【種類別】パセリの育て方|種・苗から/プランター/室内
更新日:2020年08月28日
パセリの種からの育て方
鮮やかな緑色が綺麗なパセリ。お料理の脇役のイメージが強く、独特の苦味があり食べるのは苦手という方も多いのではないでしょうか。そんなパセリですが実は栄養価が高く、老化防止や生活習慣病の予防など体に嬉しい効果がたくさん得られます。栄養満点のパセリは、ぜひ積極的に食生活に取り入れたいハーブの一つです。
パセリは上手な育て方をすれば、ご自宅で栽培・収穫することが可能です。摘みたての新鮮なパセリをお料理にプラスして、体の内面からキレイを目指しませんか。今回はご自宅でできるパセリの種からの育て方をご紹介していきます。
時期・用土
パセリの発芽気温は15〜25度です。種まきの時期は春は4〜5月、秋は9〜10月頃がよいでしょう。管理がしやすいため、プランターの中で発芽させる育て方がです。赤玉(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を用意し、水はけをよくするため底石を敷いたプランターに入れます。
種の撒き方と注意点
割り箸などで、土の表面に筋をつけます。その筋の中にパセリの種を一粒ずつ、重ならないように多めに撒きましょう。もともと発芽率が良いとは言えないので、たくさん撒いて元気な芽を選別する育て方をします。
パセリは発芽する時に光が必要な「好光性種子」です。そのため土を被せすぎると、光が届かなくなり発芽できません。種の乾燥防止に土は必要ですので、2〜3mm程度で種が薄っすら見える程度に被せましょう。本来乾燥に弱いパセリですが、表面の土が薄いために非常に乾燥しやすい状態です。毎日霧吹きなどで水やりをしましょう。その際は種が飛ばないように注意しましょう。
発芽する際に日光が必要になりますので、室内の日当たりが良いところで管理するのが種からの育て方のポイントです。
発芽後
元気のある芽だけ残し、他の芽は間引きします。発芽後の育て方として、土が乾きかけたら水やりをたっぷりすることが挙げられます。根腐れしてしまうので、水の与えすぎには注意しましょう。日光が強く当たると、葉が硬くチリチリになってしまいます。冷たい風が当たらない半日陰の屋外か、日当たりの良い室内で管理することも育て方のポイントです。
収穫方法
パセリの本葉が12〜15枚ほどになったら収穫可能です。ここで注意したいのが、一度に全ての葉を取ってしまわないことです。パセリ1株につき10枚以上葉がついた状態することが、長期間葉をつけるパセリの育て方のポイントです。カットする位置は房の下ではなく、茎の根元からカットすれば新芽が生えてきます。内側は新しい葉なので、外側から収穫しましょう。
パセリの苗からの育て方
パセリの苗の地植えでの育て方
種から育てるのは少し不安という方は、苗から育ててみてはいかがでしょうか。種の発芽率が悪いパセリでも、苗からだと地植えにも挑戦しやすいです。パセリの苗の地植えでの育て方をみていきましょう。
パセリの根は深くまっすぐ伸びるので、植える場所は深く耕しておきます。植え付け2週間前までに苦土石灰を1㎡あたり100gを前面に散布し、よく耕します。植え付け1週間前に畝の場所を40〜50cmとり、真ん中に深さ20〜30cmの溝を掘りましょう。堆肥を1㎡あたり2kg、緩効性肥料を規定量入れて平らに埋め戻します。
ポットから根を崩さないように取り出し、苗の表面が浅く埋まる程度に埋めます。株の間隔は30cmは空けましょう。
地植えの場合水やりは基本的に不要ですが、乾燥している時には水やりをたっぷりしましょう。乾燥がひどく気になる場合、マルチングシートなどで地面の表面を覆って保湿する育て方もです。
パセリの鉢植え・プランターでの育て方
パセリの苗は地植えすることも可能ですが、場所がなくても手軽に始められる、鉢やプランターでのパセリの苗の育て方をご紹介します。
植え付け時期と準備
初回公開日:2018年01月10日
記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。