エアコンのパテの剥がし方・埋め方・付け方|100均/劣化
更新日:2020年02月25日
エアコンのパテのはがし方交換方法
まだ新しいエアコンの場合でも、外から空気が入ってくるようであれば、配管を通す穴に隙間ができている場合が考えられます。
また、エアコンを動かした時に隙間風が通るような音がすることがある場合にも、その可能性が高いです。その場合には、配管を通す穴を確認し、パテを使って隙間を埋めましょう。
パテの使い方には注意が必要ですので、今回はエアコンの隙間を埋めるための、パテの使い方についてご紹介しましょう。
パテとは
パテにはいろいろな種類のものがあります。パテにはどういった場合に使用するのかというと、例えば壁にひびが入った場合や穴が開いてしまったときに、その欠損部分にパテを塗り込めることにより、修復する役割を果たします。
パテはほとんどのものが柔らかい粘土状になっているため、必要な分だけ切り取ったり、手でこねた後、修復が必要な場所の形や大きさに合わせて自由に形を変えられます。
また、時間が経つと硬くなるため、道具を使って磨き上げると、より滑らかに美しく仕上げることができます。また、欠損箇所の修復のほか、接着剤の代わりとして用いられる場合もあります。
合成樹脂でできたパテ
合成樹脂でできたパテにはいろいろな種類があり、作業がしやすく形に合わせて滑らかに磨き上げることもできますので、エアコンの配管にできた隙間を埋める目的のほかにも、外壁の修理に用いることもあります。この合成樹脂でできたパテは、耐水性や体質性、アルカリ性のものに対しては若干弱いという欠点があります。
石膏でできたパテ
石膏でできたパテは、下塗り用として用いられます。粒子が粗く水と混ぜ合わせることにより、家宅固まります。石膏でできたパテは、水と混ぜ合せてから調整するまでの時間が細かく設定されていますので、石膏でできたパテを使う場合には、説明書をよく読み時間についての確認が必要です。
炭酸カルシウムのパテ
炭酸カルシウムのパテは乾燥させると固くなるといった特徴を持っています。ですが、接着剤をつけたりすると、その水分で柔らかくなってしまったり、強度が低下してしまいますので、加工がされているものも多くあります。
エポキシパテ
エポキシパテはなっているパテことを言います。エポキシ樹脂とプレポリマーの二つのものを混ぜ合わせることにより、固く固めることができます。これは、もともと粘土状に柔らかくなっているため、修繕が必要な個所に合わせて自由に形を変えることができます。いろいろな箇所に使用されることの多いパテです。
瞬間接着パテ
これは、粉と専用の液を混ぜ合せて使うだけです。瞬間接着剤と同じ特徴をもっていて、接着剤の代わりとして使われることの多いパテになります。パテの固さは粉を混ぜる割合により自由に変えることができるというのも、このパテの特徴の一つです。
劣化した場合
一度取り付けたパテは、年月が経ち劣化が進むと、はがれ落ちてきてしまいます。そうすると知らず知らずのうちに隙間ができてしまい、大雨の時や台風の時になど、お部屋の中に雨風が入ってしまいます。
そのため、パテを塗りこめてあったとしても、パテが劣化した状態のままそのまま放置していることで配管を傷めたり、エアコンの故障の原因となってしまう場合もありますので、定期的に交換が必要です。
エアコンのパテの使い方
エアコンの配管にパテを使用する場合には、まず先にきれいに手を洗っておきましょう。手が汚れている状態でパテを触ってしまうと、パテに手の汚れや手垢が付いてしまい、塗り込めた後が汚く見えてしまうことがあるので注意しておきましょう。
パテを袋から取り出すと、粘度と同じように四角い状態で袋に収められていますので、必要になる分だけ切り取って使います。
エアコンの配管用のパテ
初回公開日:2018年05月01日
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