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プラズマテレビの寿命・液晶テレビとの違い・メーカー|電気代

更新日:2020年08月28日

プラズマテレビの生産は、現在終了していますが、自宅にプラズマテレビを所有している方はまだいらっしゃるでしょう。そこで今回は、プラズマテレビの寿命や電気代、特徴、さらには抜群のシェア率を誇る液晶テレビとの違いなどを紹介していきます。

プラズマテレビの寿命・液晶テレビとの違い・メーカー|電気代

プラズマテレビの寿命

プラズマテレビの寿命は一般的に短いとされており、仮に一日8時間テレビをつけている場合、8年ほどになります。ただこれは、プラズマテレビが販売され始めた頃の、当時の技術で作られたプラズマテレビの寿命です。

2010年以降に製造されたプラズマテレビの寿命時間は、10万時間とされています。1日8時間テレビをつけていた場合、約32年間使用することができます。液晶テレビの寿命時間に比べても、プラズマテレビの寿命は長いです。

では、なぜ、プラズマテレビの寿命は短いとされているのでしょうか。プラズマテレビを所有されていた方は販売開始当初に購入されている方が多いため、そのような印象が強いと言えます。

現在、プラズマテレビのシェア率は大型テレビ全体の約1〜2割とされています。販売開始当時は液晶テレビとシェアを競っていましたが、徐々に液晶テレビを選択される方のほうが多くなっていきました。

プラズマテレビにかかる電気代

プラズマテレビの電気代は液晶テレビに比べて高いです。一般的にテレビの電気代は、テレビのサイズが大きくなるほど高くなります。プラズマテレビは32型以上のサイズ展開となっており、同サイズの液晶テレビとプラズマテレビの電気代を比べると、2割〜3割液晶テレビの方が安いです。

さらに、古いプラズマテレビで大型になればなるほど電気代は高くなります。機種によってばらつきもあるので一概には言えませんが、新しい液晶テレビと古いプラズマテレビを比較すると、電気代が5倍程度高くなることもあります。

現在プラズマテレビを所有されていて電気代を安く抑えたいという方は、テレビの明るさを調節して輝度を落とすとよいでしょう。すぐには買い替うことのできない高額なものですから、工夫して電気代を節約することが大切です。

消費電力

電気代は、消費電力×使用時間で算出されます。プラズマテレビの電気代が高いのは消費電力が高いからです。これは、構造上の欠陥ではありません。プラズマテレビは自発光により高彩度な画質を実現しています。そのために液晶テレビと比較すると電気代が高くなります。

比較的新しいプラズマテレビと液晶テレビの消費電力を比べても、液晶テレビの方が3割程度安いです。ただ、4Kテレビと比較するとあまり違いはないので、プラズマテレビの映像が好きな方は、購入費用を考慮した上で、買い替えを検討するのもよいでしょう。

プラズマテレビのメーカー

現時点でプラズマテレビの生産は終了しています。最後までプラズマテレビを生産していたのはパナソニックです。つまり、最新のプラズマテレビは、パナソニックの商品ということになります。

プラズマテレビは機種によって、寿命時間や消費電力が大幅に違いますので、これからプラズマテレビを購入するなら、なるべく新しいものを買いましょう。

パナソニック

パナソニックは国内で最後の、プラズマテレビおよびプラズマディスプレイを製造、開発していたメーカーです。それゆえ、現存するプラズマテレビの中で最新のプラズマテレビは、パナソニックのプラズマテレビになります。

新しいほど寿命時間も長く消費電力も安いので、今からプラズマテレビを買うとすれば、パナソニックのビエラシリーズを選ぶべきです。

ただ、店舗在庫もほとんどなく、購入するとすれば中古品になります。テレビ本体の価格と使用時間を計算して購入しましょう。いくらテレビの本体価格が安くても、故障して買い換え時期が早くなってしまうと本末転倒です。

プラズマテレビは、部品を交換しながら使い続けるということが構造上難しいので、ディスプレイの寿命時間がテレビの寿命となります。そのため、寿命時間が長い、できるだけ新しいプラズマテレビを選ぶことが大切です。

価格別プラズマテレビ

プラズマテレビは現在生産されていません。今から購入するなら、中古品を探して、なるべく安く新しいモデルをさがしましょう。10万円以下で購入することも可能です。

プラズマテレビは、視野角が広いことと、動画の視聴に向いているという特徴があります。2台目のテレビとして用途を絞って利用するのであれば、電気代の高さもカバーできるでしょう。

スポーツ観戦や映画鑑賞用のテレビとして、今すぐ2台目のテレビを、ということであれば、中古品のプラズマテレビを購入するのもよいのではないでしょうか。

プラズマテレビと現在の液晶テレビ

もし、メインのテレビを買い替えるということであれば、プラズマテレビより液晶テレビを購入した方がよいでしょう。現在の液晶テレビは問題点とされていた、画面が白っぽく映る、コントラストが弱いといった点が随分と改善されています。

さらに、本体価格も割安です。低価格モデルでは10万円を大きく下回ります。6万円台でもラインナップが豊富ですので、各メーカーごとに特徴を絞って探せば、40インチの液晶テレビは多くあります。

それでもプラズマテレビが欲しい場合

それでもプラズマテレビが欲しいという方もいるでしょう。今までプラズマテレビを使用されていてその高コントラストな映像が好きということなら、4Kテレビを購入するという選択肢もあります。

特に「HDR」という技術に対応していれば、明るさの明暗をこれまで以上に高く表現できます。価格帯は10〜20万円と幅が広いです。

さらに高品質を求めるなら

プラズマテレビの構造と特徴をさらに押し進めたものが「有機ELテレビ」です。画質や機能面ではプラズマテレビの全てを上回ります。さらに、電気代もプラズマテレビ、液晶テレビよりも安いです。また、テレビ自体が薄く視野角も広いため、配置しやすいのも特徴です。

寿命時間が短いという課題もありましたが、その問題も解決されつつあります。ただ、価格帯は液晶テレビよりも10万円ほど高いです。普及率もまだ低く、多くの人は購入に関しては様子見状態でしょう。

プラズマテレビと液晶テレビの違い

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初回公開日:2018年05月10日

記載されている内容は2018年05月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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