引っ越し時期の選び方|安い時期・縁起等・ライフイベント
更新日:2020年08月28日
引っ越し時期はいつが良い?
安い時期
引っ越しを決めたなら考えなくてはならないことがさまざま出てきます。
大前提として、まず決めなければならないことは「どこに引っ越すか」「いつ引っ越すか」です。どこに引っ越すかについては人それぞれですので、ここでは引っ越しの時期について書いていきます。
まず引っ越し時期の決め方でなのは、引っ越し費用の安い時期を狙う、です。引っ越し料金は時期によってかなり変わります。数万円単位で違うことも多いので、できるだけ安い時期に引っ越しをした方がお得です。
では、その安い時期とはいつでしょうか。
答えは、引っ越しをする人が少ない時期です。つまり、学生の入学シーズンや社会人の転勤時期を避ければいいということです。入学や就職は春頃ですので大体3月と4月あたりは避けた方が良いでしょう。また、転勤時期で多いのが秋頃ですので、その手前あたりに辞令が出ます。ですから8月や9月あたりも避けた方が良いです。
そう考えると引っ越し料金の安い具体的な日時は、5月6月7月、それと11月12月あたりでしょうか。また、1月なども良いですがこのあたりは家賃交渉の難しい時期でもあります。少し待てば繁忙期になるため値下げする必要もないからです。
少しでも安い時期を狙うなら春過ぎ頃、あるいは冬頃がです。
曜日と時間帯
引っ越し料金で時期を決めるなら、曜日や時間帯を考えるのも重要です。曜日や時間帯によっても引っ越し料金はかなり変わります。
基本的には大体の人が避ける日時を選ぶことです。つまり土日祝日などの休日を避け、平日に引っ越しをすると良いです。社会人は特に、大体平日が仕事ですから休日に引っ越しをする方が多いです。しかし、だからこそ平日にするのが狙い目です。
もちろん可能であればの話ですので仕事上どうしても無理という方もいるでしょう。その場合は時間帯を考えてみると良いです。大体の方は引っ越し作業は早く終わらせてしまいたいと考えています。そのため、朝方や午前中くらいに引っ越しの依頼をする方が多いです。つまり、その時間帯を避ければ良いということです。
具体的には夕方などの遅い時間です。このあたりだと引っ越し料金は午前中にするより安くなるでしょう。
吉日
縁起の良い日に引っ越し日時を決めるという方法もあります。
気にしないという方もいますが、引っ越しというのは新しいことの始まりの日でもあります。できるだけ縁起の良い日を選んでおくとやはり気持ちの面でも違います。
では、縁起の良い日とはいつでしょうか。
大安は有名ですが、そのほかにも引っ越しにちなんだ良い日というのがあります。たとえば「新月」の日です。新月は新しい月の始まりを表していますので、何かを新しく始めるには最適です。また、「一粒万倍日」と呼ばれる大安と並び良いと言われる日もあります。
なかでも一番引っ越しに最適な日は「天紗日」です。天が万物を赦す日とされている年に数回しかない貴重な開運日です。暦のうえで最上の吉日ですのでもし時期があえばこの日に引っ越しされるのがです。
ちなみになるべく避けたほうがいいのが「赤口」「不成就日」「仏滅」です。気になる方はぜひカレンダーなどでチェックしてみてください。
風水
引っ越し時期を風水で決めてしまうという方法もあります。
風水とはもともと中国で生まれた学問です。自然とうまく共存するために考えられたもので、エネルギーの通り道を読み解き人への影響を、良いものは大きく、悪いものは軽減させようという考え方のことです。
この風水を使ってその年の引っ越しに最適な時期を調べてみる、というのもひとつの手ではないでしょうか。その年ごとに変わりますので興味のある方は調べてみてください。
事情別の引っ越し時期の選び方は?
大学入学
引っ越しする方の多くは何かしらの事情がある方です。なかでも多いのが大学に入学して実家から離れることになったケースでしょう。
この場合、入学時期は決まっていますから引っ越し時期もそこまで悩むことはないでしょう。しかし、この時期はほかの人も引っ越しをする時期です。そのため、あまりぎりぎりの日程で探し始めるといい物件はほとんど埋まってしまいます。そうならないためにもできる限り早めに探し始めることをします。
また、早めに引っ越しをするという手もあります。実家から引っ越す場合は家賃が二重にかかるわけではありませんから少し早めに引っ越しを済ませてしまい、大学が始まるまでは休みの日だけ引っ越し先に行くなどというのも良いのではないでしょうか。実際に生活を始めるまでに周囲に何があるのか把握しておくこともできますし、一人暮らし自体に慣れておくこともできます。
一つの案として考えてみてはいかがでしょうか。
新社会人
新社会人の方も、大体の時期は決まっているのでそこまで悩むことはないのではないでしょうか。
しかし、大学生と違いもう社会人になりますので親からの仕送りなどもなくなります。最初のうちは給料も高くはないでしょうから、なるべく引っ越し料金の安い時期に引っ越したいでしょう。そういうわけで人の多い3月は避けて2月頃、できれば1月などが良いです。
また、大学入学とともに一人暮らしを経験した方は多少なりとも慣れているでしょうが、社会人になって初めてという方もいるでしょう。そういう方はなおのこと、早めに引っ越したほうが良いです。働き始めれば慣れない仕事に疲れてしまう可能性が高いです。仕事が本格的に始まる前に一人暮らしにだけでも慣れておくことをします。
転職
次に、転職で引っ越しをする場合です。
この場合は転職を先にするか引っ越しを先にするかで悩む方が多いでしょう。すぐに会社を辞めてしまいたい方などは先に引っ越しをしてしまう傾向がありますが、できれば後のほうが良いです。先にしてしまうとその場所で無理やり転職先を探して失敗しがちです。転職理由は人によってさまざまでしょうが、あまり短期間で退職を繰り返すのも印象がよくありませんし、再就職しづらくなっていきます。
とはいえ、先に退職してしまうと転職先が決まってすぐ引っ越ししなければなりませんから、引っ越し先を決める時間が少なくなってしまいます。転職と引っ越しを同時にする場合、引っ越しだけでも業者の人に完全委託コースですべて頼んでしまうという手もあります。少々お金はかかりますが、荷造りや荷解きもすべてやってもらえますので時間がない方にはです。
結婚
結婚で引っ越しをする場合は、なるべく時間に余裕が出るように期間は多めに取っておくのが良いです。
結婚式をする方は準備などもありますし、二人分のスケジュールも合わせなければなりません。ギリギリはあまりよくありませんので、半年は余裕をみておいたほうが良いです。数ヶ月前には引っ越し準備を整えて1ヶ月前には引っ越し、くらい余裕があるのが理想でしょう。
引っ越し時期に関しては人それぞれですが、結婚の場合は二人分の都合があります。二人が納得いく新居を探せるよう引っ越し時期は長めにみておきましょう。
妊娠
初回公開日:2017年11月10日
記載されている内容は2017年11月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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