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2017年11月14日

木造アパートの建築と欠点|音/寒い/虫/耐用年数/建築費用

木造アパートは住むには寒かったり騒音が心配されたりしますが、シートを貼ることで簡単に対策できます。木造アパートは建てるにも住むにも安価であることが魅力です。住む人の工夫次第では快適に暮らすことができるのが木造アパートです。

木造アパートの建築と欠点|音/寒い/虫/耐用年数/建築費用

木造アパートの欠点

木造アパートとは

木造アパートに住んだことはありますか?アパートとは木造や軽量鉄骨造なとの2階、3階建て以下の共同住宅のことをいい、木造のものも多くあり賃料も抑えられるので、住んだことがある人もたくさんいることでしょう。

木造アパートにはどうしてもデメリットばかりが思い浮かびます。生活音が響いたり、隙間風が吹いて寒かったり、耐震性に心配があったりとそのようなイメージが木造アパートにはしみついてしまっています。

では、実際の木造アパートはどうなのでしょうか。まずその欠点について、いろいろな面から細かく見ていきましょう。

木造アパートには騒音トラブルが多い印象があります。深夜に友達を呼んで遊ぶのがためらわれたり、上の階の人の生活音が気になったり、お風呂に入る時間や洗濯機を回す時間にも気を配ったりと音に対する気遣いは耐えません。

しかし木造アパートとひとくくりにいっても、築年数や間取りによっては音漏れが抑えられることもあります。木造アパートの音が気になる際には、間取りをチェックするようにしましょう。

築年数は新しいものの方が音漏れが少ない傾向にあります。リフォームしてあって内装がきれいに見えても、築年数が古いものは基礎の作りが古く、騒音対策されてないことが多いので、隣人が電話でしゃべっている声が聞こえてきたりするようなことが起こります。

間取りに関しては部屋同士が隣合っている作りは音漏れがしやすいです。壁一枚しか隔てていないので、どうしても生活音は伝わりやすくなってしまいます。お風呂と部屋が隣り合うような間取りは、生活音が聞こえてしまうのを抑えてくれます。

寒い

木造アパートの建築と欠点|音/寒い/虫/耐用年数/建築費用

木造アパートは冬は寒く、夏は暑いといわれています。それは木造アパートは気密性が低いためです。気密性とは空気の通りやすさのことで、外からの空気が入りにくく中の空気が外に出にくいほど気密性は高く、空気の出入りがしやすいものほど気密性は低いです。

気密性が低く外の寒い風が入ってきてしまうので、木造アパートは寒いです。これも築年数の新しいものは、断熱材が新しくなったりと気密性があがっていますが、鉄骨造やコンクリ造に比べるとまだまだその気密性は低いです。

簡単にできる木造アパートの寒さ対策としてはカーテンを断熱性の高いものにすることです。カーテンを二重にしたりといったことも有効です。やはり部屋の中で空気が出入りしやすい場所は窓です。

その窓に取り付けるカーテンを替えることで、木造アパートの寒さを少し和らげることができます。木造アパートの寒さが心配な時には、試してみてください。

木造アパートには虫がよく現れるのは事実です。先ほど寒さの時にも原因であった気密性が低いために、虫も入ってきやすいです。部屋の中にも虫が空けた穴が隠されていることも多く、虫と一緒に暮らしているといってもおかしくない木造アパートもたくさんあります。

木造なので雨が降ったり、じとじとする季節には湿気がたまりやすく、そのことも害虫の住みつきやすい環境を作り出しています。虫を絶対に避けたいと考える場合には、木造アパートは避けたほうがよいでしょう。

特に虫が出やすい木造アパートの例として、上下階や隣室が空き室の場合があります。人が住んでいない部屋は虫の住処になりやすく、そういった部屋と接しているとそこから虫がやってくるので虫が出やすいです。

また木造アパートではあまり見ない構造ですが、一回が飲食店やコンビニの場合にもそこから虫がやってくるため、虫よく出ます。自分の部屋だけ気をつけていても、隣り合う環境まで気にしたほうがいいです。

