靴の臭い取りと対策|洗う/10円玉/アルコール・役立つ商品
更新日:2020年08月28日
臭いの観点からは、靴下選びも大切です。ナイロン製の靴下は汗を吸収しないので、雑菌が繁殖しやすい状態を作り出してしまいます。これに対して有効なのが、5本指ソックス。汗がたまりやすいのは指の間なのですが、5本指ソックスは、指を1本ずつ包み込んで汗を吸収してくれます。できれば、汗を吸収してくれるコットン素材のものが適当です。
臭いが取れない靴下はまだ雑菌が取りきれていませんから、そのままはくと、再度臭いのスパイラルを繰りかえすことになります。事前に、重曹水や40~60度位のお湯に30分ほどつけておくだけで殺菌になります。重曹水は洗面器に張ったお湯の中に大さじ2~3杯の重曹を入れて混ぜるだけです。ここに靴下を投入しましょう。後は普通に洗濯するだけです。
足の爪の中を洗うのも大切!
足は、多くの人はそれなりに洗っているでしょう。けれど、洗いきれていない部分があるのです。それは爪とか爪の間です。爪はアカがたまりやすく、それは雑菌のえさになります。このアカを取り除かないと、いくら洗っても臭いが取れないということもあるのです。
とはいえ、爪の中までは指では洗えないですね。歯ブラシの毛先などを使えば、爪の中まで洗うことが可能です。足の爪もまめに切っておくことは、臭い対策において大切なことです。爪の間は歯ブラシなどできちっと洗い、伸びてきたらしっかり切っておくという管理をしっかり生活のなかに取り込んでしまうといいでしょう。
通気性の悪いスリッパや靴下は避ける!
足のためには、実際には裸足でいることがベストなくらいです。その方が足が蒸れないので雑菌は繁殖しません。しかし、極寒に裸足は無理でしょうし、またビジネスにはソックスははかないと仕方ありません。このため、せめて通気性の低い靴を避けて、ナイロンのなどの靴下は止めて、通気性のいい素材を選ぶなり5本指ソックスにするなど工夫しましょう。
靴の臭いは雑菌の繁殖を防ぐことが一番!
靴の臭いの元は雑菌で、雑菌が繁殖することであの独特の臭いが生まれますが、基本の対応策は乾燥、消臭、殺菌です。
♦乾燥のためには陰干し、新聞紙、乾燥剤
♦消臭のためには重曹、レモン、コーヒーカス、わさび
♦殺菌のためには十円玉、ミョウバン、洗うなど。
他に市販の靴用消臭スプレーや魔法の粉などいろいろ出回っています。
日々の予防策をも直そう!
靴の臭いを悪化させない事前の方法も、紹介しました。靴はローテーションしてはくこと、サイズや素材がフィットしたものを選ぶこと。下駄箱の換気、靴下はナイロンなど蒸れるものは止めて5本指ソックスを選ぶことです。
足も爪を切ったり、爪の間を歯ブラシなどで洗うことなどが大切です。日々の暮らし方が、頑固な靴の臭いの予防になります。試してみてください。
初回公開日:2017年09月22日
記載されている内容は2017年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。