サボテンの水栽培のやり方・失敗する原因と対処法・カビ予防法
更新日:2020年08月28日
栄養
水栽培サボテンの栄養は、土の植物に使用する肥料でも使えます。アメリカで開発されたHYPONeXは、植物の育成に必要な各種栄養分をバランスよく含んでいます。微粒のものを使用しても、水にサッと溶けるので、水栽培サボテンにも使用できます。
この商品は、サボテンを丈夫にするカリウム成分を多く含んでいます。効き目が早く、暑さ寒さで弱った時や、病害虫の抵抗力もアップさせます。日当たりの悪い所に置いている時や、弱っている時に使用すると良いでしょう。
サボテンの水栽培のカビを防ぐ方法
サボテンを水栽培していると、カビが生える場合があります。カビは湿度の高い環境で育成していると生えることが多く、カビを防ぐには一日に数回部屋の空気を入れ替えをし、湿度を最適に保つことで防げます。
他には、害虫によってカビが発生する場合もあります。カイガラムシという害虫がサボテンについてしまい、その虫が出す排泄物にカビが生えることもあります。生えてしまったカビは、すす病と言う病気を引き起こすこともあり、深刻な状態になります。
水栽培しているサボテンにカビを見つけたら、害虫がいないかチェックして、害虫がいたら駆除します。カビの付いた部分は、植物用のカビ取り剤を使用して歯ブラシなどでこすりとります。
傷んでしまった部分は、ナイフなどでカットして、健康な部分に広がらないようにしましょう。切り取った後は、日陰の風通しの良い場所に移し、切り口を十分に乾燥させてあげましょう。
サボテンの水栽培の容器の選び方
ケース
サボテンを水栽培する専用のケースが販売されています。1012TERRAのケースは、とてもおしゃれなデザインで、水栽培専用の容器ですからお手入れもしやすいでしょう。容器は上下で分解でき、上部にサボテンを入れて下には水を入れます。
窓際に置いてインテリアとして楽しみながら、伸びてくる根の観察もできます。一点ずつ手作りの水栽培世専用ケースで、デザインもいろいろあるのでお部屋にあったケースを選ぶことができます。
フラワーベース
KINTOのフラワーベースもです。皿と本体がわかれる容器ですから、お手入れしやすいのが特徴です。サイズは2種類あり、サボテンにぴったりのデザインをしています。ネットショップもありますが、取り扱っている店舗多いので手に取って見ることができます。
手作り
気軽に水栽培を始めるなら、手作りの花瓶で育てる方法もあるでしょう。100円ショップで花瓶と排水用のごみ取りネットを購入すれば、簡単に水栽培用の花瓶が完成します。
瓶の口より一回り大きなサイズのごみ取りネットを用意して、底の部分をサボテンのサイズに穴をあけます。ごみ取りネットの上にサボテンをのせて花瓶に入れれば完成です。ネット部分を持って簡単にお手入れができるので、管理もしやすいでしょう。
サボテンの水栽培の冬の管理法
サボテンは種類によって異なりますが、多くの種類は冬の寒さに強い性質があります。しかし、気温が低くなる冬に、一日中寒い場所に置きっぱなしは良くないです。日当たりの良い環境で、気温が下がりすぎない暖かい場所に移動します。
特に注意したいのが、寒さに弱いメロカクタス属、ディスコカクタス属、ユーベルマニア属の管理です。室温を5度以下にしないように暖かい環境で越冬させます。
水栽培から土栽培へ変更する方法
サボテンをある程度水栽培していると、大きく成長して小さな入れ物では対応できなくなります。大きくなったサボテンは、土に植えてのびのびと育ててあげましょう。
水栽培しているサボテンは、根に付いた水分を十分に切ってあげます。水栽培しているときの根はとても弱く土の中には向きませんが、土に植えてあげると自然にしっかりした根が伸びはじめますから大丈夫です。
植え付けは春の暖かくなった時期に行い、固形肥料やりも兼ねてサボテン用の土に植えつければ問題ないでしょう。植えつけた後は、土に植えたサボテンの育て方で大きくしていきます。
サボテンの水栽培は簡単にできる
初回公開日:2018年02月05日
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