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2017年11月07日

鉄筋コンクリートの防音レベル(楽器・赤ちゃん・子供)

鉄筋コンクリートの建物は防音性に優れているといわれます。では、鉄筋コンクリートの建物ははたしてどれくらいの防音性なのでしょうか?楽器・赤ちゃん・子供・ペットなどさまざまな観点から鉄筋コンクリートの建物の防音性について書いています。

鉄筋コンクリートの防音レベル(楽器・赤ちゃん・子供)

鉄筋コンクリートの建物はどの程度の音を防音出来るか

近年、騒音によるトラブルを事前に避けるために建物の防音に関する関心が高まっています。鉄筋コンクリートの建物の防音も注目を集めています。

鉄筋コンクリートは、コンクリートの芯に鉄筋を配することで強度を高めています。鉄とコンクリートで互いの欠点を補いあい強度や耐久性にも優れています。鉄筋コンクリートの建物は、防音にもすぐれているといわれていますが、それはどの程度の防音なのでしょう。

防音には、建物の造りだけでなく壁の厚さも大きな影響を及ぼします。ここでは、壁の厚さを200ミリ以上という前提で鉄筋コンクリートがどの程度の音を防音できるか書いてみました。

楽器

楽器は、音楽には欠かせないものですが意図しないで聞かされる方にとっては騒音でしかありません。

楽器の音は、楽器の種類によって異なりますが、ドラムやパーカッションになると130㏈程度にまでなります。

楽器の音は、生活音の騒音と比べてかなり響きます。楽器の種類にもよりますが鉄筋コンクリートの建物というだけでは防音は、不十分です。演奏する楽器の特性に合った防音工事を施し防音室を設置しましょう。

赤ちゃん

子育ての経験のある方は夜中の赤ちゃんの夜泣きに悩まされた経験があることでしょう。自分の子供でもつらい赤ちゃんの夜泣きは、他人にとってはかなりの騒音になりますが鉄筋コンクリートの建物ならある程度は防音が期待できます。

子供

子供の声は響きやすく近隣からの苦情にもなりやすいです。子供の泣き声やはしゃぐ音も結構な騒音になります。また、子供を叱る親の声も場合によってはそれ以上の騒音になります。

鉄筋コンクリートの建物ならよほど大きな音でなければ防音できます。

ペット

ペットの騒音といえば、まず思い浮かぶのは犬の鳴き声です。最近はストレスが溜まってて夜中に大声でなくことも多いです。

ペットの騒音でまず挙げられるのがが犬の鳴き声です。犬の鳴き声は約70~100㏈で犬の種類によっても違いますが大型犬ほど大きな音になります。また、猫や鳥の鳴き声も騒音になります。

鉄筋コンクリートの建物でも完全に遮断するのは難しいので遮断できない場合は、遮音シートなどの使用も検討した方がいいでしょう。

家庭用機器

オーディオ機器をはじめテレビ、冷蔵庫や洗濯機、掃除機、ヘアドライヤーも夜は騒音になります。鉄筋コンクリートの建物ならある程度の防音できますが全部が防音できるとは限りません。

オーディオ機器を大音量で聴くときはヘッドホンをするとか、夜中に洗濯機や掃除機を使用しないなど最低限の配慮はすべきでしょう。

特に、昼夜逆転の生活をしている人が近隣への配慮が必要です。

上下階

上下階の騒音で一番多いのは上の階から下の階への足音です。特に夜中に聞こえるとかなり気になります。通常の生活音では、上階からの排水音も気になります。

足音に関しては鉄筋コンクリートの建物だと防音で大部分がシャットアウトできます。上階からの排水音は、排水管まわりの遮音措置にもよります。

入居前に下調べして音が漏れる可能性があれば、入居の時にきちんと挨拶すればトラブルにはなりにくいでしょう。

隣の話し声やドアの開け閉めの音、くしゃみなどの音も気になります。鉄筋コンクリートの場合、扉や窓が閉まっていれば、防音効果でほとんどきこえません。

ただし、全く聞こえないということはないといえます。入居前に調査して音が漏れる可能性があれば、トラブル防止のため入居の時に上下階と同じようにきちんと挨拶するといいでしょう。

