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サボテンの水栽培のやり方・失敗する原因と対処法・カビ予防法

更新日:2020年08月28日

土の代わりに水を使って育てる水栽培を知っていますか?とってもおしゃれで、手間がかからず注目されている育て方です。水耕栽培でサボテンを育てることもでき、ハイセンスなインテリアとして活躍します。サボテンの水栽培のやり方と失敗する原因を紹介します。

サボテンの水栽培のやり方・失敗する原因と対処法・カビ予防法

サボテンの水栽培を始めるときに必要なもの

サボテンを水栽培で育てる時用意する物は、「サボテン」「水栽培用の容器」「はさみ」だけです。サボテンを水栽培する方法はとても簡単で、定期的に水交換をするだけで育てられます。植物を育てるのが苦手な人でも挑戦しやすい方法なので育ててみましょう。

サボテンの水栽培のやり方

用意したサボテンを鉢から取り出して、根に付いた土を洗います。サボテンには根が生えていますが、土栽培に適用した根なので、水栽培に向いた根を育てるために根をできるだけ短くカットします。

根を切ったサボテンは、新聞紙に包んで、10日ほど日の当たらない場所に置きます。この作業は、サボテンの水分を抜く作業で、しっかり水分が抜けると太くて丈夫な根が伸びて育てやすくなります。


10日ほど経ってサボテンが十分に完成したら、用意した容器にセットします。根に水がぎりぎりふれる位の水を入れて、日の当たらない場所へ置きます。1週間くらいすると根が伸びてきてます。

水交換は、2日に1回必ず行います。成長を観察して根が3~5cmに伸びたら、明るい室内へ移します。1週間たっても根が伸びてこないようなら、水を抜いて、再び日陰に1週間置きましょう。

水位

根が伸びたら、2~3日に一度水を交換するだけでOKです。直射日光に当たらない場所に置き、管理します。水位は、根が7cm未満なら半分より上で、もっと伸びてきたら根の真ん中より下にします。根をどっぷり水に浸けてしまうと、根腐れを起こしてしまうので注意しましょう。

サボテンの水栽培に失敗する原因と対処法

藻の発生

水の交換を忘れたり、日光が良く当たる場所に置くと藻が発生しやすくなります。放っておくとどんどん緑色になるので掃除が必要になります。

藻は根の部分にも付着しますので、水でよく洗い流しガラス容器も水洗いします。早めに対応すれば簡単に落とせますから問題ないでしょう。

根腐れ・腐る

水位を間違えて根を浸し過ぎたり、水栽培をスタートする時に水抜き期間が足りないと根腐れを起こします。根が腐ってしまったら、根元ぎりぎりまで値を切断して水抜き作業からやり直します。

10日ほど日の当たらない場所に置いて、しっかりサボテンの水抜きをします。再びガラス瓶に入れる時は、水位に気を付けましょう。

ぷよぷよ

サボテンをさわると柔らかくなって、強く触ると水分が出てくることがあります。色は黄色く変色をして、見た目に元気がない状態になります。サボテンは生命力が強い植物ですから、早めに気が付けば元気に再生することができるでしょう。

サボテンが柔らかくなる原因は、根腐れや病気、害虫の発生が考えられます。根腐れは、容器の中の水位を適切に保てば解決します。サボテンの水抜きからやり直して、適切な水位にして育て直しましょう。

もし、適切な水位で管理しているのに柔らかくなったら、病気や害虫の疑いがあります。赤くされ病や黒班病など多くの病気があります。そして、サボテンに付きやすい虫がダニです。付着するとサボテンが弱り、見た目に大きな変化がおこります。

どちらの場合でも、サボテンをよく観察して原因を突き止めて薬剤などで対応しましょう。放っておくと枯れてしまいますから、正しい方法で対処しましょう。

サボテンの水栽培に肥料

液肥

サボテンを水栽培で育てる時、ある程度育ててみて液肥の必要性を感じたら与えてみましょう。使い過ぎると藻が発生しやすくなるので、量の加減が必要です。

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初回公開日:2018年02月05日

記載されている内容は2018年02月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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