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2018年02月27日

水道の元栓の開け方と閉める方法・元栓が回らない時の対処法

水道の元栓から水漏れが出たので対応方法を調べたくてネット検索したのに、いつまでたっても目的の情報に当たらない。それは、もしかしたら水道の元栓と止水栓を間違って調べているのかもしれません。実は混合されやすい水道の元栓と止水栓の違いを紹介します。

水道の元栓の開け方と閉める方法・元栓が回らない時の対処法

そもそも水道の「元栓」とは何か

洗面所、台所、洗濯機の給水蛇口、トイレ、お風呂と、私たちの生活になくてはならない水道設備は常に水漏れの可能性を秘めています。そのため、ある日床を見ると水漏れをしていたという事もよくある事ですが、対応方法について調べているのに、全然目的の内容が出てこない時がありませんか。

実は、蛇口には「蛇口」「止水栓」「元栓」と合計3カ所に水を止めるための栓があり、この「止水栓」と「元栓」が混合されている事が多々あります。そこで、今回はこの「止水栓」と「元栓」の違いや対応方法などを紹介します。

水道の元栓は屋外

では、「水道の元栓」と言うのはどこにあるのでしょうか。いわゆる「水道の元栓」と呼ばれているものは、正式名称を「第2止水栓」と言い、止水栓の1つになります。なので、厳密にはこれを「第2止水栓」と言うのですが、一般的にはこれを「元栓」と呼び、工事などで家全体の水を止める必要がある時に、この元栓を閉めます。

この元栓は、水道の使用量を計算する水道メーターの入っているメーターボックスに水道メーターと一緒に入っていて、通常屋外に設置されています。一戸建てだと非常にわかりやすいのですが、庭先に小さいマンホールのふたのようなあったら、それがメーターボックスのふたです。

このふたは手で簡単に開ける事ができるのですが、この元栓の設置方法とふたの開け方に住宅別に違いますので、まずはここから紹介します。

一戸建ての場合

一戸建ての場合、先に紹介したとおりメーターボックスは敷地内のどこかの地面に設置されてます。大体道路から庭先に入ってすぐの所にありますので、1度「量水器」と書かれた小さい長方形のマンホールみたいなものを探してみてください。ちなみに、このふたの色は青、黒、シルバーのいずれかです。

もし本当にわからない場合は、植物の下に隠れていないか、うっかり車や自転車を置いて隠してしまっていないか、注意深く探してみましょう。あるいは、新規で物件を購入した際に水道局の人に教えてもらうと言うのも1つの手です。

マンションの場合

マンションの場合だと、玄関先にあるパイプシャフトの中に元栓が入っています。パイプシャフトと言うものは、一見すると物置のように見えるものなのですが、上に電気料金のメーターがあったりするので、割とすぐにわかります。

マンションの場合、パイプシャフト内に複数の元栓がありますが、必ず水道メーターのふたかその周辺に札で部屋番号が書いてありますので、間違って他の部屋の水道を止めてしまわないよう、慎重に自分の部屋番号を確認しましょう。

アパートの場合

アパートの場合の元栓は、マンションのようにパイプシャフト内にある場合と一戸建てのように地面にメーターボックスが埋め込まれている場合があります。

この場合は一戸建てと同じくアパートの道路から入ってすぐのあたりに「量水器」と書かれたふたを探す事になるのですが、マンション同様、ふたを開けると部屋番号が書いてありますので、必ず自分の部屋の番号を確認してから元栓を閉める作業に入りましょう。

屋内にある元栓は小さい止水栓

では、屋内にある止水栓の事について紹介します。屋内にある止水栓は、上の画像を見ていただくとわかりやすいのですが、蛇口の下に伸びている管の中間にある、蛇口のひねる部分に似たものがあります。これが「止水栓」です。

元々上水道と言うのは家庭に行き着くまでの間にいくつかの止水栓を通過してくるのですが、この止水栓は上水道の末端にある小さい止水栓の1つで、主に蛇口関係の工事をする時に水漏れしないように水を止めておくための止水栓になります。

そして、一般的に「止水栓」と言うとこの蛇口のすぐ下にある止水栓を指しますが、機能が近いせいか元栓と非常に間違えられやすい部分になります。ちなみに、この止水栓は2種類あり、画像に紹介したのは手で回す事ができるハンドル型、そして、切れ込みの入った棒が突き出ているだけのがドライバーで回すドライバー式になります。

