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2019年01月18日

水筒の洗い方|魔法瓶/簡単/症状別/場所別/メーカー別

水筒の正しい洗い方を知っていますか。洗剤・漂白剤・クエン酸・セスキなどを使用した洗い方やスポンジは柔らかい方が良いこと、ステンレス製の扱いは気を付ける必要性、症状別・部位別・メーカー別で正しい洗い方などを説明しています。

水筒の洗い方|魔法瓶/簡単/症状別/場所別/メーカー別

水筒の洗い方の前に!ちょっと気になること

魔法瓶って何?水筒とは違うの?

魔法瓶と水筒は同じものと思われがちですが、機能性が異なります。水筒はその名の通り水を入れる筒のことで、保温機能がありません。保冷機能のみが付いた製品が多いとされますが、保温機能も保冷機能も付いていない水筒もあります。

洗い方は魔法瓶も水筒も基本的に同じです。ただ、水筒は素材によって洗い方が異なります。魔法瓶は硬質ガラスやメッキなどが使用されていることが多いため「魔法瓶にNGな洗い方」というものがありますが、水筒は「水筒全般にNGな洗い方」があるわけではなく「水筒の素材ごとにNGな洗い方」があります。

熱湯の使用は避けた方が良い?

製品によっては、熱湯の使用がNGです。消毒のために水筒を丸ごと熱湯に当ててしまうと、変形が起きることがあります。変形してしまう部分は樹脂で作られているところで、中栓は樹脂製が多いことから熱湯NGのメーカーが大半です。

本体がステンレス製で保温対応ではない場合、熱い飲料を入れると持つ時にヤケドする可能性があります。また、素材が熱湯に弱いプラスチックの場合も変形することがあります。取扱説明書に煮沸の可否や熱湯を扱う時の注意点が記載されているので、購入した水筒の説明書は捨てずにとっておきましょう。

100均でも洗浄アイテムは揃う?

後ほど説明する水筒の洗い方では、クエン酸・セスキ・漂白剤などが登場します。これら洗浄アイテムは全て100均で揃うため、コストを削減したい時には100均を活用してみるのも良いでしょう。ただ、製品によってはドラッグストアやスーパーの方が安価なこともあります。

柄が付いた水筒用スポンジブラシという商品もありますが、これも100均で入手できます。水筒は筒状で、口が細い場合は底まで洗えないことがあります。水筒用スポンジブラシを使用することで底まで洗うことができますが、水筒の口の細さに合わせて専用スポンジブラシのサイズを選ぶ必要があります。100均は店舗によって取り扱い商品が違うため、場合によっては合うサイズがなかなか見つからないこともあり得ます。

シリコン製や竹製の洗い方は?

水筒と言えばステンレス製ですが、シリコン製も見かけます。また、現代は普及していませんが竹製の水筒も存在します。

シリコンの洗い方は、食器を洗うような洗い方で問題ありません。しかし、漂白剤に使用に関しては製品によって違います。30分など決められた時間内であれば漂白剤に浸け置きできる製品、時間に関係なく漂白剤の使用がNGなど、製品によって使用できるできないが分かれています。

劣化して使えなくなると残念なので、製品に付属している使い方・注意点・洗い方などが記載された紙かシールをとっておくと良いでしょう。

竹製の洗い方は特殊で、洗剤を使用しません。もちろん、漂白剤なども使用できません。水洗いが基本で、とにかくしかりと乾かすことが求められます。竹製は植物で作られているため、湿気や水気の影響でカビが生えやすい素材です。直射日光が当たらない風通しの良い場所でしっかりと乾かしてから、湿気が少ない場所で保管します。

竹製は水洗いしかできないため、ジュースのように糖分が多い飲料や、コーヒーのように色素沈着を起こす飲料を入れることは避けましょう。竹製水筒に入れる飲料は、水のみが好ましいです。

毎日の洗浄や簡単な洗浄方法など!水筒の洗い方について

毎日の洗浄はスポンジ(ブラシ)と洗剤でOK!

水筒は子供も遠足などでたまにしか使用しない場合と、部活などのスポーツをやっていたり会社に持って行くなどの理由で毎日使用する場合があります。どちらにしても基本的な洗い方は同じで、スポンジ(ブラシ)に食器用洗剤を付けて洗います。ステンレス製には中性洗剤が好ましく、市販の製品は中性が多いのですが中には違うタイプもあるので気を付けましょう。

スポンジは柔らかいタイプが良く、荒目のスポンジは傷の原因になるので使用を避けます。特にステンレス製に金属タワシを使用すると金属同士が擦れ合うことになるため、傷が生じやすいとされます。水筒を洗う時専用のスポンジまたはブラシを使用すると、底まで洗うことができる上に傷も付きにくいです。

子どもにも安全で簡単な洗い方はクエン酸とセスキ!酢も使える?

