水道管の凍結防止方法・グッズとヒーターの電気代
更新日:2020年08月28日
一戸建てに住んでいる人の場合、いわゆる「元栓」とよばれている水道メーターのメーターボックスが庭先に設置されいているのですが、この屋外にあるメーターボックスの中に、細かく砕いた発泡スチロールを入れた袋を入れておくと元栓が凍結予防ができます。
これ以外にも、発泡スチロールではありませんが、内部に発砲ウレタンという素材を使用した水道管専用の凍結防止カバーがあるので、屋外にむき出しになった水道管に直接凍結予防対策をする必要がある時は、この水道管専用のカバーを使いましょう。
屋外の水道
一戸建てに住んでいる人だと、庭先に水道管を設置して野外でも水道水が使えるようにしてますが、場合によっては水道管がむき出しの状態で設置されています。水道管というのは、むき出しの状態で設置されていると真っ先に凍結して使えなくなってしまいます。
これに凍結予防をするには、先に紹介をした保湿テープを使用する方法も良いのですが、まず屋外にある水道管と言うのは雨風にさらされるので、保湿テープや古タオルを水道管に巻いたら、必ず防水性のあるアルミテープなどでしっかりと覆って、できるだけ雨風にさらされても水が入らないように凍結防止対策をしましょう。
2個セット 屋外用蛇口カバー
しかし、保湿テープで巻いたり古タオルで水道管を保護して凍結防止する方法で野外にある水道管の凍結防止対策が分かっていても、忙しい人にはなかなかできません。特に、巻いた保湿テープなどの防水対策の方法がなんだか難しそうに感じてやってみようと思えない人もいます。
こんな方になのが、このかぶせるだけで水道課の凍結防止をする事ができる、「TeFuAnAn 蛇口カバー」になります。この蛇口カバーは、あらかじめ防水加工がなされていますので、蛇口ごと水道管にかぶせるだけで終わります。野外の水道管の凍結防止対策に困っている時はぜひ使ってみてください。
アパート・マンションの水道管の凍結防止方法
ところで、アパートやマンションに住んでいる人の場合はどのように水道管の凍結予防をすればいいのでしょうか。マンションやアパートに住んでいる場合も、先に紹介した水道管の凍結予防を取る事で水道管の凍結予防ができるのですが、そのままでは使えないのもあるので、一覧で紹介します。
水道管の凍結予防方法 | マンションでの使い方 | アパートでの使い方 |
---|---|---|
保湿テープを水道管に巻く | 廊下にあるパイプシャフトの元栓に付いている水道管に使える。設置方法は水道管に巻くだけ。 | パイプシャフトが有れば元栓の水道管に使える。 |
古タオルを水道管に巻く | 保湿テープの時と同じく、パイプシャフトがあれば使える。 | 雨風にさらされるので、屋内の水道管のみに使える。 |
水道メーターに発泡スチロール | パイプシャフトに発泡スチロールを詰めないので使えない。 | 都外にメーターボックスがあれば使用可能。 |
水道水の出しっ放し | 紹介したそのままの方法で使える | 紹介したそのままの方法で使える。 |
蛇口カバー凍結防止 2枚セット
ところで、ここまで水道管の凍結防止についていろいろ方法や道具などを紹介しましたが、1ヶ所だけどうしても水道水の出しっ放しで水道管の凍結予防対策ができない水道があります。そう、それは洗濯機の蛇口です。
この商品は、そんな家の中でたった1つ凍結予防ができない洗濯機の蛇口に直接乗せて使用する事ができる蛇口カバーになります。本当に寒い時はこれでも太刀打ちできませんが、全くやらないよりも確実に洗濯機の蛇口の凍結防止をします。
一人暮らしの息子の洗濯機が外にあり朝凍るので心配で購入しました。凍結全くしないわけではありませんが装着もしやすく凍結による破損防止に安心です。
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2JWMP4RAZG9... |
水道管の凍結防止にヒーターを使う場合
ところで、今回は日本にいくつかある豪雪地帯の1つとして、長野県で行われている水道管の凍結防止方法を紹介しているのですが、長野県などの豪雪地帯では、うっかり前夜の水道水を出しっぱなしにしておくのを忘れてしまっても水道管の凍結予防をするため、「サーモスタッド」と呼ばれる、水道管を温めておくための熱源が水道管に巻き付けられています。
このサーモスタッドなのですが、使い方はとても簡単で、水道管に直接ヒーターを巻きつけ、保湿テープでぐるぐる巻きにするだけです。たったこれだけなのですが、水道管をヒーターが直接温めるため、しっかりとした水道管の凍結予防対策になります。
水道凍結防止ヒーター 3m
初回公開日:2018年04月02日
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