小籠包の食べ方とマナー・美味しい食べ方|レンゲ/醤油/タレ
更新日:2020年08月28日
女子に大の小籠包!
台湾への弾丸ツアーなどが、女性にが出るとともに、どんどん注目されるのが「小籠包」です。
一口大の食べやすいサイズで、小麦粉の薄皮に豚のひき肉を包んだ「小籠包」は、じゅわーっとあふれ出るスープとともにいただく絶品。しかも、手ごろな価格で楽しめるのも「小籠包」の魅力でしょう。
台湾料理としての「小籠包」が有名ですが、中華料理にも「小籠包」があり、実は上海が発祥とされています。
薄皮で熱いスープをたっぷり包み込んだ「小籠包」を上手に食べてみませんか?「小籠包」の正しい食べ方を知っていると、存分に「小籠包」を楽しめます。
小籠包の食べ方とマナーとは?
「小籠包」のNGな食べ方は、お箸でつまんでそのまま口に持っていき、一口で口に入れてしまうこと。熱いスープがたちまち口の中に広がり、そのまま口に入れているのが難しいほどの熱さ、へたをするとやけどをしてしまいます。それでは、小籠包を台なしにする食べ方です。
「小籠包」をオーダーすると、一緒にレンゲ・醤油・しょうがの細切りが運ばれてくるはずです。それらを使い、「小籠包」を最高においしく正しいマナーでの食べ方をご紹介します。
まずは薬味の酢醤油を用意!
小籠包を食べる前に、まずは薬味になる酢醤油の用意をしましょう。小籠包の有名店といわれる店では、テーブルには醤油と黒酢が用意されていることが多いです。
その2つを好みで合わせて、自分なりの黒酢醤油をつくります。醤油に酢が入ることで、ジューシーな豚肉の余計な脂をすっきりさせてくれます。
さらに、小籠包をオーダーした時に運ばれてきたしょうがの細切りを、その酢醬油にお好みの量だけつけておくのがいいでしょう。しょうがが苦手な人は、しょうがなしで酢多めがです。小籠包をおいしくする食べ方では、大切な薬味です。
小籠包はレンゲにのせる!
「小籠包」は、ちょっとお上品な食べ方をします。まずは、薄皮の「小籠包」の先端をお箸でつまみ、そーっとレンゲにのせましょう。中華料理の小籠包に比べ、台湾の小籠包は皮がより薄いので、細心の注意を払ってください。
「小籠包」のおいしいポイントは、中のブタ肉のあんだけでなく、肉汁をふんだんに含んだスープにもあります。
レンゲの中で薄皮をお箸で少し破って、小籠包のスープだけを楽しんで見てください。醤油などを使わなくても、しっかりうまみのあるスープがたっぷり楽しめます。
小籠包のおいしさは中身のあんという人もいますが、あんのうまみもとけ込んだスープこそ小籠包のだいご味という人もいます。
汁を味わったら小籠包を酢醤油としょうがで楽しむ!
小籠包の第一の楽しみであるうまみたっぷりのスープを味わったら、レンゲからお箸で小籠包をつまんで、最初に自分好みにつくっておいた酢醤油としょうがで食べましょう。
醤油をあまりつけたくない人は、しょうがに酢醤油を含ませて、レンゲの中で小籠包と一緒にしてしまう食べ方もいいでしょう。
このように上手くレンゲを使う食べ方が、マナーにあった小籠包の食べ方です。
日本で本場の小籠包を楽しむ!
台湾や上海に行かなくても、日本でも本場の小籠包を楽しむことができます。2つの都市でも高評価な小籠包を提供するレストランが日本にもあるので、ご紹介します。
台湾の名店といえば鼎泰豐(ディンタイフォン)
日本では18店舗を展開する台湾の小籠包の名店「鼎泰豐(ディンタイフォン)」は、名前を耳にしたことがある人も多いでしょう。
ベーシックな小籠包に加えて、ズワイガニ入り小籠包やホタテ入り小籠包を楽しめます。台北の本店では、リッチなカニみそ入り小籠包やトリュフ入り小籠包まであります!鶏肉の小籠包やエビ入りの小籠包もです。
小籠包発祥ともいわれる上海の名店:南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)
1900年に上海豫園にオープンして以来、今でも長蛇の列がつくられる中華料理の小籠包の名店です。店名になっている南翔は、上海近くの都市の名前で、小籠包の発祥の地ともいわれています。
シンプルな小籠包とともに、上海カニ入り小籠包もです。また、寒い季節には「灌湯包(ガンタンパオ)」と呼ばれる、肉まんサイズのスープたっぷり小籠包もメニューです。
上海の本店では、「灌湯包」は通年メニューでストローをさして提供されます。かわった食べ方ですが、熱いスープがストローから直接のどに入ってくる危険でおいしい食べ方です。
初回公開日:2018年01月12日
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