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ゴキブリ対策にハッカ油は効くの?使い方・作り方

更新日:2020年08月28日

ハッカ油でゴキブリ予防ができるのか?ハッカ油とゴキブリとの上手な利用方法とハッカ油スプレーやトラップの作り方、またゴキブリの侵入経路、原因や種類ハッカ油で予防しつつも見かけたときの対処法などゴキブリの情報もお伝えしたいとおもいます

ゴキブリ対策にハッカ油は効くの?使い方・作り方

ゴキブリが避ける嫌いな匂い

ゴキブリが嫌う匂いとしてあげられるのが、ミント系、ローズマリー、グローブ、ラベンダー、柑橘類の香り、ハッカ、メントール系の香り、レモングラス、スパイス類 など、甘い香りのものを除くハーブ系の香りを嫌う傾向にあります。

効果が無い場合

これまでにハッカ油のゴキブリ対策を試してみたことがあるけれど、思った以上に効果を実感しなかった方も多いことでしょう。ハッカ油でスプレーを作っても、時間が経つと効果が薄まってしまう傾向があります。ハッカ油スプレーを作って、使い切る目安は、1週間から10日にしてください。

また、ハッカ油は時間が経つと成分が保存容器から抜け出してしまう性質があります。そのため、こまめに作って早めに使い切るといった方法をお勧めします。またハッカ油には殺虫性の効果はありません。

あくまでゴキブリが嫌う香りであるということで、頻繁にスプレーしてハッカ油の香りを漂わせることにより、ゴキブリを寄せ付けないようにするという使い方があります。

ゴキブリ対策はどのタイミングで行うのが効果的か

ゴキブリは10~5度以下に気温が低下すると死んでしまいます。また、7度以下になると、ゴキブリは成長する事ができなくなってしまい数日から数ヶ月ぐらいで死亡してしまいます。ゴキブリは乾燥に弱く、湿度がないと生きていけません。冬場にあまりゴキブリを見かけないのはこのためです。

ゴキブリの活動が活発となる気温は、20度を超えた時からです。そのため、20度を超える前の春先くらいから、ゴキブリ対策を行うことをお勧めします。気温が25度を超えたら、ゴキブリが大量発生してしまいます。

ゴキブリは湿気を好み、風通しが悪いじめじめした暗い場所を好みます。また、ほこりや残飯などいろいろなものを食べ、1か月ぐらいは水だけで生きることができます。

最初は、ゴキブリを見つけた初期の段階よりゴキブリ駆除を始めることをします。シンクの下や水回りに小さく転々とした黒い物体が見られないか確認してみましょう。この黒い点々はゴキブリの糞です。もし、この黒い点々を見つけた場合、ゴキブリはゴキブリの糞も食べますので、綺麗に拭き取って掃除し、ハッカ油スプレーをかけて予防しましょう。

また、ゴキブリの性質として暖かく湿気が多く、暗くて掃除の行き届かない狭いところに逃げ込む性質があるため、掃除がしづらい、ガスコンロの下や食器棚のすき間、冷蔵庫の隙間やシンクの下の隅っこの方などに逃げ込んでいく可能性があります。そのため、このような場所もしっかり掃除したり、ゴキブリ対策としてハッカ油を吹き付けるなどの予防をするようにしましょう。

ハッカ油のゴキブリ対策での使い方

ハッカ油のゴキブリ対策での使用方法としては以下の章でも詳しい作り方を紹介しますが、ハッカ油スプレーとして使用したり、ハッカ油トラップと合わせて使用したりするなどゴキブリ対策で効果的に用いることができます。

ハッカ油スプレーやハッカ油トラップをゴキブリをよく見かける台所の引き出しやシンクの下、エアコン周り、湿気のこもりやすい下駄箱の中や配管が外部と繋がっているトイレ、冷蔵の後ろ、食器棚のすき間などにスプレーすることで有効なゴキブリ対策を行うことができます。

ゴキブリの駆除方法

ゴキブリ対策の方法として、駆除業者にお願いする方法もあります。たくさんゴキブリを見かけるようになり、駆除が大変だというご家庭では、ゴキブリ駆除の業者を利用することを検討してみても良いかとおもいます。

ゴキブリ駆除の業者は、薬剤を散布することでゴキブリを駆除します。業者が取り扱っている薬剤は効果が高いものを使用しているため、ゴキブリは瞬く間に死んでしまいます。

他に、ゴキブリ駆除業者に依頼するメリットとしては素人では、あまり手が行き届かないような場所であっても業者だと対応してくれるといった便利な点と殺虫効果の高い薬剤を散布してくれるという点が、最大のメリットです。

そんな頼りになる業者の駆除サービスではありますが、民家でよく見かけられるチャバネゴキブリの場合は、置き型のゴキブリ用殺虫剤の方が効き目があるため、ゴキブリホイホイを設置して、ゴキブリが本当にいなくなったかどうかを確認し、それでも残っていたら業者に依頼することをお勧めします。

業者を利用する場合、ゴキブリの巣ができた場所やとおり道の順路を業者の方に教わっておくことをお勧めします。そして、教わった場所にコンバットを配置したりハッカ油スプレーを吹き掛けて予防してみてください。

ゴキブリ対策のハッカ油の使い方

ここからは、ゴキブリ対策に有効なハッカ油の作り方について紹介していきたいとおもいます。

まず、エタノールをスプレーボトルに入れてハッカ油を20滴混ぜます。次に、ハッカ油に精製水(90ml)を加えてふります。作る際のポイントとして、先にハッカ油と無水エタノールを混ぜ合わせておくことで、より油が混ざり合うようになりますので、参考にしてみてください。

これでハッカ油スプレーは完成です。ハッカ油スプレーをゴキブリの出そうなキッチンのシンクの下や台所の引き出し、食器棚や冷蔵庫の隙間、玄関付近やベランダの網戸、ベランダ周り、エアコンのフィルターや勝手口など、ゴキブリの侵入経路となり得る場所に前もって吹き掛けてみましょう。

また、このハッカ油スプレーはとても優れものであり、ゴキブリ対策だけではなく、虫除けスプレーとしても利用でき、掃除やトイレの臭い消しの代わりとしても使うことができますので、覚えておきましょう。

ハッカ油の使い方

まず、小皿にハッカ油を少量入れます。そして、ゴキブリの通路とみられるとおり道付近にハッカ油を置いておきます。ハッカ油の香りが薄らいできたら、ハッカ油のゴキブリ防止効果も薄くなるので、ハッカ油を取り替えることをお勧めします。

次のページ:ゴキブリ対策でハッカ油はどれくらい持続するのか

初回公開日:2017年10月20日

記載されている内容は2017年10月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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