エアコンのパテの剥がし方・埋め方・付け方|100均/劣化
更新日:2020年02月25日
エアコンは生活する上でなくてはならないのが電化製品です。最近では温暖化が進んだせいもあり、エアコンがなくてはお部屋の中にいることができません。ですが、エアコンは頻繁に使用することもあり、故障や不具合が起きやすい家電のひとつです。
エアコン本体や室外機の故障に限らず、配管部分に隙間ができてしまった場合には、お部屋の中の温度を適度な気温に保つことができません。そのため、エアコンの配管に隙間ができてしまった場合、パテを使って隙間を埋めるのであれば、配管専用のパテを利用しましょう。
パテの選び方
エアコンの配管専用のパテは、ホームセンターに行けば購入することが可能です。また、インターネットでも取り扱いがありますので、どういったものを使えば良いのかご存じの方は、インターネットを利用すれば格安で購入することもできます。
ですが、どういったタイプのパテを使ったらよいのかが分からない場合には、ホームセンターへ行き、ホームセンターの店員の方にパテの種類や使い方、選び方について聞いてみましょう。
エアコン用パテのカラーバリエーション
エアコンの配管用のパテには、白い色のものやグレー、アイボリーなど、種類やカラーバリエーションも豊富にあります。隙間を塞いだときに外壁との色が不自然にならないよう、エアコンの配管の色や壁の色にあったパテを選びましょう。
また、パテを購入する際には作業中に必要になるゴム手袋など、必要なものを一緒に購入しておくと良いでしょう。
後からになって足りないことに気が付くともう一度買い物に出向かなければならなかったり、インターネット通販で購入したとしても、自宅に届くまでに時間がかかってしまいます。
エアコンのパテの埋め方
エアコンの配管に隙間ができてしまった場合には、ホームセンターへ行き「エアコン用パテ」と記載のある商品を購入して下さい。エアコンの配管にできた隙間を埋めるためにパテを使用する場合には、その隙間の大きさにもよりますが、通常200g程度の量があれば十分です。
また、エアコン用のパテには、「全天候用」と書かれてあるものがありますので、そちらを購入して下さい。エアコンの配管にパテを塗りこめるためには、その前に取り付けたパテを取り外しておくことと、ほこりやごみをきれいに掃除した後で新しいものをつけてください。
パテをこねる
パテ袋から取り出したら、粘土状になっているパテを適度にちぎり、それを手で温めて柔らかくするためによくこねてください。次に配管の隙間に合わせて柔らかくなったパテ棒状にのばしますが、パテの太さはおよそ指2本くらいの太さを目安としてください。
仕上げ
パテを適度な大きさにちぎり棒状に伸ばしたら、次はエアコンの配管部分にパテを塗りこめていきます。まずパテを穴に沿って取り付けたら、指を使って隙間を埋めるように広げていきましょう。
配管の周りの隙間が埋まってきたら、目で見て確認しながら直接手で触ってみて、隙間部分がしっかりと埋められているかどうかを丁寧に確認してください。これで作業はすべて完了となります。
エアコン用のパテが固まるまでの時間
エアコンの配管に取り付けるパテは、そのメーカーや製品、材質によって多少異なります。隙間に取り付けたパテは、二日から三日もすれば手に付くこともなく、しっかりと乾燥します。パテを乾燥させるためにラップで覆う必要はありません。
パテは取り付けた後も少しずつ固まっていきますので、数カ月程度経過してしまうとはがすのは難しくなる程度に固まります。パテは時間が経過するほど硬くなりますが、ゴム状になるだけでコンクリートのように完全に硬くなってしまうことはありません。
パテを使う際の注意
パテは、特別知識が必要になる道具ではありません。ですが、パテを塗り込めるにはコツが必要になります。また、その取り扱いにも注意が必要です。パテを使うにあたっては、パテを練り込める部分は、前もってきれいに掃除をしておきましょう。
例えば、ほこりが付いた場所にセロハンテープを付けてもすぐに剥がれ落ちてしまうように、パテも汚れた場所に取り付けてしまうと剥がれ落ちやすくなってしまいます。
また、パテを塗り込める場合には、手早く行う必要があります。特に暑い時期にパテを塗り込める場合には、パテが気温で早く乾いてしまい、「乾きむら」ができてしまいますので注意しましょう。
素人がやり直すのは難しい
パテは一度乾き切ってしまうと、やり直すには素人では難しいです。パテは誰にでも簡単に取り扱うことができるため、わざわざ業者にお願いする必要がありません。
説明書にも使い方について分かりやすく説明書きが記載されているため、ご自分で修繕するという方も少なくありません。ですが、パテを練り込めるのに失敗してしまい、隙間ができてしまった場合には、修繕する前より隙間広くなってしまうことがあります。隙間を広げてしまったために雨風がお部屋の中にまで入ってきてしまう場合があります。
自分で作業する際の危険性
初回公開日:2018年05月01日
記載されている内容は2018年05月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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