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エアコンフィルターの汚れの種類・エアコンフィルターの掃除方法

更新日:2020年08月28日

エアコンのフィルター掃除はしていますか。エアコンは1年中快適に過ごすためには欠かせません。定期的なフィルターの掃除をしてキレイなエアコンを保ち続けたいでしょう。今回は、エアコンフィルターの掃除やその汚れの種類、簡単にできる掃除方法についてご紹介します。

エアコンフィルターの汚れの種類・エアコンフィルターの掃除方法

電気代が約5%も無駄になる

エアコンをつけっぱなしにするということは、エアコンは動き続けているということですので、フィルターはすぐにほこりでいっぱいになります。いくらエアコンのつけっぱなしが電気代節約に繋がるといっても、フィルターがほこりで目詰まりしていたらあまり意味がないでしょう。

フィルターを掃除せずに使用し続けた場合、こまめに掃除した場合と比べて冷房運転の場合約4%、暖房運転の場合約6%の電気代を無駄にしているというデータもあります。1年以上もフィルター掃除をしていなかったという場合は、通常運転の約1.5倍の電力を消費しているというデータもあります。

これは仮に電気代が10,000円かかっていた場合、プラス5,000円も余計に上乗せされているということになり非常にもったいないです。エアコンの負荷を解消し、電気代を節約するためにも定期的なフィルターの掃除は必須項目であるといえるでしょう。

エアコンの性能UP、空気もクリーンに

エアコンフィルターの掃除をきちんとしておくと、新品のエアコンと同じくらいの働きを維持できるようになります。エアコンには様々な部品がついているのですが、エアコンフィルターの掃除をすることは、他の部品の掃除よりもその効果が抜群に表せるのです。

フィルターを汚れたままにしてずっと使い続けていると、吹き出し口から出てくる風の風量が弱くなったり、室内を冷やしたり温めたりする能力の低下など、エアコンが本来行う動きを邪魔しているということです。

また、エアコンフィルターが汚れているということは、ほこりやカビ菌がたくさん付着しているということですので、そのままエアコンを動かしてしまうとフィルターに付着しているほこりやカビ菌が空気と混ざってエアコンから出てきてしまいます。

その汚れた空気を室内に循環させるということは、室内の空気をほこりやカビ菌入りの空気で充満させてしまうということに違いありません。室内の汚い空気の中で生活をしてその空気を吸い込んでしまうと、咳が出たり体調が悪くなったりしてきます。

エアコンフィルターの掃除を業者に依頼する必要性

エアコンフィルターの掃除は業者(プロ)に依頼することができます。ですが、エアコンフィルターの掃除のみであれば、自分で簡単に掃除することができるので、自分で掃除をしてエアコンの効きがよくなったり、ニオイがしなくなったというのであれば、まず業者に掃除を依頼する必要はないと考えましょう。

しかし、自分でエアコンフィルターの掃除をしても、フィルターの汚れやエアコンから出てくる風のニオイが改善しない場合には、業者にエアコンフィルターの掃除を依頼する必要があるでしょう。

業者に依頼する場合の費用

業者にエアコンフィルターの掃除を依頼するとなると、その費用の相場はだいたい3,000円~5,000円くらいとなっています。これくらいのお値段であれば気軽に利用できるでしょう。

また、業者はエアコンフィルターの掃除だけでなく、自分では普段できないエアコン内の細かい部品まで丁寧かつピカピカに掃除・クリーニングをしてくれます。エアコンをまるごと業者に掃除をお願いするとなると、その費用は15,000円~20,000円と少し高額になりますが、3~5年に1度はクリーニングを依頼してやってもらうことも考えてみましょう。

やはり業者はその道のプロですから、エアコンのクリーニングをやってもらう前と後では、エアコンの外観、内部の至るところまでピカピカになりますので格段にその違いを実感することができます。

エアコンは自分でフィルター掃除してくれる!

定期的なエアコンフィルターの掃除の重要性をお分かりいただけたと思いますが、最近販売されているエアコンの多くには、エアコンが自分自身で自動でフィルターの掃除をしてくれる機能=自動掃除機能が備わっているものまります。この自動掃除機能とは一体どのようなものなのでしょうか。

エアコンの自動掃除機能の仕組み

エアコンの自動掃除機能とは、その名の通りエアコンが自ら自動でフィルターについたほこりを掃除してキレイにしてくれる機能のことです。エアコンに自動掃除させるためには、リモコンについているお掃除ボタンや設定をしないといけません。

しかし、自動掃除してくれるようにあらかじめ設定しておくと、エアコンはフィルターについているほこりをブラシで擦り取ってくれる仕組みとなっています。

フィルターから擦り取られたほこりは、エアコンから取り外すことのできるダストボックスへ溜まる仕組みになっています。ダストボックスにほこりが溜まると、お知らせしてくれるようになっているエアコンでは、ダストボックスからほこりを捨てる作業を自分でする必要があります。

メーカーによっては、このダストボックスが取り外し不要で掃除機で吸い取るタイプの機種もあります。また、ダストボックスのほこりもエアコンが自動でしてくれるタイプのエアコンもあります。この自動掃除機能だけでもさまざまな種類がありますので、もし次にエアコンを購入される場合は、メーカー別に比較してみるのも良いでしょう。

自動掃除機能のメリット

エアコンが自動掃除機能付きであることの一番のメリットは、やはりエアコンフィルターの掃除回数頻度が少なくて良いことではないでしょうか。エアコンはよく使うが忙しくてこまめに掃除ができない方や、掃除するのが面倒だという方には非常に便利な機能だといえます。

自動掃除機能があればお手入れは不要?

エアコンに自動掃除機能がついていたら、自分でお手入れする必要はないのでしょうか。答えは「NO」です。フィルターの自動掃除機能はフィルターのほこりを取ることがメインですから、お手入れしなくてもいいやと間違った判断をしてしまい、油断していたらエアコンにカビが発生してしまっていたということもあります。

フィルターの自動掃除機能では、カビ菌まで掃除することができませんので気が付いた時に、エアコンカバーを開けてフィルターの汚れ具合をチェックするようにしましょう。

フィルターの掃除をして快適なお部屋作りをしましょう!

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初回公開日:2017年09月19日

記載されている内容は2017年09月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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