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虫干しをする意味・着物・本の虫干しのやり方・季節|ハンガー

更新日:2020年08月28日

久しぶりに開いた本の中に、ダニのような小さな虫を見付けた経験や、タンスにしまっていたウールのセーターやカシミヤの服が虫食いによって穴が空いていた経験はありませんか?本や洋服に付く虫の正体と、効果的な虫干しの方法や虫干しに適した時季、時間帯を紹介します。

虫干しをする意味・着物・本の虫干しのやり方・季節|ハンガー

コールタールの蒸留によって作られた成分です。速効性はありませんが、効果は緩やかで長続きします。強い臭いがあります。

金箔や金属と反応することがないので、人形用の防虫剤として最も適したものだと言えます。

他の種類の防虫剤を一緒に使用しない

防虫剤を使用する時に注意することは、最初に紹介した臭いの無いピレスロイド系(エムペントリン製剤)以外の物は「違う成分同士混合しない」と言うことです。

2成分以上を混合して使用すると、ガスが発生して収納した衣服や人形に油性のシミを作ってしまうことがあります。

また、同時に2成分以上の防虫剤を使用しなくても、前に使用していた防虫剤の成分が収納した物に残っていると同じようにガスが発生してしまうことがありますので、同じ成分の物を使い続けることをします。

大切なものほど手を掛けて

お気に入りの大切な服や本が虫に食われたり、カビが生えてしまったらショックは大きいでしょう。しかし洋服や本の虫干しは手間がかかり、少し面倒だと感じてしまうのが正直なところではないでしょうか。

虫干しは先人の知恵です。先人の知恵に学び、大切なものほど手を掛け長く使い続けてみてはいかがでしょうか。一段と愛着が湧くことでしょう。

初回公開日:2018年03月10日

記載されている内容は2018年03月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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