Search

検索したいワードを入力してください

ミニマリストの生活スタイル|リズム・生活費・生活必需品

更新日:2020年08月28日

ミニマリストは無駄を省き必要最低限のものしか持たずに生活する人のことを言いますが、徹底的な極限系の人からシンプルライフで簡素に暮らす人までさまざまです。ミニマリストの生活スタイルや生活必需品、生活費など気になる事柄を紹介します。

ミニマリストの生活スタイル|リズム・生活費・生活必需品

生活していくうえで欠かせないないのはお金、財布は機能的で丈夫なものが選ばれます。そのなかにはキャッシュカードやクレジットカード、保険証や免許証などの身分証明に必要なものが入っています。

もう一つ大事なものがスマホです。時計代わりにもなるし、いろいろな情報が入っている手帳代わりにもなり、緊急時の連絡用にも必要なので失くしたら大変です。

財布とスマホがいつも持ち歩いている必需の貴重品で、アクセサリーや時計などは特に必要なものとは言えないようです。

家具や家電の必需品は?

健康的な生活をするためにはテーブルと椅子が欠かせないでしょう。テーブルが無いと座り生活になってしまって、身体に負担がかかります。食事もテーブルでとりたいものです。テーブルも椅子も折りたたみ式のものがです。家具としては他には特に必需品はありません。

家電の必需品はエアコンと冷蔵庫、パソコンでしょう。冷蔵庫も外食派なら要らないという人もいます。洗濯機は手洗いやコインランドリーをすすめる人が多いようです。電子レンジも意見が分かれるところです。なくてもなんとかなるものは必需品とは言えません。

掃除機や炊飯器、オーディオなども不要の分類でしょう。テレビはその人の考え方次第ですが、持っていないというミニマリストが多いようです。これだけ家電を削減すると電力会社との契約アンペアもワンランク、ツーランク下げることができて、電気料金も格段に安くなるでしょう。

調理器具や生活用品では?

外食派の人には無用な調理器具ですが、最低限の必需品は包丁・フライパン・鍋・ザル・鍋敷き・平皿・カレー皿・ご飯茶わん・カップ・お箸・スプーン・フォークあたりでしょうか。ご飯は鍋、できれば土鍋があればとても美味しく炊くことができます。調理に関連して、調味料・サランラップ・アルミホイル・三角ネットなども必需品でしょう。

生活用品では、ぞうきん・バケツ・ほうき・ちりとり・ゴミ箱・文房具・はさみ・ドライバーセットなどでしょうか。外出時のバッグ類や雨の日の傘なども必需品になりますね。

衣服や靴などは最低限の種類を使い回します。靴は男性だったら革靴・スニーカー・サンダルの3種類が必需品でしょう。

衛生用品や寝具は?

衛生用品としては歯ブラシ・歯磨き粉・石鹸・シャンプー&リンス・洗濯洗剤・ハンガー・タオル・化粧用品などが必需品でしょうか。バスタオルは普通のタオルなどで十分なので不要という人が多いようです。救急用品などではバンドエイドや虫よけ、殺虫剤などがあれば十分でしょう。

寝具はマットレス・敷きパッド・タオルケット・寝袋などで、マットレスは折りたたみであれば邪魔にもならずソファ代わりにすることもできます。敷き布団・掛け布団のセットを朝晩上げおろしする人もいますが、ベッドはスペースの邪魔になるので使う人はあまりいないようです。

生活必需品を選ぶポイントは?

ミニマリストが生活必需品を選ぶときのポイントを紹介しましょう。

1.小型であり、持ち運びができるものを選ぶ:室内での移動も楽せすし、引越しの時も荷物がかさばりません。

2.多機能なものを選ぶ:1つのものでいくつかの機能を持っていれば持ち物が減らせます。

3.気にいったデザインのものを選ぶ:愛着のあるデザインなら大事に使います。長く使って無駄を省きます。

生活のなかで長くお付き合いする生活必需品、ミニマリストでなくても参考にしたいポイントでしょう。

ミニマリストの生活費

ミニマリストの生活費といっても、ミニマリストの人たちのそれぞれの環境などによって様々です。単身者なのか、賃貸の家なのか、ファミリーなのか、などによってその生活費を一概にに比較することはできません。

ただ、ミニマリストは生活費を削減するのが目的ではなくて、身の回りのものを最低限にして身軽に生きることが目的なのです。本来のアメリカ発祥の正統派ミニマリストは裕福な富裕層の人たちでお金に困っている人なんていないのです。最低限のものしか持たないという主義で生活することで、副次的に生活費も節約できるということがクローズアップされているわけです。

とはいえ、どのくらいの生活費なのかということですが、いろいろな統計上でミニマリストというジャンルが確立していないので、平均的な数値とかはでてきません。ネット上では単身者のミニマリストで家賃抜きで生活費が6、7万円という数字が多いようです。

「モノ」以外の節約のしどころは光熱費で、太陽光発電などを活用して電力会社の送電系統を利用しない「オフグリッド」という活動も広がってきています。自然環境にも優しい活動ですが、ミニマリストの活動がそもそもエコそのものなのです。

生活保護を受けるミニマリストもいる?

ミニマリストのなかには生活保護を受給している人もいます。というか、生活保護を受給している人が、その生計を維持するためにミニマリストになっていくというのが正確な表現でしょうか。

本来の正統派ミニマリストはアメリカの裕福な人たちですし、極限系、シンプル系ミニマリストの人たちも一般の人たちとは違うところも多少はあるでしょうが、ほとんどの人は職を持ち何らかの収入を得ています。

生活保護の受給額の計算は複雑なのですが、単身世帯の場合7~8万円+アパート代程度が一般的なようです。ミニマリストの生活スタイルであれば特に問題なく暮らせる受給額でしょう。

ミニマリスト生活のブログや書籍の紹介

ミニマリストの書籍もいろいろ

ミニマリストの名が一般に知られるようになってきたのは、メディアへの露出やネットでの拡散とともに、ミニマリスト自身が著した書籍の影響もあるようです。須藤倫太郎さんや佐々木典士さんなどミニマリストとして有名な人たちの著作からは、生活のヒントや持ち物の選び方、捨て方など参考になる情報がいっぱいです。

単身者だけでなく、難しといわれるファミリーでのミニマリスト生活についての書籍も多く、今後のミニマリスト生活に対しての参考になるでしょう。

のブログは?

ミニマリストのブログは学生や主婦の方などのものが多くありますが、ここでは書籍の出版や雑誌やテレビに登場するなどの活躍をしている有名なミニマリストのブログを紹介しましょう。

次のページ:ミニマリストの課題は?

初回公開日:2017年08月22日

記載されている内容は2017年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related