鏡餅はいつからいつまで飾る・鏡餅を食べるのはいつから
更新日:2020年08月28日
いつからいつまで日本の鏡餅は飾るのか
一昔前は年末になるとどこの家でも餅つきという行事があり、それぞれ餅をついていました。杵(きね)と碓(うす)が必ずどこのうちにもあり、農家でなくても餅をついて新しい年を迎える事ができる事への感謝と家族が無事に新しい年を過ごせる様に願って、年末に餅をつき鏡餅の餅つきの際の餅で鏡餅を作りました。
鏡餅を飾るのはいつからいつまでと決まっています。12月28日に飾り始めて1月9日から11日まで飾ると決まっていますが、いつからいつまでというのはそれぞれの家で変わってきます。鏡餅を売り出すのはクリスマスの物が終わってから、もしくはクリスマスの物と同じくらいに鏡餅を売り出すので、年末クリスマスが終わってから、鏡餅を飾る家が増えています。
鏡開きというのはだいたい、1月の9日から11日あたりに鏡開きをします。昔の鏡餅は今の様に真空パックに入っている餅ではなく、そのまま飾っていました。鏡開きの際は包丁などでカビをとり、ハンマーで固まった餅を割り、そのままおしるこや善哉として食べていました。
鏡餅は健康と子孫繁栄などの祈願を目的として飾ります。門松や熊手もそうですが、日本古来の風習というのは何の意味もなく始められた事ではなく、きちんとした意味のある行事なのです。
現代では鏡餅を飾るのはクリスマスが終わってから飾る家もあれば、いつからいつまでという風習を守っている家庭は12月28日から飾る家が増えてきています。
正月に鏡餅を飾るという風習
歳神さまを迎えるにあたって鏡餅というのは必要になってきます。初詣に行き歳神さまに挨拶に行くのと同じくらいに、家で歳神さまを迎える為には鏡餅というのは必要不可欠になってきます。
熊手やしめ飾りや門松なども正月には必要な祝い物になっていて、正月を迎えられた事を神に感謝して次の年も無事に健康に過ごせる様に願うために鏡餅は必要になってきます。
自分で商売をしていたり、サラリーマンとして働いている場合も仕事があることへの感謝とこれからも仕事を無事に続けられる様に感謝をして鏡餅を飾ります。いつからいつまでという決めごとは、特に飾り初めのいつからという期間は曖昧になってきているのは確かですが、鏡開きの時期はどこの家でも一緒になってます。
鏡餅はどこに飾るのか
床の間があれば床の間ですが、床の間がない場合は神社のお札などを置いている場所に飾ります。マンションやアパートなどは床の間がない場合が多く、テレビやステレオや音の出る機械のない静かな場所に飾ります。その家で一番静かな場所で仏壇などがある場所が良いでしょう。
和室やキッチンにも飾る家はありますが、方角にこだわる家の場合は前の年の恵方巻きで、良いとされた方角へ飾るのもよいでしょう。飾り初めのいつからというのは曖昧になっていますが、床の間や仏壇がある部屋に置く場合はいつからいつまでという期間を守った方がご利益があるでしょう。
2017年はいつから販売が始まりいつから飾るのか
クリスマス商戦が終わった頃から、またはクリスマス商戦と一緒にという場合が多く、飾る日は12月28日頃から飾ります。28日に飾った場合は鏡開きもいつからいつまでといったことを守った方が、歳神さまも喜びます。
最近は門松を飾る家が減ってきています。松竹梅というのは昔から縁起があり、松と竹と梅を一緒に育ててる人がいますが、松と竹と梅というのは同時に同じ敷地で育てるのは難しいとされています。好きな人は大きな松ではなく竹も梅もそんなに大きなものでなく同時に育てる人がいます。それは縁起がよいとされているからです。
鏡餅についてはいつからと決めて飾った場合はいつまでという決められてる期限を守った方がよりご利益を得られます。
鏡開きをして食べるのはいつからなのか
鏡開きをする1月9日から11日に鏡開きをしたらすぐに食べましょう。神様にお供えしたお餅です。無益息災というご利益があります。家族で食べて健康な一年を祈願して食べましょう。
鏡餅を飾るのも関西と関東ではいつからいつまでという期間が違ってきます。今年の関西の鏡開きは15日とされていて関東では11日とされています。いつからいつまでという期限をある程度、守る事で鏡餅を飾る人にも気分的に不安のない一年を迎えられそうな気がするのは誰も同じです。
鏡開きをするさいは包丁で切るのではなく、包丁はあくまでカビを取る役目として使い、スーパーマーケットで買った鏡餅でない場合のはだかのお餅の場合はハンマーで砕きましょう。
鏡開きの時期はいつからか
関東、関西どちらに住んでいるかで変わってきます。関東の鏡開きは11日からですから、11日が過ぎたら鏡開きをしましょう。具体的に鏡開きがいつからいつまでとは決まっていませんが、歳神さまに献上したお餅なのでいつからというより新しい年の鏡開きが決まっていたら、いつからいつまでというのは考えず鏡開きを決まった日に行い、鏡餅を食べましょう。
鏡開きのときの餅の食べ方
今は真空パックに入っている鏡餅が多いので、料理もしやすくなりました。おかきにしたり、お汁粉や善哉にします。お餅という食材なので料理が得意な人はどんな料理にして食べても構いません。
昔は鏡餅に包丁を入れるのは切腹と同じ意味を持つのでタブーとされてきましたが、最近はスーパーマーケットの真空パックに入ったお餅なので料理しやすくなっています。
いつからいつまでと鏡餅を飾って鏡開きも決まった日に行った場合、家族でそろって鏡開きの餅を食するのが理想でしょう。そうすることで歳神さまも喜びますし、家族の健康や無益息災などのご利益も得られやすいでしょう。
日本特有の鏡餅や門松といった縁起物を飾るのはいつからいつまでと決まっているので、その期間を守る事で多くのご利益を得る事ができるという先人たちの教えを守る事でも、先祖に感謝をしている証となります。
鏡開きの料理など
のりしおで餅を油であげて、揚げ餅をつくったり、甘い味付けのおかきを作ったり、トッポギの代わりに鳥もも肉やニンニクと一緒焼いても美味しく食べれます。
おかきはお酒のつまみとしても食べられ、子供のおやつとしても最適です。レパートリーは餅と言う素材の為、無限大に広がります。餅なのでいつまでに食べないとという期限はありませんが、鏡餅の鏡開きの餅の場合は早めに家族で食べましょう。
お正月のお飾りを飾るのはいつからいつまで
しめ縄や門松は12月13日から12月28日となっています。28日に飾らない場合は30日に飾り、1月7日に下げるということになっています。地方や関西や関東にもより、いつからいつまでに飾り、下げるといったこともその土地で決まっているようです。古い由緒ある家程、昔の風習を大切にします。
初回公開日:2017年10月08日
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