クエン酸とセスキは食用で販売されることも多い物質ですが、その洗浄力にも注目が集まっています。クエン酸はレモンなどの酸味成分で、人体に取り入れた時には破壊(使用)された筋肉の修復をサポートすることで知られています。セスキは正式にはセスキ炭酸ソーダと言い、人体にも存在している成分です。

クエン酸を使用した洗い方ですが、ぬるま湯に小さじ2~3杯のクエン酸を溶かしたら浸け置き可能なパーツを浸けて1時間~2時間ほど放置します。浸け置き後はスポンジで洗い、しっかりと乾かします。

クエン酸は粉末状でスーパーや100均などで販売されていますが、酢でも代用可能です。酢で浸け置きする場合は、酢を10倍に薄めたぬるま湯に30分~1時間または2時間ほど放置した後にスポンジで洗ってしっかりと乾燥させます。

続いて、セスキを使用した洗い方です。クエン酸と同様にぬるま湯を使用します。500ccに対して小さじ1杯を目安にセスキを溶かし、浸け置き可能なパーツを30分ほど放置します。浸け置き後もクエン酸と同様、スポンジで洗ってしっかりと乾燥させます。

セスキと似たものに重曹がありますが、重曹は水に溶けにくい上に研磨力があることから傷を付けないように気を付けたいステンレス製水筒には不向きです。

放置洗浄では酸素系漂白剤を使用!ハイターは?

放置洗浄と言えば漂白剤ですが、漂白剤には塩素系と酸素系が存在します。塩素系の方が強いとされますが、水筒の洗浄では酸素系の使用しか認められていない製品が多いです。中にはいかなる漂白剤も不可な製品もあります。

基本的にステンレス部分には使用不可です。本体表面がステンレス製の場合は表面に漂白剤が付かないように気を付けながら、水で薄めた漂白剤を内部(飲料を入れるところ)に入れて放置しておきます。

注意点としては、発泡作用があるため蓋をしないことが挙げられます。また、倒れないように注意してください。漂白剤は自然環境および人体に有害なので、接触や誤飲の防止目的で浸け置き中を示すシールを貼っておくのも良いでしょう。

ハイターという製品も漂白剤の仲間ですが、塩素系漂白剤なので水筒洗浄に使用することは避けましょう。

臭い!カビ発生!など症状別で効果的な洗い方とは

臭い

臭いに効果的な洗い方はクエン酸(または酢)の浸け置きか、酸素系漂白剤での浸け置きです。漂白剤の方が威力はありますが、エコや安全性を考慮する場合はクエン酸類を使用した浸け置きをオススメします。

カビ

カビに効果的な洗い方は、酸素系漂白剤の浸け置きです。酸素系では効果が薄いから塩素系を使用したというケースもありますが、水筒の劣化リスクを軽減させたい場合は酸素系を使用しましょう。白いポツポツが水筒に見られることもありますが、これもカビです。漂白剤で2時間ほど浸け置きします。

茶渋

茶渋に効果的な洗い方は、セスキ浸け置きと卵の殻シェイクです。セスキ浸け置きはこれまでに説明しましたが、卵の殻シェイクとは少量の水・洗剤(またはクレンザー)・卵の殻を水筒に入れて蓋をしてシェイクするといった洗い方です。茶渋の他、水垢にも効果的です。

赤錆

赤錆に効果的な洗い方は、クエン酸(または酢)を使った浸け置きです。

水筒にはパーツが多い!各部位ごとの洗い方

キャップ(蓋)

漂白剤などで浸け置きします。コップタイプになっているステンレス製の場合は、外側(ステンレス部分)に触れないように気を付けましょう。

中栓

中栓の洗い方は、タッパーなどに水と洗剤を入れてシェイクします。シェイク後は水で洗い流しましょう。

パッキン

パッキンは、漂白剤などで浸け置きします。カビや汚れがひどい場合は買い替えも検討しましょう。

飲み口

中栓に付属していることが多い飲み口は、漂白剤などで浸け置きする洗い方を用います。

ストロー

ストローはプラスティック製が多いため、浸け置きできることがほとんどです。誤って流してしまわないように、ザルに入れて洗うと良いでしょう。

注ぎ口

注ぎ口も飲み口と同様、中栓に付属していることが多いです。洗い方は浸け置きで良いでしょう。

底の洗い方は、2つあります。柄の付いたスポンジ(ブラシ)を使用する方法と、漂白剤などで浸け置きする方法です。柄の付いたスポンジ(ブラシ)は毎日の洗い方、漂白剤での浸け置きは1週間に1度ほどのペースで行うと良いでしょう。

