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身長別キッチンの最適な高さ・計算方法・標準|窓/カウンター

更新日:2020年08月28日

皆さんは自分に合ったキッチンの高さについて考えたことがありますか。この記事では自分にあったキッチンの高さの割り出し方や、それに伴ったキッチンパーツの設置についてなどをご紹介しています。時分に合った高さを知って、ストレスフリーなキッチンライフにしましょう。

身長別キッチンの最適な高さ・計算方法・標準|窓/カウンター

キッチンには身体に合った高さがある!

普段何気なく使っているキッチンは、使う人の身長によって最適な高さがあります。合わない高さのキッチンを使っていると、体のあちこちに不調が出たり、それがストレスになってキッチンに立つのが嫌になってしまったりします。

そうならないためにも、今回は自分に合うキッチンの最適な高さについてご紹介しましょう。

身長別!キッチンには最適な高さがある!

キッチンは1日のうちでも長く立って作業をすることの多い場所です。これが身体に合わない高さのものですと、キッチンに立ってお皿洗いをしている時や、調理中などに腰が痛くなったり肩がこったりなどの体の不調が出てしまったり、高位のものを取り出す際に落としてしまって怪我をするなどの危険があったります。

そんな不調や危険を回避するためにも、キッチンの作業台や吊戸棚設置の際の場所など、自分にあったキッチン周りの高さを知りましょう。

対面キッチンにはつきもの!腰壁の高さはどうする?

対面式のキッチンですとよくあるのが腰壁です。腰壁とは上記画像で男の人が腕を乗せている部分のことで、キッチンカウンターとも言います。

キッチンの高さを基準にして設置される腰壁ですが、使う目的やインテリアの関係で高さを変えることもあります。以下では腰壁についてや、その高さについてもご紹介しましょう。

対面キッチンに腰壁を設置する際のメリットは?

対面キッチンとはその名のとおりキッチンに立った時、リビングを見渡したりカウンター越しに人と対面できるキッチンのことです。つまり、キッチンがリビングまたはダイニングの方に向いていることになります。

したがって、気になる方はキッチンの目隠しとして腰壁の設置メリットがあります。設置する高さにもよりますが、急な来客があっても慌ててキッチンを片づける必要もありませんし、どうしても生活感が出てしまうキッチンとリビング・ダイニングを区切る役割にもなりますので、リビング・ダイニングをすっきりと見せることができます。

他にも、カウンターとして利用することもできますので料理を並べたり、広めのカウンターにしてお食事を楽しんだりできます。どんな高さの壁を設置しても壁面に収納を作ることで収納スペースにもなります。

腰壁を設置する際の高さは?

腰壁の高さは目的別に決めると良いでしょう。目隠し、食事などがありますが、目隠しですとキッチンの水栓や手元がしっかり隠れる高さで、一般的と言われるのがの高さ+25cmと言われます。

逆に食事を目的とするのであればあまり高くしてしまうと、食事もし辛くなります。ですのでその場合は+25cmより小さくする必要があります。ただ、キッチンカウンターでの食事となりますと、そもそもが高い位置での食事になりますのであまりゆっくり食べるというのには適さないでしょう。

腰壁を設置する目的は?

目的をはっきりさせることで腰壁の高さや幅を決める判断材料になりますので、腰壁を設置する際には考慮しましょう。

例えば、上記にあったように手元隠しを目的とする場合は、カウンター幅はあまり多くとる必要はありませんが、朝食や軽食を食べる目的ですと幅は少し広めにとらなくてはいけませんし、キッチンカウンターをあまり高くしすぎると対応する椅子がありませんし、たとえ軽食と言えど食べにくくなってしまいます。

上記は例ですが、実際住んで使うことをしっかりイメージしながら考えるようにしましょう。

腰壁の高さを決める時に気を付けたいこととは?

手元が隠れるかどうかや、収納スペースなど気を付けることはありますが、もう一点注意していただきたいのが作業台の奥行です。よく見かける「I型」と呼ばれる対面キッチンの奥行は60・65cmと規格が決まっているためそこも考慮しましょう。

ただ、目隠しをするだけ、収納スペースを増やしたいだけならそこまで気にする必要もありません。しかし、実際キッチンカウンターを使う時というのは作業台で調理したものなどをキッチン側から手を伸ばして置きます。

その際ご自身の身長や体格、上記の奥行も考慮したうえで腰壁の高さを決めるようにしましょう。

キッチン作業台の最適な高さとは?

作業台の高さはJIS規格で数パターンに決まっており、80,85,90,95cmとなっています。この高さはご自身や、同居のご家族などキッチンに立つ人の身長や頻度を考慮して決めましょう。身長の低い人に合わせて作ると、高い人は腰を折ったままの姿勢になりがちですし、逆ですと低い人は肩がこってしまいます。

高めに作って、キッチンに立つ時は厚底サンダルを履くなど工夫をしてみるのもいいでしょう。

次のページ:キッチンの最適な高さの割り出す計算方法とは?

初回公開日:2018年05月29日

記載されている内容は2018年05月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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