卓上加湿器10選＆選ぶ時のポイント｜効果｜購入後の注意点

更新日：2020年08月28日

卓上加湿器をご存知ですか。加湿器は乾燥した部屋に適度な湿度を与えてくれる冬場にはなくてはならないものです。乾燥して湿度が低くなると皮膚がカサカサして痒くなったり、目の乾きや風邪をひきやすくなります。そうならないうちに加湿器を使って健康に過ごしましょう。

卓上加湿器使っていますか？

皆さんのご家庭には加湿器はありますか。冬になると乾燥が原因で起こるトラブルが多い中、加湿器を置く家庭が増えました。しかし加湿器と言っても最近は色々なタイプの加湿器が出ており、いざ購入を考えても何を選んでよいのかわからない程です。そこで今回は加湿器の効果や選ぶ際のポイント、加湿器を紹介します。ここでは中でもコンパクトで使いやすい卓上加湿器に注目しました。

卓上加湿器の効果とは？

ところで加湿器を置くことで具体的にどんな効果があるのでしょうか。加湿器の一番の効果は乾燥している空気中に水分を含んだ水蒸気を放つことで湿気を与えることです。

乾燥はお肌のトラブルやドライアイ、またウィルスの繁殖も促します。鼻や口腔粘膜が乾き免疫力が低下しているところにウィルスが感染することで風邪をひきます。特に冬場の乾燥しやすい時期にインフルエンザなどのウィルス媒体の病気が流行るのは、乾燥が一つの原因でもあります。

加湿器を使って湿度を上げると身体の体感温度が上がります。同じ気温でも湿度が高いと温かく感じませんか。体感温度が上がると体温は上昇しますので新陳代謝が活発になり、ウィルスへの抵抗力も備わる効果があります。このように加湿器を使うことで健康被害を抑える効果もあります。

卓上加湿器を選ぶときのポイントは？

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では加湿器を選ぶ際のポイントはどのようなことでしょうか。卓上加湿器の場合、床に直接置くにはやや小型のものが多いので、まず置く場所を考えることが大切です。

この時気を付けなければならないことは、あまり壁側に設置すると壁に水蒸気が当たり、カビの発生を促す恐れがあります。また、部屋の隅や端の方は空気の循環が悪いのでせっかく水蒸気がでても部屋全体に行き渡らず、その一角だけを湿度を上げることになってしまいますのでこれもまたカビの発生原因になってしまいます。

これらのことから、部屋の中央もしくは風の循環の良いところに置けるものを選ぶということも一つ大切なポイントです。もう一つの大切なポイントは、加湿器の４つの方式から自分に合ったものを選ぶということです。

加湿器の４つの方式とは？

ここで加湿器の４つの方式について説明します。加湿器には４つの方式があり、それぞれスチーム式、気化式、ハイブリッド式、超音波式といいます。では順に説明します。

まずスチーム式の加湿器ですが、機械の上部に蒸気が出る穴があり、そこから白い水蒸気が出ることで加湿を促します。比較的他の方式の物よりも急速に加湿してくれるので便利です。しかし吹き出し口の温度がかなり熱いので小さなお子さんがいる家庭では注意して使わなければなりません。

気化式の加湿器とは、洗濯ものを部屋干しする状態と同じで、紙に水を吸わせたものを部屋に置いておくことで、水が蒸発することで加湿してくれます。最近はデザイン性のあるものも増えており、部屋のインテリアとしても置くことができるのでがあります。しかし加湿効果が出るまでに時間がかかり、またフィルターや紙に菌が繁殖する恐れもありますので気を付けましょう。

自分に合った加湿器を見つけよう。

また超音波式の加湿器とは超音波を使って水分を水蒸気に変えます。機械が熱くならず、ヒーターを使う必要がないので消費電力を抑えることができます。またデザイン性も高く、部屋のインテリアとしても使えます。しかしタンクに常に水を入れているので、タンクに菌が繁殖しないように掃除が欠かせません。毎日のお手入れが必要となるものもありますので、忙しい方には向かないでしょう。

最後にハイブリッド式の加湿器について説明します。これはスチーム式と気化式、またはスチーム式と超音波式という二つの方式の良いところをあわせ持った加湿器です。スチーム式の加湿速度を持ち、気化式や超音波式の経済的な部分や静音性というメリットばかりを持つ加湿器ですが、その性能の高さ故に機械の構造が複雑で掃除がしにくかったり、値段が高めです。

このように4つの方式のメリットデメリットをよく理解し、自分に合った加湿器を選びましょう。