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ミニマリストの生活スタイル|リズム・生活費・生活必需品

更新日:2020年08月28日

ミニマリストは無駄を省き必要最低限のものしか持たずに生活する人のことを言いますが、徹底的な極限系の人からシンプルライフで簡素に暮らす人までさまざまです。ミニマリストの生活スタイルや生活必需品、生活費など気になる事柄を紹介します。

ミニマリストの生活スタイル|リズム・生活費・生活必需品

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」の著者でミニマリストブームの第一人者、佐々木典士さんのブログです。ミニマリストのことを知りたい人にです。

「無印良品とはじめるミニマリスト生活」の著者、やまぐちせいこさんのブログで、家族4人での暮らしのなかの色々なカテゴリーの思いがつづられています。

「服を減らせば、おしゃれになる」の著者で旦那さんと二人そろってのミニマリスト、おふみさんのブログです。毎日いろいろなボリュームたっぷりの情報が更新されています。

雑誌にコラムの連載もしているしぶさんは21歳、極限系ミニマリストのブログです。若い男性ミニマリストの生活がよく解ります。

ミニマリストの課題は?

ミニマリストの災害対応は?

ミニマリストは必要最低限のものしか持たないということで、忘れやすいものが災害時など非常持ち出し用の備蓄食料や防災グッズです。ファミリーの場合は天災時のヘッジとして防災グッズを必需品のなかに入れていることは多いようです。

最低限の持ち物なので日用品などにしても備蓄はなく、その日一日の買い物とか外食などアウトソーシングに頼っている生活サイクルは、災害などでそのどこかが崩れると全体が崩壊してしまいます。何かあったときのダメージは普通の生活をしている人以上に深刻ではないでしょうか。災害時にどう対応するかは検討すべき一つの課題です。

成功や努力への執着を

ミニマリストは無駄なものを捨てて最低限のものによる生活ができるようになると、達成感や満足感で自分は幸福であるという錯覚に陥ってしまいます。実はそれは自己満足であって、ミニマリストの生活主義とは関係ない人から見れば、それは特別スゴイことではなくて気にも留めないことになるでしょう。

ミニマリストとしての目標を達成したとしても、仕事や社会的な貢献などで成功する、努力する姿勢がなければ単なる「オタク」と同じとみなされかねません。社会人としての成功や貢献への努力のうえでミニマリストを名乗るようになることも一つの課題です。

家族への対応も課題に

単身者でミニマリストを実践するぶんには問題は何もありませんが、結婚や子供など、家庭でのミニマリストのあり方はよく考える必要があります。同じミニマリストの主義であれば、お互いに啓発したりして良い関係になれるでしょうが、そうでない場合、特に子供に対しては特別な配慮が必要でしょう。

子供の世界にはテレビやマンガ、ゲームなどを通じた世界がありますが、家にテレビやゲーム機がないことで友達の輪に入れないというようなことは、子供にとってはつらいことでしょう。子供に限らず、ミニマリストであれば相手の立場などを考え、尊重したうえで対応することが重要でしょう。

ミニマリストの生活を参考に

ミニマリストの生活を実践することはなかなか大変なことです。生活、生き方は個人それぞれの主義で多様であるべきですが、ミニマリストの無駄を省く、「もったいない」にもつながる考え方を取り入れることは一考に値することではないでしょうか。

消費を活発化させようという世の中の動きとは相反するところはありますが、エネルギー消費などによる環境破壊や食品ロスや大量の廃棄物などの問題に対して「ちょっとおかしいのでは」と疑問を投げかけるものなのではないでしょうか。

買い物をする時でも、電気や水道などを使うときでも、「これは本当に必要なものなのか」とミニマリストの目で問い直すことで、新しい生活、生き方がきっと見えてくるものでしょう。ミニマリストの皆さんの頑張りに期待しましょう。

初回公開日:2017年08月22日

記載されている内容は2017年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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