暖房はいつから使い始める?|地域別・ケース別・年別
更新日:2020年02月12日
ここまで、いつから暖房を使い始めるか地域別にご紹介して参りました。続いて、ケース別にいつから暖房を使い始めるかをご紹介してまいります。小さな赤ちゃんがいたり、ペットを飼っていらしたりする方は、ぜひ参考になさってください。
新生児
新生児は体温調節が苦手で、寒い場所ではすぐに体が冷えてしまいます。新生児の赤ちゃんにとって、いつから暖房を使うのが良いのでしょうか。目安として、室温が15℃程度になった頃に、20℃前後に暖めるのが良いと言われています。一方で、暖房に加えて厚着をさせたり毛布を掛けたりしすぎると、汗をかいてしまうこともあります。赤ちゃんの様子を見ながら調節することが大切です。
乳児
乳児の赤ちゃんも新生児と同様に、室温が20℃程度だと快適に過ごすことができると言われています。いつから暖房を使い始めるかというと、やはり室温が15℃を下回る頃が良いでしょう。靴下は履かせず、お洋服で調節しながら汗をかかないように気を付けます。
幼児
子どもが大きくなってきて活発に動くようになる年ごろからは、いつから暖房を使い始めれば良いのでしょうか。寒さに対する感じ方や考え方は様々で一概には言えませんが、幼児期からあまり寒さを知らずに快適な暖かい部屋ばかりに居ると、寒さに弱くなってしまうとも言われています。
体温調節が苦手な赤ちゃんの頃は室温を20℃程度に保っていましたが、大きくなれば15℃程度の多少寒い室内であっても、そのまま過ごすことで体が寒さに慣れ、寒さに強い身体づくりができます。暖かくし過ぎず、15℃程度を下回るのを目安に暖房を入れてみてはいかがでしょうか。
ハムスター
ハムスターは温度変化に敏感な生き物です。冬場に弱らせないためにも、いつから暖房を入れるかは大切なポイント。目安として、夜の室温が15℃を切るようになったら暖房を使い始めるのが良いでしょう。これは地域によって異なりますが、早ければ9月下旬ごろから、遅くとも11月くらいから暖房を使い始めましょう。
猫
一般的に猫は寒さに強い動物と言われていますが、仔猫であったり高齢猫であったりすると、寒さに対する強さは個体差が大きくなります。それではいつから暖房を使うかというと、気温がグッと下がって、猫が丸くなったり毛布に乗ったりするような暖を取る仕草をし始めるのが目安になります。ただし、猫は人間が意図しない行動をする生き物なので、猫が火傷などのケガをしないような工夫が必要です。
うさぎ
うさぎが快適に感じる温度は人間と同じくらいで、20℃前後と言われています。それではいつから暖房を使うかというと、やはり人間が寒いと感じ始めた頃が良いでしょう。夜間については、特別に冷え込む地域や時期は別として、ケージの周りを段ボールで囲ったり、木箱の中に牧草を入れて暖かい巣箱を作ったりなどの対策をすることで、特別に暖房を入れなくても過ごすことができます。うさぎの様子を見ながら上手に暖房を使いましょう。
ハリネズミ
寒い冬、ハリネズミは自然界では冬眠して過ごします。お家で飼っている時には適切に暖房を使って、冬眠させずに越冬することがおすすめです。それでは暖房をいつから使うかというと、20℃という温度が目安になります。ハリネズミは20℃を下回ると冬眠状態に入ると言われており、ハリネズミの周りが低くとも15℃以上になるように管理されている飼い主さんも多くいらっしゃいます。ハリネズミを飼っていらっしゃる方は参考になさってください。
1人暮らし
1人暮らしの方はいつから暖房を使い始めるのでしょうか。ライフスタイルにもよりますが、日中は仕事に出ていて夜に帰宅する場合、夜に冷え込むようになってくると暖房を使い始める方が多いです。地域にも寄りますが、時期としては10~11月になります。中には節約のために暖房を使わずに着込んで寒さを凌いでいる方もいますが、いずれのケースでも体調を崩さないようにすることが大切です。
会社
大勢の人が働いている会社では、人によって寒さの感じ方も異なり、いつから暖房を使い始めるか難しいところです。多くの場合、寒いと感じた人が暖房をオンにしますが、ビルなどによっては一元管理されているケースもあります。地域にもよりますが、やはり誰もが寒さを感じやすい室温15℃を切る前には暖房を入れることが多いです。
年別 いつから暖房を使い始めた?
初回公開日:2017年10月02日
記載されている内容は2017年10月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。