耐震

木造アパート=弱くてもろいものというイメージがあります。日本で暮らす以上、震災への対策はばっちり備えて起きたいと考える人が多く、木造アパートでは不安に感じることがあるでしょう。

耐震補強工事を行っていない木造アパートも多いですが、アパートの建てられた年数に注目してみましょう。1981年6月1日以降に建てられた建物であれば、木造アパートであっても震度6までは耐えうる構造になっています。

1981年6月1日に建築基準法が改正され、新耐震基準が適用されています。これはこの日以降に建築確認を受けた建物に対するものであって、アパートが建った日ではないので注意が必要です。この日付と近い年月日に建てられたアパートは新耐震基準適用外のこともあります。

新耐震基準の木造アパートであれば、震度6までは耐える構造です。木造アパートであってもいつ建てられたものなのか確認することで、耐震に対する不安な気持ちを消しましょう。

匂い

木造アパートならではの匂いの原因として考えられるのは、床下や天井裏などに小動物が入り込んで、その小動物が残した糞尿が時間が経って匂っているという原因です。こういった原因は、古い木造アパートに多いです。

木造アパートでなくても、人がしばらく住んでいなかった賃貸物件に多く見られる匂いの原因があります。それは排水溝からの匂いです。しばらく使用されていないと匂いが上がってこないようにするための水まで乾いてしまい、下水の匂いが部屋まで上がってきてしまいます。

排水溝は匂いの原因となることの多い場所です。匂いに悩まされている場合にはまず排水溝を疑ってみましょう。排水溝をきれいに掃除しても匂いが改善されない場合には、ほかの原因がありそうです。

不動産屋に相談すると壁紙を張り替えてくれたりといった対策をとってくれるので、たかが匂いと思わずに、不動産屋に相談してみましょう。

木造アパートで生じる欠点の改善策

これまで木造アパートの欠点をいろいろと見てきました。このように欠点の多い木造アパートは、住む場所に選ぶのを避けたほうがいいのかと考える人も多いでしょう。しかし木造アパートは家賃が安いことが多いので、欠点さえ改善できれば住みたいと考える人も多いです。

続いては木造アパートのもつ欠点を改善できる対策についてみていきましょう。欠点を改善できれば、家賃の安い木造アパートに住むことは出費を抑えられていいことです。

騒音対策

騒音が気になってしまう場合には、まず家具の配置を見直してみましょう。騒音は壁を伝わって聞こえてきます。騒音が気になる側に本棚、タンスなど背の高い大物家具を配置することで、多少騒音が抑えられます。

こうしてもあまり効果がなかったり、適した家具がないという場合には遮音シートを使ってみましょう。ホームセンターやインターネットで入手することができ、賃貸であっても剥がせるタイプの両面テープで貼り付ければ、簡単にでき原状回復もできます。さらに吸音材を合わせて使用すると、さらに高い防音効果が期待できます。

外からの騒音が気になる場合には、防音カーテンをつけて対策しましょう。特殊な繊維で編まれた厚手のカーテンで、窓から音が入ってくることを防いでくれるカーテンです。

壁や窓など音が入ってくる場所に対策をとることが騒音に対しては有効ですが、そういったことが面倒くさいと感じる場合や、予算が足りないという場合には、耳栓で耳をふさいでしまうのがいいでしょう。家は寝るだけの場所だというような人には、耳栓で十分な対策といえるでしょう。

寒さ対策

木造アパートは断熱材が十分に使われておらず寒いことが多いです。寒いと布団から出られず
やる気を失ってしまったりといいことはありません。木造アパートの寒さ対策には冷気を防ぐことが重要です。

床にコルクマットを敷き詰めると寒さ対策になります。まず一つにフローリングのヒヤッと感がなくなりますし、床下からの冷気の侵入を防いでくれます。コルクマットが高価だという場合には段ボールでもかまいません。段ボールを敷いた上にカーペットなどを敷けば見た目もそう悪くないでしょう。

窓には防寒シートをはりましょう。百均で売られていることもありお手軽な防寒対策です。これはプチプチでも代用することができます。窓とは別にもう一つ空気の層を作ることで冷気が侵入することを防いでくれます。

