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エアコン用コンセントとは|形状/種類・コンセントの増設方法

更新日:2020年08月28日

エアコンを購入して、いざ取り付けようとしたら、コンセントが合わない。これは珍しいことではありません。予め工事が必要だと解っていれば、お店で工事の相談をすることもできます。そこで、ここでは見落としがちなエアコン用のコンセントについて解説します。

エアコン用コンセントとは|形状/種類・コンセントの増設方法

時間

作業にかかる時間は、コンセントの交換ならものの5分とかかりません。また、ブレーカーから配線が必要となった場合、工事に1時間程度かかるかもしれません。なお、ブレーカーからどこを配線するかによって、時間がかかる場合があります。

1階のブレーカーから2階の部屋に配線するなら、かなり時間がかかるのを覚悟しなければなりません。エアコンの取り付けの際に、ブレーカーからの配線工事もいっしょにお願いする場合は、ある程度時間に余裕をもって対応しましょう。

エアコンとコンセントの位置が離れている場合の対処法と注意点

延長工事・費用


新築の家ならば、エアコンの室内機の近くに専用のコンセントを予め取り付けてあります。エアコンは近くに室外機も設置するので、取り付けできる場所は限られています。しかし、いろいろな理由で、当初予定していた場所から離れた場所に取り付けなければならないことはよくあります。

そんな時は、コンセントの延長工事が必要になります。既にエアコン専用の電源が引いてあるので、それを延長するだけで、それほど時間はかかりません。

なお、テーブルタップで代用できると思えるケースがあるかもしれません。しかし、テーブルタップで延長するのはできません。ワット数の大きなエアコンでは、コンセントに大きな電流が流れます。火災の原因にもなるので、専用の配線とコンセントを設置してもらってください。

費用

コンセントを延長する工事も、エアコンを取り付けに来てくれた電気工事士の方にお願いできます。既にあるコンセントから太目の電源ケーブルで、エアコンを設置した場所の近くまで延長し、新しいコンセントを設置します。ある程度材料も使うので、費用は5000円くらいです。

延長コード・法律

エアコンを取り付けに来た電気工事士の方から、エアコンの電源はブレーカーから専用のケーブルを引くことが法律で決まっている、と言われるかもしれません。しかし、そんな法律はありません。自分で延長コードを用意するからと言って、工事を拒否しても法律違反にはなりません。

しかし、エアコンは消費電力が大きな家電製品です。一般的なコンセントで使うには、ワット数が大きすぎるモデルが普通に売られています。そんな家電製品を何かといっしょに使うのは危険です。ブレーカーからエアコン専用の電源を工事してもらうのをします。

メーカー別のエアコンのコンセントの形状

コンセントはメーカーで違いは無い

まず、メーカーによってコンセントの形に違いはありません。先に説明したようにコンセントの形状は、電圧と流せる電流の最大値で変わります。そして、コンセントの形はJIS規格で決めらており、これに合わせて各メーカーはコンセントを選択しているのです。

さらに、工事に使う材料も汎用品です。そのため、取り付けに訪れる電気工事士は、どのメーカーのエアコンでも、使われているコンセントに合わせて取り換え工事ができるのです。

各メーカーとも、6畳向けのワット数の少ないタイプから、8畳や10畳といったリビングルームに適したワット数のタイプや、12畳を超える強力なタイプまでラインアップしています。それぞれのワット数に応じてコンセントが変わると覚えておいてください。

次に、エアコンメーカーを紹介します。

富士通

富士通の系列で家電製品を製造している富士通ゼネラルは、ノクリアというブランドのエアコンを販売しています。外側に縦に細い引き出し口があるデザインが特徴で、2種類の気流で部屋全体を快適にできる特徴があります。

三菱

三菱系列で家電を扱っているのは三菱電機は、家庭用のエアコンも製造しています。霧ヶ峰というブランドが有名で、センサーを使ってきめ細かく気流を調整し、部屋を快適にする特徴があります。

ダイキン

世界的な空調メーカーのダイキンは、業務用のエアコンでは大手ですが、家庭用のエアコンも製造販売しています。ダイキンのエアコンといえば、無給水加湿機能が有名です。この機能は上位機種にしか搭載されていませんが、エアコンの乾燥が苦手、という方には必須の機能と言えるでしょう。

次のページ:エアコンに合ったコンセントを設置してもらおう

初回公開日:2017年10月09日

記載されている内容は2017年10月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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