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身長別キッチンの最適な高さ・計算方法・標準|窓/カウンター

更新日:2020年08月28日

皆さんは自分に合ったキッチンの高さについて考えたことがありますか。この記事では自分にあったキッチンの高さの割り出し方や、それに伴ったキッチンパーツの設置についてなどをご紹介しています。時分に合った高さを知って、ストレスフリーなキッチンライフにしましょう。

身長別キッチンの最適な高さ・計算方法・標準|窓/カウンター

現在賃貸などで最も多く使われているキッチンのサイズは85cmのものが多いと言われています。ですが、古いアパートやマンションですと80cmや75cmなんていうものもあるそうです。

80cmでは主に身長160cm以下の小柄な方が使いやすいサイズですし、85cmはちょうど160cmほどの方が調理や洗い物をしやすい高さと言われています。

その次に多いのが90cmでしょう。理由などを含め以下にてご説明いたします。

キッチンの高さ90cmとは?

85cmの次に多いサイズが90cmです。日本人の平均身長が女性160cm前後、男性が170cm前後とのことで夫婦でキッチンを使う際の中間地点ということで決めることが多いです。

最近のキッチンは女性の方ばかりが立つとは限らず背の高い男性がキッチンに立って調理をしたりお手伝いをしてくれることもあります。ですので、あまり低く作ってしまうと背の高い人が苦労してしまいます。

しかし90cmのキッチンでも160cmほどの方ですとほぼ支障なく使えます。むしろ洗い物をする際にはちょうどいいと言われるほどです。小柄な方ですと厚底のスリッパなどを履くと調節可能なので、考慮してみるのもいいでしょう。

キッチンの高さ95cmだと高い?

長身の方たちですと90cmでも低く感じることもありますし、そんなに身長が高くなくても普段からスリッパを履いたままキッチンでの作業をする、キッチンマットを敷いているなど底上げの環境がある場合や、腰痛もちの方ですと少し高めにする方も多いでしょう。

そこで95cmのキッチンなのですが、長身の方に合わせて作るのでしたら、もちろん使い勝手もいいでしょう。洗い物も作業台-20cmだと考えれば、まだ楽な位置です。さらに高さがある分収納の幅も広がりますのでしまえるものも多くなります。

しかし、ガスコンロですと五徳がある分高さが出ますので鍋の中が見づらかったり、フライパンを振りにくいなどの障害も出てきますのでこの高さにする場合は注意が必要です。

キッチンカウンターのベストな高さは110cm?

キッチンカウンターの高さですが、一番多い作業台の高さが85cm、目隠しにちょうどいい高さとされるのがそこから+20~25cmですので、一番多くみられるのが100~110cmのキッチンカウンターです。

一番多いからといってこれがベストな高さなのかと言われると疑問に思うところです。あと5cm低ければ、もう少し高ければなどと考えることもあるでしょう。キッチンカウンターは先にも述べたとおり、ご自分の好きな高さに設定することができます。

したがって、キッチンの高さなどがすべて決まって、キッチンカウンターを使う際の目的が決まったあと考慮するのがいいでしょう。

キッチンの奥行とは?

「フラット対面」のキッチンを使われる際は、単純にキッチンの奥行が伸びると考えていただいてもいいでしょう。奥行は80・98cmの規格があります。しかしこれは壁付けにするかアイランド型にするかによって大きく変わります。

「I型」の対面キッチンでキッチンカウンターを設置する場合は、奥行が60・65cmと規格がほぼ決まっていることを念頭に置き、頻繁にキッチンに立つ方の身長・体形を考慮したうえで高さを算出しましょう。

キッチンの窓の最適な高さとは?

キッチンに窓があるご家庭も多くあるのではないでしょうか。最適な高さや大きさ、設置の有無はその目的によって変わってきます。

今回の見出しでは目的や、窓を設置する際の注意点なども含め最適な大きさや窓の位置をご紹介していきます。

窓を設置する目的とは?

目的にもいろいろありますが、一番多く言われるのは換気ではないでしょうか。換気扇だけではにおいや煙を除去しきれない場合に窓を開けて換気します。その場合の窓は大きくても小さくても構いませんが開閉が頻繁になるため手が届く範囲の窓が望ましいでしょう。

他にもキッチンの明り採りや、壁付けキッチンの場合の景色窓として設置する場合がありますが、その場合は大きめの窓かもしくは小さい窓を組み合わせると良いでしょう。この目的で換気という目的を含まない場合は、はめ込み窓でもいいでしょう。

窓を設置した際にありがちな問題とは?

窓を設置する際に起こりがちな問題をご紹介します。まずは窓から隣の家の中が見えてしまう場合、この場合弊害として目隠しのカーテンを設置してしまいキッチンが暗くなってしまいます。

この場合、設置の際に気を付けることとしては窓の位置を高めにする、窓と窓が重ならないように窓をずらして設置しましょう。もう窓を設置してしまった場合や、隣の家が後から建てられこの問題が起きた場合はカーテンを取り付けるのではなくブラインドにすることで明るさを保つことができます。

他にも、窓を設置したものの光が入らない、または入りすぎて暑いなどの問題もあります。陽が入りすぎて暑くなる場合はブラインドの取り付けを、陽が入らない場合は間接照明を多めに付けるなどの工夫をすることでキッチンが暗くなるのを防ぐことが可能です。

窓を設置する際に気を付けることとは?

目的をしっかり持ち、イメージしている場所に窓を設置した場合、きちんとその目的を果たせるかどうかを確認することが大事です。

例えば景色窓の場合、景色を見たくて窓を設置しても実際住んでみると見えなかったり、明り採りの窓のつもりが、自分の家が建った直後に隣に高いビルが建って明かりが入らないなど不都合が起こらないように事前に必ずリサーチしましょう。

また、キッチンカウンターの位置や吊戸棚の有無、天井の高さなどによってはそもそも希望していても設置できない場合がありますので、設置を考慮する際はそこにも注意が必要です。

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初回公開日:2018年05月29日

記載されている内容は2018年05月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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