カバー

カバーは洗濯ネットに入れて洗濯することができる製品が多いです。製品によって違うことがあるため、タグを確認しましょう。

紐の洗い方は、カバーと同様のことが多いです。

メーカー別!水筒の洗い方

ラーケン(LAKEN)

1912年のムルシア(スペイン南部にある地域)で誕生したアルミボトルメーカーProductos Deportives社の水筒ブランドで、複数の工程で丸筒型を成型(引出一体型)しているため強度が高いとされます。アウトドア向けの強度と、スペイン文化に基づくデザイン性が魅力的です。ラーケンには

水筒の種類が色々あります。氷も入れやすい広口(33.5mm)のアルミ水筒クラシック、フードコンテナにも使用できる広口(52mm)のトライタン・クラシック、広口(53mm)で保温保冷機能付きのステンレス真空断熱ボトルのクラシック・サーモ、飲みやすさを重視した細口(26mm)でスクリューキャップにカラビナが付いたフツーラ、プレッシャーキャップの細口(9.4mm)アルミ水筒クアドラーダがあります。

いずれも洗い方および管理の仕方は同じです。使用後は必ず食器用洗剤などを付けたスポンジ(ブラシ)で洗浄し、キャップをせずにしっかりと乾かしてから保管します。水気はしっかり取らないとカビやサビの原因になります。また、食器用洗剤やスポンジなどでちゃんと洗わないと蓄積汚れを引き起こします。

ラーケンの洗い方で厳禁とされることは、煮沸・食器用洗浄機の使用・食器用乾燥機の使用です。これらは水筒の樹脂部分を変形させたり、表面のペイントがはがれる原因になります。

キャップやパッキンの状態は使用前後に点検し、異変がみられた時には使用せずに買い換えることが勧められています。キャップなどは部品別で販売されているため、水筒本体に異常が無い場合は部品だけ買い換えましょう。

スタンレー(STANLEY)

スタンレーは、1908年創業のアラジン社が製造販売する水筒ブランドです。アラジン社は元々灯油マントルランプを取り扱っていましたが、1930年~40年代に魔法陣市場に順調な進出を遂げます。そして1965年、ウィリアム・スタンレーがステンレススチールの魔法瓶スタンレーを開発しました。無駄のないシンプルな構造およびデザイン性と丈夫さから、軍隊でも用いられています。

スタンレーの製品は、全て保温保冷機能付きの魔法瓶です。通常の魔法瓶は本体側面にハンドル(持ち手)が付いており、注ぎ口が氷も入るほど広くなっています。ワンハンドルバキュームマグはワンタッチ開閉式の真空断熱マグで、持ち運びの際に便利です。トラベルプレスは真空断熱マグに加えて、コーヒーを淹れるフレンチプレスが付いています。

飲料用の他、シチューやスープなどを入れて持ち歩けるフードジャーもあります。大きめの具材入りでも入るように広口で、丈夫でこぼれにくく無駄のないデザインから軍隊やアウトドア向けとして人気があります。

スタンレーの洗い方ですが、いずれの製品も使用後は必ず食器用洗剤とスポンジ(ブラシ)でしっかりと洗浄します。洗浄後は乾かして、水気が完全に取れたら保管します。食器用洗浄機は使用不可です。使用上の注意で90度以上の飲食物は入れてはいけないとされているため、煮沸も避けましょう。

タイガー(TIGER)

タイガーは1923年創業の日本メーカー、タイガー魔法瓶株式会社の水筒ブランドです。電子ジャーや電気ポットなども製造販売しているタイガー魔法瓶株式会社ですが、日本国内で暮らす日本人に親しみやすい水筒ブランドとしても人気があります。

タイガーの水筒製品は、会社名にもあるように保温保冷機能付きの魔法瓶が基本です。種類はマグタイプ、飲み口と注ぎ口で付け替えができる2WAYタイプ、キャップがコップになるタイプ、保冷機能のみのダイレクト(口を付けて飲む)タイプがあります。

マグタイプはワンタッチオープナー式の広口で、ステンレス製であることがデザインから見て取れます。ダイレクトタイプもワンタッチオープナー式ですが、手が入るほどの広口で底まで洗いやすいことが特徴です。2WAYタイプは子ども向けで、名前を記せるネームスペースが設けられています。

洗い方はラーケンやスタンレーと同様、スポンジ(ブラシ)に食器用洗剤を付けて洗います。そして、水気をしっかり取ってから保管します。食器用洗浄機または乾燥機については中栓など樹脂で作られている部分は洗浄機や乾燥機にかけると変形する可能性があるため、使用不可とされています。

象印(ZOJIRUSHI)

タイガーと同様、日本メーカーである象印マホービン株式会社も水筒を製造販売しています。象印マホービン株式会社は1918年創業の市川兄弟商会から始まり、1946年から魔法瓶の製造販売を開始します。1961年に改名して今の会社名となり、1963年になると食卓用魔法瓶ポットが登場します。1980年に電気ポットを発売し、翌年にステンレス製魔法瓶が販売されました。

