ガスコンロの火がつかない時の対処方法・片方だけつかない原因
更新日:2020年08月28日
ガスコンロの火は通常青色をしています。もしもガスコンロの火が赤色やオレンジ色になっている場合にはなんらかの不調が考えられます。この不調は自分で治せるものですので原因と対処法をご紹介します。
換気不足
部屋の換気が不十分である場合不完全燃焼のためにコンロの火がオレンジや赤になってしまうことがあります。不完全燃焼とは酸素不足でありこれを放置すると一酸化炭素が発生してしまい、とても危険です。換気扇を回したり窓を開けて換気することで改善できます。
バーナーキャップの汚れ
バーナーキャップが汚れていることによって食べ物のカスが詰まり、不完全燃焼を起こしている場合があります。火が付かないとまではいかないものの汚れが原因で赤い炎やオレンジの炎になってしまっている場合には放置しすぎるとそのうち火が付かなくなってしまいますので掃除をし通常の色に戻すと良いでしょう。
加湿器によるもの
加湿器に水道水を入れている場合だと、コンロの火が反応し赤い炎になっている場合があります。加湿器を使っていて炎の色が変わっている場合には加湿器を使うのをやめることで改善しますが加湿器によって色が変わっている場合には害はありませんのでそのまま使用しても大丈夫です。
魚焼き機のガスコンロがつかない時の対処法
魚焼き機のガスコンロだけつかない場合にはほとんどの場合自分で治すことは不可能ですが自分でできることが二つあるのでご紹介します。
・バーナーが汚れている場合
魚焼き機の火が付く部分に汚れが溜まっている場合に火がつかないことが考えられます。汚れが詰まっていたり溜まっている場合にはきれいに掃除しましょう。
・電池切れの場合
他のガスコンロは火が付くのに魚焼き機だけ火がつかないといった場合には稀ではありますが電圧の関係で魚焼き機だけつかないといった場合があります。その時には他のガスコンロの部分もいつもより火の付きが良くなかったり何度か付け直さないと火が上手く付かないといった事がありますのでそういった場合には電池を新しいものに交換してみましょう。
この二つで改善されなかった場合には自分で修理することは難しく専門的な知識が必要となるため業者に修理の依頼をするのがよいです。ガスを扱っている部分になりますので無理に自分で修理すると危険です。自分で修理を試みる場合には必ずガスの元栓を切ってから火がつかない状態にしてから修理しましょう。
ガスメーターの遮断
ガスを使用している最中に大きな地震が起きると自動でガスが止まる仕組みになっています。ガスを使用していないときに地震が起きたときには止まりません。
もし地震が来た時にガスを使用していたらこのシステムが作動している場合があります。また長時間ガスを使いっぱなしにしていると自動で止まるシステムやゴム管の破損や外れてしまった場合にもこのシステムが作動すようになっています。ガスメーターを確認し「ガス止」や「止」などと表示されていたらガスが止められています。
このような表示があった場合には元栓を閉め,復帰ボタンを押します。このボタンを押すとガス止という表示が消え文字とランプが赤く点滅します。およそ一分ほどで点滅が消えガスが使えるようになります。
ガス止と表示と共にアルファベットが一緒に表示されている場合があります。このアルファベットは通常表示されていないものですので何らかの不具合がありガスが止められています。
復帰ボタンを押しても改善されずアルファベットとガス止の表示が消えない場合もありますのでその時はガス会社に相談しましょう。この復帰ボタンを押し文字やランプが点滅している時にはガスを使うのは危険ですのでやめましょう。点滅と表示がすべて消えたことを確認してからガスを使いましょう。
またガスの匂いがする場合には危険ですので自分で復帰するのではなくガス会社に連絡しましょう。またその際には念のために元栓を閉めておきましょう。もしメーターを見てもこの表示がない場合にはガス会社に相談しましょう。
ガスコンロがつかない時の掃除での対処法
ガスコンロの火がつかない場合、に掃除でしたい部分は点火部分とバーナーキャップです。点火部分に水分が付着している場合にはつかないことがありますので付近でふき取ることで改善します。また重曹を使うことでより綺麗に掃除することが出来ます。
バーナーキャップの掃除は歯ブラシで重曹をつけてこすると落ちますが何年も掃除していないと落ちない場合がありますのでその時には楊枝や割りばしなどでこびり付いてしまったものを取ってから歯ブラシでこすると良いでしょう。最後に水洗いして綺麗にふき取れば完了です。
バーナーキャップを外したあとはきちんと正しい位置に戻しましょう。ずれていると火がつかない原因になります。
チャッカマンやマッチで点火する場合
ガスコンロの火が付かない時にガスを出しそのあとマッチやチャッカマンで火をつけるといった方法がありますがガスを出しすぎて点火したと時に火が一瞬燃え広がることがあるので注意です。失敗すると周りのものに燃え移ったりやけどを負ってしまう場合があります。
このやり方で点火する時には先に火をつけてからガスをつけると良いでしょう。マッチやライターなど持ち手の部分が短いものは特に注意が必要ですので持ち手の長いチャッカマンを使うのが良いです。
慣れていない場合には火とガスを扱うので危険です。不安な場合には無理に点火しようとせずに修理に出すほうが良いでしょう。
初回公開日:2017年09月30日
記載されている内容は2017年09月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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