水道の元栓・止水栓の開け方

水道の元栓の開け方と閉める方法・元栓が回らない時の対処法

ではまず、元栓と止水栓の開け方について紹介します。しかし、その前に事前準備から説明をします。まず、水道メーターを見るとわかりますが、水道メーターのメモリの下に銀色と赤でできた駒のようなものがあります。

これは、「パイロット」と呼ばれ、水が出ているとくるくる回る仕組みになっています。この仕組みを利用して、水道の元栓を開ける前のチェックをする事が可能です。

そのチェックの方法ですが、まずは水道の元栓を開ける前に家中の止水栓を止めます。特に水漏れがない場合、このようにするとパイロットは一切回らなくなるのですが、水漏れがあった場合、わずかにでもパイロットは回ります。なので、水道の元栓を開ける前に、パイロットの動きで見えない所に水漏れがないかどうか確認をしましょう。

水道の元栓・止水栓を閉める方法

水道の元栓の開け方と閉める方法・元栓が回らない時の対処法

では次に、この水道の元栓を閉める方法について紹介をします。この方法は家全体、あるいはマンションやアパートの部屋全体の水の供給を一時的に止めてしまうものなので、まず事前にお手洗いの用事などを済ませ、水を一切使用しないのが確実になる時間に行います。

その上で、メーターボックスかパイプシャフトのふたを開け、元栓を右に回します。この元栓のレバーには、車のハンドルのような形のハンドルか、レバーが付いていますが、古い型の場合だとハンドルが付いていません。

この型の場合は、モンキーレンチで回して止めるタイプになりますので、水道の元栓を閉める前に、必ず自分の住まいの水道の元栓がどのような状態かと言うの調べておきましょう。

元栓を閉める前の注意点

水道の元栓を閉める前に、必ず水道の水がちゃんと止まっているかを確認する必要があります。この確認方法は、まず家の水道の内1カ所の水を出しっぱなしにし、水道メーターの所にあるパイロットを動かしっぱなしにしておきます。

このパイロットと言うのは、水が出ていると動く方式になっているのですが、このようにするとこのパイロットの動きで水が確実に止まったかどうかと言うのすぐにわかるようになります。

もちろん、パイロットの動きだけではなく、実際に水道を確認してちゃんと止まったかどうかと言うのも確認しましょう。水道を止めないで工事を開始してしまうと、家中が水浸しになりますので、必ずこの2重チェックを行いましょう。

止水栓

水道の止水栓を止めるのは、水道の元栓と比較すると非常に簡単です。まず、止水栓を探しハンドル式かドライバー式かを確認します。ハンドル式ならそのまま手で回して止め、ドライバー式のはマイナスドライバーかそれに準じるものを使用して止めます。

水道の元栓・止水栓が回らないときの対処法

水道の元栓の開け方と閉める方法・元栓が回らない時の対処法

しかし、水道の元栓と止水栓はいつも動かしている蛇口と比較するとほとんど動かす事がないため、硬くなってしまっていていざ動かそうとすると固くて疲れてしまい、お手上げになってしまう時があります。この時は一体どうすれば良いのでしょうか。こちらでしょうかいします。

元栓が固い

水道の元栓を止めるにしても、まずはバルブが動いてくれないことには意味がありません。しかし、固くて動かない場合は、まずはモンキーレンチとペンチでバルブを動かしてみます。それでもだめなら、次は小さい金槌で軽く叩きます。

これは、海外だと固くなった瓶詰めのふたを取る時の方法として広く行われている方法なのですが、軽く、他人を優しく叩いて起こす時のような力加減でトントンと小さい金槌でバルブを時計回りに叩きます。

こうすると、ほんの少しですが動くようになります。ほんの少しでも動くようになれば次の作業に進めます。改めてモンキーレンチとペンチを使ってバルブを動かしてみましょう。今度は案外すんなり動くようになります。

洗濯機の止水栓

洗濯機に限らず、止水栓全般に使える方法なのですが、止水栓が回らない時は、まず556やシリコンスプレーなどの潤滑剤をネジ部分に吹き付け、改めて回してみましょう。それでもだめなら、元栓の時に紹介をした優しく叩く方法を使います。少しでも力を込めて回すと、さらに固くなりますので力加減には注意をしましょう

水道の元栓が止まらないときの対処法

ところで、水道は水道局で管理をしているものですが、この水道設備に関して管理をしているのも水道局です。でも、水漏れをした時に修理を依頼するのは水道屋さんで、水道を管理していると言う理由で水道局に電話をする人はいません。

