【用途別】ナイフの種類と特徴|アウトドア/戦闘/狩猟/調理用
更新日:2020年08月28日
用途別ナイフの種類一覧
ナイフの歴史を遡ると、石器時代から黒曜石や骨がナイフとして使用されていました。そして製鉄技術が生まれ、現在で進化し続けています。ナイフは武器やサバイバルだけでなく、生活用品として私たちの身近な道具でもあります。また、優れたナイフメーカーは国外だけでなく日本にも数多く存在しています。
ナイフにはさまざまな種類と素材があり、個性があります。今回は、ナイフの種類や使用目的別のナイフ、メンテナンス方法などをご紹介します。
世界最古のナイフはツールナイフ?
世界最古のツールナイフは、200年頃のローマ帝国で作られました。世界最古のツールナイフは、主に生活や食事に使う6つの機能を備えています。ナイフやスプーンにフォーク、爪楊枝やへらなどがついてました。現在も愛用されているツールナイフには、非常に長い歴史があります。
ナイフは大きく分けて2種類?
ナイフは大きく分けてフォールディングナイフとシースナイフの2種類に分けられます。フォールディングナイフは、折りたたみ式です。刃先をハンドル内部に収納するので、安全に持ち運びができます。コンパクトなサイズでさまざまな機能が搭載されているツールナイフも、フォールディングナイフの種類です。
シースナイフは、刃先(ブレード)とハンドルの中にある芯(タング)が1枚の鋼材でできているので、強度に非常に優れています。衝撃にも強く、多少手荒に扱っても問題ありません。構造上、折り畳むことができないので、フィックスブレード(固定刃)とも呼ばれています。
アウトドアでツールナイフは必需品?
過酷なアウトドアを生き抜くツールはサバイバルナイフ?
サバイバルナイフは、過酷な状況下で生き残るために作られたナイフです。非常に優れた耐衝撃性、強度、取り回しなどが特徴です。鋼材の種類は、ステンレスが多いです。また、生き抜くために想定された必要なツールも内臓しているのが、サバイバルナイフの特徴です。サバイバルナイフの刃の背の部分は、ギザギザになっているのはご存知でしょう。この部分で、木を切ることも可能です。
タクティカルナイフは、軍や警察向けに開発された戦術を目的としてナイフです。戦闘や突入の際に特化された機能を持ちます。
狩猟ではナイフを使い分ける?
ハンティングで使うナイフの目的は、薮払いや仕留めた獲物の解体などです。ハンティングでは、キャンプや登山と違い獣道に足を踏み入れることが多いため、薮払いをします。薮払いで活躍するのが、鉈です。ハンティングでは、用途によってナイフを使い分けます。
薮払いや罠を仕掛けた時には、鉈を使用し、解体時にはホールディングナイフを使うのが一般的です。解体という作業は、血抜きや皮を剥いだり、肉を切り分ける作業をひとまとめにしたものです。皮を剥ぐ時は、皮を傷めないように刃先の丸いナイフが必要ですし、切り分ける時には、手にフィットするホールディングナイフを選ぶ必要があります。
ファイティングナイフは暗殺や武器などに暗躍?
ナイフは、古来から暗殺や武器に使う場合も想定して作られている種類もあります。日本でも、忍者などの武具として使われてきました。ダガータイプのナイフは、相手を刺突するため両刃タイプになります。また、殺傷目的で使われるナイフも密かに進化を続けており、一見ナイフとわからないような作りのナイフも発見されています。
ナイフの刃の種類は?
初回公開日:2017年11月09日
記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。