花咲くサボテンの種類・時期・咲いた後どうなるか・花屋
更新日:2020年08月28日
サボテンは乾いた砂漠の地域に自生するため、体の内側に水分を溜めることができます。そのため、活動を抑える休眠期には、ほとんど水を必要としません。
ただし、全く水を必要としない訳ではないので注意してください。雨季の生育期には生長し花を咲かせたりするのに水分を必要とします。そのため、土の状態をチェックすることが大切となります。
原因3:株が未熟
サボテンの種類は約2000種近くに上りますが、その中には年を重ね大きく成長しないと花を咲かせないものもあります。たとえば、「月下美人」は5年ほど、「金鯱」はさらに約20年ほど育て続けないと花を咲かせません。
日常使いにしたい場合は短期間でよく開花する種類を選び、記念使いしたい場合には花を咲かせるのに長い年月を必要とするものなどとシーンに合わせて、購入してみてください。
原因4:根詰まり
サボテンは他の植物と比べて成長が比較的ゆっくりとしています。けれども、根を生やして大きくなっていくのは他の植物と変わらないので、鉢植えの場合は根詰まりを起こしやすくなります。
そのため、1~2年に1度の割合で新しい土に植え替えてあげましょう。
原因5:暖房による休眠不足
サボテンは、乾燥と昼夜の温度差が激しい砂漠地域で自生しているため、常に温かい場所だと花をつけるのには向いていません。
花を咲かせたい場合は寒さにあて、休眠させることが必要となります。室内に置いている場合は、風通しの良い暖房の風が直接当たらない場所で育てましょう。
サボテンは花が咲いた後どうなるのか
美しい花を咲かせるサボテンの花は、咲いた後には結実せずに花殻を散っていきます。多くのサボテンは、同じ親木から芽吹いた花と受精することはできません。
ただし、例外もあります。同じ親木から芽吹いた花の花粉を雌しべにつけるtことで、結実するサボテンがあります。それが、「雪晃」と呼ばれるサボテンです。
また、サボテンの種類には、自然に受精できるものと媒介なしで受精することはできないものとがあります。
サボテンの花言葉
岩のように凸凹とした姿、白い綿毛が丸まったような可愛らしいフォルムとさまざまな形のサボテンがあります。その姿とのコントラストにより、咲く花はより一層引き立ちます。
サボテンとその花にも花言葉があり、少し意外と感じる意味のものもあります。そこで、サボテン全般の花言葉、サボテンの種類や部位別の花言葉をみていきます。
サボテン全般
サボテンにもさまざまな花言葉があり、サボテン全般の花言葉もいくつかあります。その花言葉には、「燃えるような愛」、「枯れない愛」、「温かい心」、「偉大」、そして「内気な乙女」があり、見た目からのイメージとは少し異なる意味を持った言葉が多いです。
最初の3つの花言葉に由来するエピソードとして、1600年代のトルコにおいて、愛の告白にサボテンが用いられ、さらにプロポーズのときに男性から女性へサボテンを贈る習慣がありました。
また、巨大な威風堂々とした姿のサボテンもあることから「偉大」という花言葉もあり、会社の尊敬する上司や先輩への贈り物にもです。
そして、サボテンの花の開花条件に由来する「内気な乙女」という花言葉は、サボテンの育てやすいところとは逆に、花を咲かせるには一定の条件や長い年月を要するものがあることからきています。
サボテン種類別
サボテンの花言葉には、サボテン全般と種類や部位別があります。ここでは、種類と部位別の花言葉を5つほどみていきます。
初回公開日:2018年02月01日
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