実はこれ、ちょっとややこしい話になりますが、水道局が管理所有をしているのは実は、上水道の排水管から水道メーターまでで、そこから上、すなわち普段目にしている止水栓と蛇口はその住宅の所有者か大家さんの管理所有となります。

そのため、本来であるのなら水道メーターとセットで入っている水道の元栓は水道局の持ち物となるため、止水栓と蛇口にしか管理所有権のない住民は水道の元栓を動かす事はできないはずです。でも、ネット上には水道の元栓を止める情報が溢れているのはなぜなのか、ご紹介します。

勝手に開ける

先に紹介したとおり、住民に管理所有権があるのは止水栓から蛇口までですが、緊急の水漏れを解消する必要があった時のみ、住民は水道の元栓を取り扱って良いと言う事になっています。

もちろん、あくまで緊急の処置ですし、水道の元栓を閉めたら家中の水道が使えなくなるので、これは本当の本当に最終手段となりますので、水漏れが見つかったら、まずは個別に水を止める方法になる止水栓を止める方から始めましょう。

閉めても水が出る

水道の元栓を閉めたのに水が出る。と言う場合、管轄の水道局にすぐ連絡をして、水道の元栓の修理に来てもらいましょう。これは、樹皮性のつまみタイプのバルブの経年劣化によるもので、つまみ内部のビスが空回りするようになってしまうのが原因です。

料金に関しては自治体によって異なり、無料の所もあれば有料の所もあります。必ず、連絡した時に料金がかかるかどうか確認をしましょう。

水道の元栓・止水栓の水漏れ対策

水道の元栓の開け方と閉める方法・元栓が回らない時の対処法

水道の元栓の水漏れの場合、止水栓からの水漏れなのか、水道の元栓からの水漏れのかで対処方法が異なります。まず、水道の元栓、すなわちパイプシャフト内かメーターボックス内の水漏れなら水道局に電話をして対応してもらいます。しかし、明らかに止水栓側からの水漏れなら自分で対応しないとなりません。

止水栓の水漏れの原因ですが、大部分は止水栓内部のパッキンが経年劣化した事によるものなので、あまり深刻に考える必要はありません。しかし、水漏れをほったらかしにしておく訳には行きませんので、まずは止水栓を止めて水漏れを止めましょう。この時、止水栓が何をやっても動かなかったら、応急処置として水道の元栓を閉めます。

水道の止水栓の交換方法

水道の元栓の開け方と閉める方法・元栓が回らない時の対処法

止水栓と言うのは、常に水にさらされている部分なので、丈夫そうな見た目とは裏腹に、実はとても壊れやすく、ちょっとしたごみの混入ですぐに水漏れを起こす、デリケートな場所になります。そして、素材によってはすぐに交換する事になってしまいますので、日頃からネジを回し、管理をしましょう。

止水栓の交換をする目安は、水漏れが起きてしまった時に止水栓のネジを回しても水漏れが収まらなかった時になります。こうなってしまったら、もうその止水栓は寿命になりますので、水道屋さんに依頼をして交換をしてもらいましょう。

水道の元栓・止水栓の修理方法

水道の元栓の開け方と閉める方法・元栓が回らない時の対処法

では、水道の元栓と止水栓を修理する必要が出た時、どうしたらいいのでしょうか。まず、水道の元栓の修理の場合は、最寄りの水道局に連絡をしましょう。止水栓の修理は水道屋さんに頼むのが1番確実なのですが、下記のことに該当する場合、自己責任として修理する事が可能になります。

しかし、近年自分で修理をしようとして無理だった、1カ所修理できたけどすぐ後に水漏れが出たと言う話が多く聞かれますので、少しでも自信がないと言う時は、迷わず水道屋さんに修理を依頼しましょう。

自分で止水栓の修理ができる条件
水漏れの勢いがわずかである確実に原因が特定できる
部品が取り外せる自分で直せる自信がある
修理箇所が取り外し可能あくまで自己責任の上での修理であると言う事を覚悟できる

止水栓のメンテナンスは日頃からこまめに

水道の元栓の開け方と閉める方法・元栓が回らない時の対処法

水道の元栓と止水栓のことについて紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。水道の元栓というのは、普段は隠れている場所にあるせいかとても地味な存在になり、止水栓と混合されてしまったりします。

しかし、いざネットで対応方法を調べようとした時、水道の元栓と止水栓が分かっていないと困ったことになってしまいますので、必ず両方をきちんと覚えましょう。

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