長い歴史のある象印は、日本人にとって親しみ深いメーカーです。ポット型の魔法瓶も多く取り扱われていますが、水筒型も種類が色々あります。マグタイプは保温保冷機能付きの魔法瓶仕様、冷温機能のみのクールタイプ、コップ付きやワンタッチオープン機能搭載など、ニーズに合わせて選ぶことができるようになっています。

水筒の洗い方は、スポンジに洗剤を付けて洗うという基本的な洗い方で問題ありません。注意点としては、栓セットを洗う時は洗い残し防止のためにパッキンを外す・煮沸NG・食器用洗浄機や乾燥機は使用不可・浸け置き不可・粗い(硬い)素材で洗わない・磨き粉などを使わない・本体外側に漂白剤は使用しないなどがあります。詳しくは製品の取扱説明書に記載されているため、洗浄前に確認しましょう。

間違いなく簡単に洗いたい時は、象印が販売しているステンレスボトル用洗浄剤ピカボトルの活用をオススメします。ぬるま湯にピカボトル洗浄剤を入れて浸けるだけで汚れが落ちるという品物なので、象印でなくてもステンレス製の水筒を使用している方には重宝する洗浄アイテムです。

スケーター(SKATER)

スケーターはプラスチック家庭用品やファンシー雑貨の企画販売を行う会社で、取り扱われている水筒はキャラクターデザインのものがほとんどです。子ども向けなので飲み口タイプやストロータイプが多く、直接口を付ける部分に洗い残しがないよう気をつける必要があります。

洗い方は、これまでと同様です。スポンジ(ブラシ)に食器用洗剤を付けて洗い、しっかりと乾燥させてから保管します。食器用洗浄機や乾燥機の使用はできません。本体外側にキャラクターデザインが施されている場合、漂白剤に浸けるとはがれる可能性があります。子どもさんが好きなキャラがはがれてしまうとショックが大きいため、漂白剤や荒目のスポンジなどは避けましょう。詳しい洗い方は、取扱説明書に記載されています。

スウェル(SWELL)

スウェルはエコ理念から2010年に発足したメーカーで、ペットボトルの消費を抑えるための水筒を製造販売しています。そのデザイン性は他のメーカーと全く異なり、一見して水筒ではなくオシャレなペットボトルに見えます。カラーバリエーションが豊富で、木目模様タイプもあります。また、一般的な水筒の接合部分がないことから形状としてはとてもシンプルです。

デザインは比較的に個性的ですが、メーカーの理念からエコを志す方にも注目されています。しかし、洗い方には難点があります。口が4センチほどと細いため、底までしっかり洗うことには苦戦が強いられます。対策としては細口水筒専用のブラシを使用するか、象印が販売するような浸け置きで綺麗になる洗浄剤を使用すると良いでしょう。

サーモス(THERMOS)

1980年設立のサーモスには、スポーツタイプ・ジャグタイプ・マグタイプの水筒があります。マグタイプのみ保温保冷機能付きで、スポーツタイプとジャグタイプは保冷のみに対応しています。形状別のタイプでは、ストロー付き・ベビー用・コップタイプ・2WAYタイプがあります。

洗い方は、基本的な洗い方で問題ありません。スポンジ(ブラシ)に洗剤を付けて洗い、水気がしっかり取れるまで乾燥させます。煮沸・食器用洗浄機・食器用乾燥機は不可、荒目のスポンジや水筒非専用の硬いブラシなどでの洗浄は避けましょう。本体外側に漂白剤は使用できません。詳しい洗い方は、取扱説明書に記載されています。

モンベル(MONT-BELL)

モンベルは、1975年に3人の日本人によって設立されたアウトドア用品メーカーです。軽量コンパクトで保温保冷機能付きのサーモボトル、持ちやすく洗いやすいクリアボトル、ストロータイプのエディボトル、片手で開閉できるフォージなどがあります。

洗い方は基本の洗い方で問題ありませんが、洗いやすさはタイプ(水筒の形状)によって異なります。詳しい洗い方は取扱説明書に記載されているため、洗い方を間違えないようにちゃんとチェックしてから洗浄しましょう。取扱説明書は万が一捨ててしまっても、モンベルのサイトでダウンロードできます。

水筒は正しく洗おう!

水筒は何気なく洗っている方も多いようですが、正しい洗い方が存在していました。ステンレス製に漂白剤は使用できないこと、傷が付かないように洗い方とスポンジなどの素材に気を付けることなど注意点もありました。水筒は、正しい洗い方・注意点・症状別で効果的な洗い方に沿って洗うことで正しく綺麗にすることができるでしょう。

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