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消火器の使用期限と薬剤の期限・消防法で定められている期限

更新日:2020年12月22日

消火器の使用期限や薬剤の期限について紹介しています。消火器は消防法で定められている点検を受ける義務があります。消火器の使用期限が過ぎたものや、本体が劣化しているものは破裂のおそれがあるため危険です。消火器は必ず使用期限を守って使いましょう。

消火器の使用期限と薬剤の期限・消防法で定められている期限

消火器には業務用・家庭用以外にも種類があります。火災の種類に応じて、適応する消火器の種類が規定されています。普通火災は「A火災」、油火災は「B火災」、電気火災は「C火災」と分類し、火災の種類に適合した消火器を用いて消火活動を行っています。

それぞれ消火器の薬剤が違うので、適合しない消火器を使用すると、火災が勢いを増し、火災をより大きくするおそれがありますので注意が必要です。消火器の種類別の期限は別れていません。耐用年数は製造日からおおむね8年です。消火器本体の使用期限を確認して、適切に点検や交換の対応をしましょう。

ハロン消火器とは?

ハロン消火器は消火剤に、ハロン1301やハロン2402を使用しています。オゾン層破壊の原因となるため使用が制限されています。ハロンは、フロンよりも数倍も高いオゾン破壊の性質を持っているため、消火器メーカーはハロン消火器の製造を行っていません。こちらも耐用年数は8年です。今現在は製造が行われていないため、新しい消火器へ交換する際は別の種類の消火器へ交換しましょう。

消火器を正しく使おう

消火器の使用期限についてご紹介しました。消防法で設置が義務づけられている業務用の消火器だけでなく、家庭にも消火器を備えておくことで大きな火災を防ぐことができます。消火器などの防災アイテムは買うことで満足せずに、定期的に点検をしていざというときに期限切れによるトラブルを防ぎましょう。

また、古い消火器の本体の劣化による破損で人身事故も起きています。安全のために備えている消火器でケガをしないよう、定期的に点検・管理をすることが必要です。消火器の使用期限を守り、火災から身を守りましょう。

初回公開日:2018年01月23日

記載されている内容は2018年01月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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