽から葉が育ちます。蕾が育ち始めたら早めに摘み取ります。株の養分は放っておくと花を咲かせる蕾に集中してしまうためです。蕾を摘むことで、葉全体に養分が届くようになります。
水やりを忘れず乾燥させすぎないこと、水の与えすぎで根腐れさせないこと、葉が焼けてしまうので強い直射日光は避けることもバジルの育て方の大切なポイントです。
初回公開日：2018年01月10日
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