Search

検索したいワードを入力してください

【種類別】ルピナスの育て方|種まき/苗/プランター/鉢植え

更新日:2020年08月28日

ルピナスの育て方を種類別にご紹介します。花も葉も形が特徴的で、可愛らしいルピナスの花を育ててみませんか。ちょっと変わった花のようで、育て方はとっても簡単なんです。園芸初心者さんにも育てやすいルピナスにぜひチャレンジしてみましょう。

【種類別】ルピナスの育て方|種まき/苗/プランター/鉢植え

ルピナス・テキセンシス

■ルピナス・テキセンシス
■耐寒性一年草
■草丈30~40㎝

小ぶりなルピナスです。青花の「ブルーボンネット」や赤花の「テキサスマローン」などの品種があります。育て方も簡単です。ラッセルルピナスに比べると、葉も花も小ぶりで山野草の趣があり、とても可愛らしいルピナスです。一か所に固めて植えると群生しているような雰囲気になり、その姿もまた可愛らしいです。

育て方は、酸性土壌を嫌うので、あらかじめ苦土石灰を混ぜてあげましょう。植え付け時に元肥をまぜてあげてください。夏の高温過湿に弱いので、風通しがいいところで管理することと、水のあげ過ぎに気を付けてください。移植を嫌う植物ですので、植え替えの際は、根をほぐさないようにしましょう。耐寒性が弱い種類ですので、冬は霜が当たらないように気を付けてください。

ピクシーデライト

■ルピナス・ピクシーデライト
■耐寒性一年草
■草丈20~30㎝

非常に小ぶりなルピナスです。色も淡いピンク色で、まるでレンゲのような雰囲気があります。数株を固めて植えると、本当にレンゲの群生のような可愛らしさを楽しめます。枝分かれしてくれるので、一株でたくさんのお花を楽しめます。開花に低温を必要としない種類です。

育て方は、酸性土壌を嫌うので、あらかじめ苦土石灰を混ぜてあげましょう。植え付け時に元肥を混ぜてあげてください。夏の高温過湿に弱いので、風通しがいいところで管理することと、水のあげ過ぎに気を付けてください。移植を嫌う植物ですので、植え替えの際は、根をほぐさないようにしましょう。耐寒性が弱い種類ですので、冬は霜が当たらないように気を付けてください。

ルピナスの種まきからの育て方

ルピナスの種からの育て方です。せっかくですから、種から育ててみましょう。丁寧に面倒をみたルピナスが花を咲かせてくれるのを見るのは、愛情もひとしおです。

ルピナスの種まきは9~10月に行います。お花を咲かせるためには、冬の寒さも必要になります。秋の暖かいうちにまきましょう。多年草のラッセルルピナスは、5~6月くらいに種まきをします。

種からの育て方で気を付けたいのは、種をふやかすという作業です。ルピナスの種は硬いので、一晩水につけて柔らかくしてからまきます。土に人差し指の第一関節分くらいの穴を開け、種をまきます。上から軽く土をかぶせ、乾燥しないように水やりを行います。2週間程度で発芽するので、葉っぱが6枚くらいまで成長したら、鉢や庭に植え替えてください。

ルピナスの苗からの育て方

ルピナスの苗からの育て方です。春になるとルピナスの苗が出回り始めます。園芸店やホームセンターなどで購入できます。出回っている苗は、花芽が上がっているものばかりですので、すぐにお花が楽しめます。

苗を購入してきたら、庭や鉢に植え替えます。鉢の場合は、二回りくらい大きな鉢が理想的です。庭植えの場合は、苦土石灰を漉き込むのを忘れないようにしてください。苗からの育て方の注意点として、ルピナスは根をいじられることを嫌う植物です。植え替えの際は、根をほぐさないように気を付けてください。

ルピナスの鉢植え・プランターでの育て方

ルピナスの鉢植えでの育て方をご紹介します。一年草のルピナスは、耐寒性の弱いものが多いので、置き場所を移動させることを考えて鉢植えで管理するといいでしょう。

鉢での育て方は、二回りくらい大きな鉢を選ぶようにしてください。植え付け時には、市販の培養土に元肥を混ぜて植えてあげましょう。根をいじられることを嫌う植物ですから、植え付け時には根をほぐさないように気を付けてください。植え付け後は必ずたっぷりと水を与えます。その後は、土の表面が乾いたら、水やりを行います。

育て方の注意点として、冬は根に霜が当たらないような場所で管理してください。お花を咲かせるためには日光が必要ですので、日当たりの良い場所に置いてあげるようにしてください。

ルピナスの庭植えでの育て方

ルピナスの庭植えでの育て方です。ルピナスは酸性土壌が苦手です。庭に直接植える場合は、苦土石灰を混ぜ込むようにしてください。実際にルピナスを植える1週間くらい前までに土を作っておくのが理想的です。ルピナスは根をいじられるのが苦手な植物です。植える際は、根をいじらないように気を付けてください。

お花を咲かせるためには日光を必要としますので、日当たりが良く風通しの良い場所を選んであげてください。株で大きく成長する植物ですから、何株かを固めて植える場合は、30㎝くらいは離して植えてあげてください。

一年草のルピナスは夏越しはできませんが、多年草のルピナスは何年か咲き続けてくれます。お花が咲いていない時もその特徴的な葉が、オーナメントグラスとして存在感をはなってくれます。育て方に気を配ってあげれば、毎年楽しめます。

切り花としての楽しみ方

ルピナスの育て方についてご紹介してきました。ルピナスは一番花が咲いた後切り詰めてあげると、二番花、三番花と長く楽しめるのも特徴です。自宅で咲いたルピナスを切って、お部屋に飾るのも楽しみ方の一つです。

ルピナスを切り花として楽しむのなら、その特徴的な葉っぱも一緒に活けてあげると、一層可愛らしさが引き立ちます。花瓶に活ける際は、お水は少なめにした方が茎が腐らずに長く楽しめます。花瓶のお水は、毎日取り換えてあげるとお花が長持ちします。その際に茎の下の方を少し切り戻してあげるといいでしょう。

ルピナスと併せて楽しむのなら、同じ季節に咲くバラなども相性がいい組み合わせです。また、ライラックの淡い紫も、青やピンクのルピナスと相性良く活けられます。

ルピナスのある生活を楽しもう!

次のページ

初回公開日:2018年01月05日

記載されている内容は2018年01月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related