キッチンコンロの掃除方法｜簡単・症状別/場所別のやり方
更新日：2020年08月28日
コンロの掃除の頻度はどれくらいでしょう。面倒なことですし、なるべくやりたくないですが、コンロやコンロ周りは料理をしたらすぐに掃除をするというのが一番ベストです。コンロの使用直後の温かいうちはさっと拭いて落ちるような汚れでも、時間が経てば経つほど汚れが落ちにくくなるというのもその理由のひとつ。
コンロを使い終わったらキッチンペーパーや布巾などで拭く習慣をつけましょう。五徳や魚焼き器の網などもまだ少し余熱が残っている状態ほど汚れを落としやすく、水だけでも簡単に汚れを落とせます。どの部分の掃除でも使用後粗熱が残っているときは火傷しやすいので、十分気をつけて掃除しましょう。
コンロの天板は材質別で
コンロでプレートや天板などと呼ばれる部分は、材質によっていくつか種類がありますが、代表的なガラストップ、ホーロー、フッ素コートの特徴を紹介します。
ガラス
ガラストップは、現在の主流になりつつある材質です。デザインがよく、強化ガラスでできているので傷もつきにくいのがの理由です。コーティングのはがれの心配もありませんが、あくまでガラスなので重いものを落としたりすると割れる可能性があります。ガラストップの上に乗って換気扇掃除をして割ってしまった事例もあるそうなので、掃除の際も注意が必要です。
ホーロー
ホーローは鋼板にガラス質をコーティングした昔ながらの材質のことです。上記のガラスコートはホーロー素材にさらにガラス質をコーティングして強さと発色性をよくした材質です。いずれもコーティングをしている材質なので、傷をつけたりしてコーティングがはげ、そこがサビの原因になることがありますので、お手入れのときは傷をつけないように注意が必要です。
フッ素
フッ素コートは鋼板にフッ素をコーティングした材質です。フッ素は水や油をはじく性質を持つので汚れがつきにくいのですが、コーティングが弱いので傷ついたり変色しやすい欠点もあります。新しい洗剤や掃除道具でお手入れのときは必ず目立たないところで確認してから行いましょう。
コンロの寿命は？
毎日当たり前使っているコンロですが一体寿命はどれくらいでしょうか。目安としてはガスコンロの寿命は10年～15年といわれています。しかし、頻繁に使った場合は寿命が短くなることもあります。また、普段よく使うコンロだけが壊れてしまうということも。複数口コンロは、壊れたコンロだけ取り換えるということはできませんのでどこかのコンロの調子が一つでも悪くなったら寿命と考えて取り替えましょう。
コンロの掃除はこまめにしよう
台所掃除といえば、換気扇やガスコンロの掃除を思い浮かべる方も多いでしょう。掃除するのには一念発起が必要という方も少なくないのではないでしょうか。
換気扇とコンロの五徳まわり、魚焼きグリルなどが一番汚れがきつく、また掃除の方法によって除去できる汚れが方法を知らないばかりに残ってしまったり、思いの外時間がかかりすぎて途中で断念したなんて話も。
場所別のお手入れ方法が頭に入っていれば落ちない汚れにも焦ることも諦めることもありません。また、コンロは使用後すぐに拭いて軽くでも汚れを拭きとることを習慣にしておけばコンロ掃除もハードルの高いものではなくなります。汚れがたまってしまってからではますます掃除が大変になるので、こまめな掃除を心がけましょう。
初回公開日：2017年10月18日
記載されている内容は2017年10月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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