木造アパートを建てる場合

これまでは木造アパートに住むという視点で見てきましたが、続いては、木造アパートを建てるという視点で木造アパートについて見ていきましょう。

木造アパートは建築費用が抑えられることが最大の利点ですが、注意すべきことなどはあるのでしょうか。木造アパートを建てる際のいろいろについて見ていきます。

法定耐用年数

法定耐用年数とは何なのでしょうか。耐用年数という言葉には建物自体の寿命という響きがありますが、そうではありません。耐用年数というのは減価償却年数のもとになる年数のことです。税務上10万円以上、使用可能期間1年以上の資産は、その費用をその年度ではすべて計上できないようになっており、耐用年数で分割して計上するルールとなっています。

木造アパートの法定耐用年数は22年となっています。この22年を過ぎたら木造アパートとして使えなくなるということではありませんが、資産価値としてはどんどん低くなっていきます。物件の耐用年数の残りの年数は、金融機関が融資を決める際の審査対象にもなる事項です。

建築費用

木造アパートの建築費用ですが、アパートの建築費用というのは、アパートという建物を建築するための費用です。土地代は含まずに考えることとし、アパートとして使用するための建物を建築し、中にトイレ、浴室、台所といった住宅設備を設け、住める状態にするまでの工事に必要な費用のことです。

しかし、木造アパートの建築費用のしっかりとした定義はなく、どこまでの工事を木造アパートの建築費用と考えるかは、業者によって考え方が違うこともよくあることなので、見積もりを比較検討するときには、単純に金額だけを比べるのではなく、何が含まれているのかといった細かいところまでチェックする必要があります。

建築期間

木造アパートを建てようと考えるときには、4月や10月といった新生活が始まる、入居者が多く見込まれる時期に合わせて木造アパートを建てたいと考えることでしょう。賃貸経営しようとするならば、こうした考えは当然のことで、木造アパートの建築期間について把握しておくことは重要なことです。

地盤改良工事が必要なのか、解体工事は必要なのかといったことも工事期間に関係してきますが、ここではそういった工事は必要ないものとして考えます。

木造アパートの建築期間は、建てる木造アパートの階数×一か月+一か月が大体の目安です。土地面積にもよりますが、木造二階建てアパートならば2階×一か月+一か月で三か月がおおよその目安となります。

解体工事が必要な場合には、さらに期間がプラスされます。木造アパートを建てようとする土地に建っているのが、小さめの戸建てであれば一週間程度、大型の戸建てやアパートの場合には二週間程度、マンションであれば1、2か月をさらにプラスして考えましょう。

坪単価

木造アパートの坪単価は平均55万程度です。鉄骨・鉄筋コンクリート造では平均70万程度なことを見ても、木造アパートの建築費用は安価であるといえるでしょう。安価であることは初期費用が抑えられていいことのように感じられますが、あまりに安さにこだわりすぎてもいいアパートになりません。

長く経営していくことを考えたアパートづくりをしましょう。

解体費用

木造アパートの建築と欠点|音/寒い/虫/耐用年数/建築費用

木造アパートを建てようとするときには、その解体費用についても頭に入れておきたいことです。古いアパートだけ残されて、相続した人が困ることになるということはよくあることです。

条件などによっても変わりますが、木造建築物の解体費用はおよそ建坪×2~3万円です。木造アパートを建てたのであれば、いつの日か解体する日もくるということを忘れないでおきましょう。解体費用もアパート経営の費用の一つとして考えておいた方がいいです。

上手に暮らそう木造アパート!

木造アパートの建築と欠点|音/寒い/虫/耐用年数/建築費用

木造アパートは住むことを考えても、建てることを考えても安価でいいものです。その欠点はいろいろなものがあり、イメージもよくありませんが住む人の工夫次第で、その欠点は十分にカバーできます。

騒音や寒さなどは壁にシートを貼ることで対策できます。剥がせるタイプの両面テープならば賃貸であっても安心で、原状回復ができるので簡単にできる対策です。こうした対策をとって木造アパートでも快適に暮らしましょう。

安価であるというのは住むにも建てるにも魅力的です。工夫を忘れずに木造アパートで上手に暮らしていきましょう。

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