ベランダ

鉄筋コンクリートの建物の防音が行き届かないのがベランダです。せっかくの鉄筋コンクリートの建物なのでベランダからの騒音も遮断するといいでしょう。ベランダからの音を遮断するには、窓の遮音機能が重要になります。

鉄筋コンクリートのラーメン構造の防音程度はどの程度か

構造の種類

マンションには、ラーメン構造と壁式構造があります。ラーメン構造は、柱を梁でつないだシンプルな構造です。構造の種類については以下のリンクを参照してください。

ラーメン構造の防音程度

ラーメン構造は、柱で支える分壁で支える壁式構造に比べると防音性は劣ります。しかしながらラーメン構造は、鉄筋コンクリートの建物の構造です。鉄筋コンクリートの建物自体が防音に優れているのでラーメン構造も防音にすぐれているといってよいでしょう。

古い鉄筋コンクリートの防音の程度

防音性に優れた鉄筋コンクリートの建物ですが古い鉄筋コンクリートの建物はどうでしょうか。

築20年

騒音問題が大きくなり防音を考慮して建てられるようになったのは、この数年です。それ以前に建てられた鉄筋コンクリートの建物の防音については、あまり期待できないといえるでしょう。その他に壁や天井の損傷具合もよくチェックする必要があります。ひび割れやさびなどがあると防音はさらに低下してしまいます。

該当の鉄筋コンクリートの建物がどれくらいの防音構造になっているかを調べるにはL値とD値それにT値を確認するのがいいでしょう。L値とD値およびT値については、以下を参照してください。

築40年

築40年の鉄筋コンクリートの建物の場合は、老朽化もかなり進んでいて防音については悪化してる可能性が高いといえるでしょう。

築40年の時鉄筋コンクリートの建物についてもL値とD値とT値や壁や天井の損傷具合もよくチェックする必要があります。

騒音の基準

一般的に騒音と感じる音量は、どれくらいなのでしょうか。騒音と感じる音の大きさには、個人差があります。また、昼間は気にならない音でも夜静かな状態だと騒音になってしまうこともあります。

騒音についての基準は、環境省から「騒音に関する環境基準について」が告示されています。
それによると住宅地の場合、昼間は55db以下夜間は45db以下になっています。

鉄骨と木造

これまで鉄筋コンクリートの建物の防音について書きましたが、この章では、鉄骨や木造の防音はどうなっているのか見ていきます。

鉄骨

鉄骨の建物は、防音性については木造の建物よりは少しいいですが鉄筋コンクリートの建物に比べると劣り隣人の生活音や上の階の足音も聞こえてくるので防音は、ほとんど期待できません。

木造

防音性については、もっとも低く隣の生活音や上の階の足音などほとんどが聞すこえます。ひそひそ話やスマホのバイブ音まで聞こえたりします。一戸建ての場合は、いいですが隣と密接になっているマンションやアパートで防音性を求めるなら避けるべきでしょう。

鉄筋コンクリートの防音にした場合のメリット

保温性

鉄筋コンクリートの建物は防音性に優れているので外気も入りにくく室内の熱も外に逃げにくいという特性もあります。そのため保温性も高くなります。保温性が高ければ光熱費も節約することができます。

気楽な生活

鉄筋コンクリートの建物の防音は、外からの騒音だけでなく自分自身が出す生活音も遮断してくれるので鉄骨や木造の建物と比べ上下階や隣に気を使わなくて済み気楽な生活を送れるいうメリットもあります。

鉄筋コンクリートの建物の防音をいかすために

鉄筋コンクリートの防音レベル(楽器・赤ちゃん・子供)

鉄筋コンクリートの建物は、防音に優れていますが防音性を生かすためには、どれくらいの防音構造になってるかを確認する必要があります。不動産屋の話を鵜呑みにするのは危険です。

不動産屋は、契約を取りたいので基本的にいいことしかいわない傾向があります。L値とD値とT値を調べるのはもちろんのことベランダの構造、鉄道や道路の騒音、時間帯ごとの騒音に対する防音、過去に騒音トラブルがなかったかも確認した方がいいでしょう。

いったん入居前したら簡単には引っ越すことはできません。今回の記事を参考に、後悔しないように入居前にきちんと調べて快適な生活を過ごせるようにしましょう。

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