鉄筋コンクリートの防音レベル(楽器・赤ちゃん・子供)
更新日:2020年08月28日
鉄筋コンクリートのラーメン構造の防音程度はどの程度か
構造の種類
マンションには、ラーメン構造と壁式構造があります。ラーメン構造は、柱を梁でつないだシンプルな構造です。構造の種類については以下のリンクを参照してください。
ラーメン構造の防音程度
ラーメン構造は、柱で支える分壁で支える壁式構造に比べると防音性は劣ります。しかしながらラーメン構造は、鉄筋コンクリートの建物の構造です。鉄筋コンクリートの建物自体が防音に優れているのでラーメン構造も防音にすぐれているといってよいでしょう。
古い鉄筋コンクリートの防音の程度
防音性に優れた鉄筋コンクリートの建物ですが古い鉄筋コンクリートの建物はどうでしょうか。
築20年
騒音問題が大きくなり防音を考慮して建てられるようになったのは、この数年です。それ以前に建てられた鉄筋コンクリートの建物の防音については、あまり期待できないといえるでしょう。その他に壁や天井の損傷具合もよくチェックする必要があります。ひび割れやさびなどがあると防音はさらに低下してしまいます。
該当の鉄筋コンクリートの建物がどれくらいの防音構造になっているかを調べるにはL値とD値それにT値を確認するのがいいでしょう。L値とD値およびT値については、以下を参照してください。
築40年
築40年の鉄筋コンクリートの建物の場合は、老朽化もかなり進んでいて防音については悪化してる可能性が高いといえるでしょう。
築40年の時鉄筋コンクリートの建物についてもL値とD値とT値や壁や天井の損傷具合もよくチェックする必要があります。
騒音の基準
一般的に騒音と感じる音量は、どれくらいなのでしょうか。騒音と感じる音の大きさには、個人差があります。また、昼間は気にならない音でも夜静かな状態だと騒音になってしまうこともあります。
騒音についての基準は、環境省から「騒音に関する環境基準について」が告示されています。
それによると住宅地の場合、昼間は55db以下夜間は45db以下になっています。
鉄骨と木造
初回公開日:2017年11月07日
記載されている内容は2017年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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