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【種類別】ダリアの育て方|冬/苗/プランター/鉢植え

更新日:2020年08月28日

カラフルで美しいダリアは、ガーデニング愛好家にがある種類です。サイズや花形がとても多くあり、植えるスペースによって種類を選べる花です。ダリアの種類別育て方や越冬のやり方など、ダリアを枯らさず咲かせる育て方をご紹介します。

【種類別】ダリアの育て方|冬/苗/プランター/鉢植え

種類別ダリアの育て方

皇帝ダリア

皇帝ダリアは、茎が木質化するツリーダリアに分類され、茎が太く草丈が高いダリアです。日か短くなると開花するダイアで、11月下旬から咲始めます。大きく成長すると5~6mにもなり、2階の窓から花を観察できる程になります。

草丈を伸ばして育てるには、支柱を立てた育て方をします。あまり草丈を伸ばしたくない時は、切り戻して高さ調整をして管理しましょう。鉢植えの場合、生育期は日当たりのよい場所に置き、冬は凍らないよう室内へ入れます。

庭植えにする時は、外灯などの光があると花をつけませんから植える場所に気を付けます。水やりは、春から秋の間は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾燥気味に管理します。庭植えは雨水だけでかまいませんからラクに育てられるでしょう。

黒蝶

黒蝶は、直径15cmの大輪を咲かせる存在感があるダリアです。開花したら切り花にして室内で楽しむこともできる種類です。黒蝶ダリアの育て方は、春と秋は戸外の日当たりのよい場所で管理します。夏は風通しの良い所に置くと良いでしょう。

育成には、たっぷり日光を浴びせ花付きを良くします。高温多湿に弱いダイアなので、夏は花付きが悪くなりますが、切り戻しをしてあげると秋まで花が楽しめます。水やりは、土の表面が乾いたらたっぷり与え、鉢底から流れる位与えます。夏は蒸れないように風通しの良い所へ移動して、根腐れを予防しましょう。

黒蝶ダリアは、花が咲き終ったら早めに切ります。そうすると脇芽から次の花芽が成長して次々に花を咲かせ長く楽しめます。

スイートハート

小さめの花をたくさん咲かせる、草丈25~40cmのダリアです。水はけの良い土を好み、日光の当たる場所に置くと4~10月に次々と花を咲かせます。咲き終わった花は早めに切ると、新しい蕾がついて長期間楽しめます。

追肥は春から初秋にかけて窒素分の少ない緩効性肥料を与える育て方をします。

ハーレークイン

ハーレクインダリアはコラレット咲きで、オレンジや黄色などカラフルな花を咲かせる種類です。ミックスで鉢植えにするとお庭が明るくなるでしょう。草丈が低い種類ですから寄せ植えにも最適、種から植えると20度くらいで発芽します。

種まきは4月中旬ごろに行い、遅く撒くと花が十分咲かないうちに梅雨を迎えてしまいます。種から撒く育て方は、2年目以降も楽しめるので庭に植えにです。種を撒けばほとんどが発芽しますから、ポットに1粒ずつ撒くと多くの苗を作る事ができます。

花壇に植える時は、日当たりと水はけのよい場所に植えます。温かい地域は、夏の西日が当たらない所に植える育て方をします。種を植える時は、翌年の事を考えて、30~40cm位株間をあけて植えると良いでしょう。プランターの場合は、60cmで3株が目安です。

ハミングブロンズ

ハミングブロンズは、花径5cm位の小輪ダリアです。多くの花を付け、コンパクトで清楚な印象からのある種類です。

球根から植えつけるには4~5月に、横向きか斜めにして芽が伸びやすいように植えつけます。庭植えの場合は、腐葉土を混ぜた用土で水はけを確保します。元肥として牛糞堆肥などを混ぜ込んで、5~10cmの深さに植えつける育て方です。

鉢植えの場合は、小粒赤玉土7:腐葉土3に緩効性化成肥料を混ぜて植えます。鉢の場合は、3~5cmに植えつけます。水やりは、庭植えの場合雨水だけでかまいません。鉢植えは用土表面が乾いたらたっぷりと与える育て方です。

蕾が付き始めた春先に水切れをすると、蕾が落ちてしまいますから注意しましょう。肥料は、4~5月と9~10月に緩効性化成肥料を株元に1か月に1回程度置き肥します。花が咲いたら、摘心をして脇芽を増やし花を多く咲かせる育て方です。

ミッドナイトムーン

ミッドナイトムーンは、黒い葉と黄色い花が特徴的なダリアです。球根からの育て方は、4月に日当たりと水はけの良い場所に植えつけます。庭植えの場合は、堆肥や腐葉土を使い元肥として化成肥料を入れて耕します。

株間は40cm位とり、球根を横向きか斜めにして芽の部分が5~10cm程の深さに植えつけます。気温が20度くらいになる頃がベストです。水やりは庭植えの場合は雨水程度で十分です。鉢植えは、生育中水切れをしないように十分与えます。蕾がつき始めたら水切れには注しましょう。

ダリアは、花を咲かせるには肥料が必要になります。元肥の他、5月と9月に追肥をします。鉢植えは真夏をのぞいて定期的に月3回くらい液体肥料を与えるか、月1回の置き肥を施す育て方です。

ダリアの冬の育て方

ダイアは球根の植物なので、冬になったら掘り上げます。球根をそのままにしておくと、土中の凍結や過湿によって腐ってしまいます。霜が降りる前に掘りあがるのがポイントです。霜や雪が降ってしまうと、茎が凍傷になります。そうすると、球根は使えなくなりますから注意しましょう。

寒冷地では、花が残っていても霜が降りる前に掘り上げる育て方をします。霜の降りない温暖な地域では、掘り上げる必要はありませんが、地上部分を切り株の上にムシロなどかけておくと良いでしょう。鉢植えの場合は掘り上げる必要はありませんが、鉢ごと玄関などに取り込んで越冬させる育て方です。

掘りあげた球根の育て方

掘りあげた球根は傷を付けに用に注意して、軽く水洗いします。日陰に1週間ほど置き、触るとしっとりする位の生乾き状態にします。

湿気の多い地域では、ダンボールに土を混ぜたもみ殻や、ピートモスなどを詰めて球根を埋めます。乾燥地では、土と湿らせたバーミキュライトを混ぜて、球根をくるんでビニール袋に入れダンボールで保管します。

温度が5度以下にならない場所で保管をして、越冬させる育て方をします。越冬中は時々球根の状態をチェックする必要があります。カビなどは拭き取り、湿度調整をしてあげます。乾燥しすぎていたら、湿った土を一掴み混ぜると良いでしょう。

越冬中のダリアは球根がシワシワになっています。これは、自然に土の中の水分を吸収しますから心配はいりません。春になったらそのまま植えて、育てましょう。

ダリアの苗からの育て方

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初回公開日:2018年01月04日

記載されている内容は2018年01月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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