庭づくりの手順7つと素敵な庭づくりのためのポイント4つ
更新日:2020年08月28日
庭の目的が決まり植物についての基礎知識も学び、道具や資材を準備する段階になったら、同時に作業工程表を作りましょう。庭の土壌改良や植栽デザイン、アプローチをつくる作業は一日ではできません。
庭づくりにかけられる時間を計算しながら、それぞれの工程の順番や優先順位を決めます。
工程表を作ることによって庭づくりをはじめるまえに、自分の庭に必要な道具もわかってくるので工程表はとても便利です。
自分で庭の手入れをしたい人への入門書
庭づくりで注目されるのが主に庭のデザインですが、一度作った庭を維持するのは非常に時間と根気が必要な作業です。庭づくりを始めるまえには、必ず自分がその庭を今後も維持し続けられるのかを考えましょう。
花壇の花は比較的手入れが楽です。花が咲く一年草などは時季が終われば片づけるだけですが、シンボルツリーは継続的な手入れが必要です。100種類の花木庭木の剪定だけでなく病害虫の対処のコツなどが記載されています。
素敵な庭づくりのためのポイント4つ
庭の目的が決まり、作業工程を作ったら庭のデザインを決めましょう。庭づくりは終わりがありません。自分好みの庭をつくるために必要なポイントは4つです。庭づくり初心者であっても4つのポイントを押さえておけば素敵な庭をつくることができます。
ポイント1「玄関までの時間を楽しめるようにする」
玄関周りに庭があるご家庭なら導線としてのアプローチを作ると庭の景色に動きが生まれます。家の玄関に入るまでの空間演出は住宅デザインの分野にも欠かせない重要な要素です。目で楽しめる花や季節の香木などで玄関での一時を工夫してみましょう。
ポイント2「視線の誘導ポイントを意識する」
植えてある植栽が少なくても、魅力的な庭をデザインすることは可能です。ポイントは樹木やプランター、ガーデン雑貨などで庭の中に遠近感や高低差を生み出し視線の誘導をつくることです。
初心者が作る庭は平面になりがちですが、奥行きや高さを意識することで実際の庭の大きさよりも広く見せることが可能です。
ポイント3「シンボルとなる木を植える」
視線の誘導に最適であり、一つあるだけで庭の雰囲気をガラリと変えることができるのがシンボルツリーです。庭の象徴となる樹木はさまざまな選択肢があり、常に緑をたたえる常緑樹や、紅葉を楽しめる落葉樹など庭を象徴するものにしましょう。
ポイント4「外との仕切りを最適なものにする」
庭が道路や隣家に接している場合は仕切りが必要です。フェンスや生垣などが主流ですが。土地の境界はトラブルのもとになりやすいので庭の仕切りをどのようなモノにするかは周囲の環境を確認して決めましょう。
生垣にするなら落葉した葉は定期的に掃除し、フェンスにするのなら設置時に一言隣家へ断りの挨拶をするのもマナーです。
素敵な庭を完成させましょう
お金をかねずに庭づくりをする7つの手順と4つのポイントをご紹介してきました。まだまだご紹介しきれないところもあるのですが、基本的にはこれらのポイントと手順を踏まえて庭づくりをすすめていけば、初心者の方でも庭づくりにチャレンジすることができます。
素敵な庭をつくるために大切なことは焦らないことです。樹木や花は生き物です環境をを整え、庭と語り合いながらアナタだけの素敵な庭を完成させてください。
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初回公開日:2018年09月14日
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