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エコキュートの寿命・耐用年数・寿命が来た時にかかる費用の目安

更新日:2020年08月28日

エコキュートの寿命はどのくらいかご存知ですか。一般的には10年くらいといわれています。ここでは、エコキュートの寿命や長持ちさせる方法、メンテナンスの方法などをご紹介いたします。これからエコキュートの購入を考えている方はぜひご覧ください。

エコキュートの寿命・耐用年数・寿命が来た時にかかる費用の目安

エコキュートの寿命・耐用年数

エコキュートという言葉を聞いたことがあるでしょうか。エコキュートとは、ヒートポンプ式電気給湯器のことで、ヒートポンプの技術を利用して空気の熱でお湯を沸かす電気給湯機のことをいいます。近年、節電やエコ活動への意識の高まりもあり普及率が高まっています。

また、家族構成などによって適切な大きさのエコキュートがたくさん発売されているので、自分の家に合った大きさのエコキュートを買うことができます。ここでは、エコキュートの寿命や替え時などについて詳しくみていきます。

エコキュートの仕組み

まず、エコキュートの仕組みについてご紹介します。エコキュートの仕組みは、至ってシンプルです。室外機がまわりにある空気や熱を取り込みます。次に、その熱は熱交換器で冷媒に吸収され、圧縮され高温になります。そして、高温になった熱を水に伝えてお湯を沸かすという物です。

電気温水器とエコキュートの違いとそれぞれの寿命

電気温水器とエコキュートの違いについてみていきましょう。エコキュートは、室外に設置された室外機が外の熱を吸収し、その熱を利用してお湯を温めていきます。電気だけでなく、外の温度も使うので、より少ないエネルギーでお湯が沸かせます。

これに対し、電気給湯器は貯水タンクの中にヒーターを設置してあり、そのヒーターの熱を利用してお湯を沸かします。電気だけでお湯を沸かすため、エコキュートよりも電気代が多くかかります。

エコキュートの値段は、200Lで685,000円(税別)、電気給湯器の値段は、200Lで307,000円(税別)です。初期費用はエコキュートの方が高いですが、ランニングコストはエコキュートの方が安いと言えるでしょう。

エコキュートの寿命は、一般的に10年から15年といわれています。電気温水器の寿命は、15年から20年といわれています。電気温水器の方が、少し寿命が長めです。

メーカー別エコキュートの特色と寿命

ここからは、エコキュートをメーカー別にみていきます。

ダイキン

ダイキンは、エコキュートシェア第3位の地位にあるメーカーです。薄型エコキュートや寒冷地用のエコキュートなど幅広い商品を展開しています。

ダイキンのエコキュートの特徴は、パワフル高圧です。従来のエコキュートはガス給湯器と比べるとシャワーの勢いが弱いのが弱点でした。しかし、ダイキンはこの問題を解消し高圧給湯を実現させました。ダイキンのエコキュートの寿命は、10年~15年といわれています。

三菱

三菱のエコキュートは、省エネにこだわったエコキュートということを売りにしています。節電モードやピーク停止などの省エネ機能が搭載され、安く賢く節電することができます。また耐震性にも優れていて、揺れに強い構造です。三菱のエコキュートの寿命は、12年くらいといわれています。

コロナ

コロナのエコキュートは、省エネと節水に力を入れています。また、たくさんの便利機能が付いています。停電してもお湯を使うことができるので、もしもの時にも安心して備えることが可能です。冬場の寒い時期でも、ヒートポンプが凍結するのを防いでくれます。コロナのエコキュートの寿命は、10年程度といわれています。

エコキュートの寿命がきたときにかかる費用

エコキュートの寿命がきたら、修理か交換かどちらかの方法をとります。

交換する場合は、約30万~45万くらいかかるといわれています。内訳は、エコキュート本体が約20万~30万円、取り換え工事代が約10万~15万くらいかかります。

修理を行う場合は、エコキュートを使い始めて8年くらいまでが目安となるでしょう。使い始めて10年過ぎたあたりでの不具合に関しては、寿命がきているし、保障期間も過ぎていますので交換をします。

使い始めて1~2年あたりの不具合であれば、基本的にはメーカーの無料保証期間中ですので、修理代はかからないことが多いです。使い始めて3年~8年くらいで起こる不具合に関しては、メーカー無料保証期間は過ぎていることが多いですが、延長保証に加入していれば修理代は無料になります。

オール電化のエコキュートの寿命

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初回公開日:2018年02月06日

記載されている内容は2018年02月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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