ウォシュレットの利用方法|ボタン別/状況別・携帯版の使い方
更新日:2020年08月28日
ウォシュレットの機能は、生理時・産後・切れ痔の時も役立ちます。
生理の時
生理の時は、ナプキン・経血・体温などの影響で蒸れが起きます。蒸れると皮膚がかぶれたり、悪臭をはっすることもあるため生理を嫌う女性も多いようです。そのような時にはウォシュレットを活用して、生理時の不快感を軽減させてみましょう。
生理時に使用するウォシュレットの機能は、ビデです。排尿目的でトイレに寄るたび、ビデを使用して経血と蒸れによる湿気を取り除きます。ただし、ビデの正しい使い方で使用してください。お風呂場で洗い流すこととは訳が違うため、使用のし過ぎには注意しましょう。
産後
産後は外陰部が損傷しているため、雑菌に感染しやすいと言われています。感染症を引き起こす菌は色々ありますが、常に体に存在している常在菌が原因の感染症もあります。免疫力低下や外傷など外部からの抵抗に弱くなると感染症を引き起こすため、雑菌が増えないようにビデを活用してデリケートゾーンを洗浄すると産後の感染症リスクを軽減できると言われています。間違った使い方は使用感が良くても厳禁なので、正しい使い方でビデを活用してください。
切れ痔の時
ウォシュレットは痔の原因になると言われていますが、それは間違った使い方をした場合です。ウォシュレットは切れ痔の歳、正しい使い方をすることで悪化ではなく改善の傾向を得ることも可能です。
痔は肛門に起きるため、切れ痔に対してはおしり機能を使います。必ず正しい使い方で使用し、ペーパーでゴシゴシとこすらないように気をつけましょう。また、おしり機能時の水温を高にすることで肛門の血流が良くなるので切れ痔の治癒を促進します。
携帯用ウォシュレットもある!その使い方は?
携帯用ウォシュレットは大変便利なアイテムで、ウォシュレットがないところに出かける時・パートナーとの性交渉後・プール後にの洗浄の便利です。携帯用はビデとして使用しても良いですし、おしり機能として使用しても良い仕組みになっています。
使い方と注意点
ノズルが付いていますが、このノズルは膣内や肛門内には入れないので注意してください。水が狙ったところに当たるように付いているノズルなので、役割としては水鉄砲のイメージです。
使用の際は水を容器に入れますが、飲用可能な安全な水でなければいけません。要するに、飲用に適切な処理をされていない井戸水は感染症リスクがあるため使用不可です。
使用しない間(持ち歩く状態)は容器内に水を入れると漏れる可能性があるので、空の状態で持ち歩くようにします。
ウォシュレットを正しく活用しよう!
日本が誇るウォシュレットは、正しい使い方をすることで排泄時の洗浄以外でも使用できます。
雑菌の侵入に弱くなる産後や切れ痔の時には雑菌の排除、生理時には蒸れやかぶれを防ぐ目的で使用もでき、ビデは主に女性用、おしりは排便後に使用するため男女共に使うことができます。排尿後のデリケートゾーン洗浄・生理時の不快感対策・産後の感染症予防にはビデを、排便後の洗浄・切れ痔対策にはおしり機能を使用しましょう。
携帯用ウォシュレットは日常的なウォシュレット利用者にとって、ウォシュレットがないトイレで大活躍するため、1つは持ち歩いていると役立つ時がくることでしょう。
初回公開日:2017年09月21日
記載されている内容は2017年09月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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