初心者向けのきゅうりの育て方|肥料/水やり/摘心/接木/支柱
更新日:2020年03月06日
追肥
きゅうりの植付けから2週間ほど経った頃に追肥します。化学肥料、もしくは液体肥料を与えましょう。化成肥料の場合は、2週間に1回のペースで、液体肥料の場合は、1週間に1回のペースで与えます。
プランターでのきゅうりの育て方
場所がなくて畑で育てることができず、ベランダなどで家庭菜園を楽しみたい場合は、プランターできゅうりを育ててみましょう。使用するプランターは、60㎝の深型の野菜用がおすすめです。
プランターで栽培する場合、大きく育てることは難しいでしょう。そのため、プランターで十分に収穫できる品種を選ぶようにします。よしなり、北進、フリーダム、ミニきゅうりなどがおすすめです。
水耕栽培でのきゅうりの育て方
水耕栽培とは、その名のとおり土を使わず、水で栽培する方法です。野菜や果物だけではなく、花やハーブなどの植物も育てることができます。育て方が簡単で管理も楽なため、家庭菜園初心者にも向いており、家庭で手軽に行えるのが魅力です。
水耕栽培でのきゅうりの育て方ですが、ペットボトルやバケツ、プラスチックのカップを用いて行えます。水耕栽培を行なったことがない方は、専用キットを購入すると良いでしょう。アプリと連動させられるものもあり、きゅうりにとって快適な環境を簡単に維持してあげることができます。
水耕栽培キット ホームハイポニカ601
「水耕栽培でのきゅうりの育て方がわからない」、そんな時はこちらの栽培キットがおすすめです。これ一つで簡単に水耕栽培できゅうりを育てることができます。コンパクトな大きさなので、室内でも手軽に始められます。
初心者にはピッタリ。欲を言えば、防寒グッズを付属して欲しい。
出典: https://www.amazon.co.jp/review/R3QUO5HDSZVZR0/ref=cm_cr_... |
更に発芽セットを付けたらもっと使い勝手がよくなる。
畑でのきゅうりの育て方
ここでは、畑でのきゅうりの育て方をご紹介します。畑できゅうりを育てる場合は、病気に強い接木苗をおすすめします。植付け時期は、5月上旬から6月半ば頃までです。寒冷地では、5月半ば頃から植付けを始めます。
1)日がよく当たる、風通しの良い場所を選び、植付け1週間前までに、堆肥や肥料などを入れて土をよく耕し、畑の準備をします。
2)苗の植付け穴を掘りましょう。穴と穴の間隔は50cm〜60cmにします。植付け穴に水をかけて十分湿らせ、ポットに入った苗にもたっぷりと水を与えておきましょう。こうすることで、植える時に根鉢が崩れにくくなります。
3)苗をポットから外し、植付け穴に浅めに定植します。植え付けが終わったら、たっぷりと水を与えておきましょう。
4)植付け後、仮支柱を立てます。こうしておけば、風にあおられてもツルが折れてしまう心配をしなくてもよいでしょう。ツルが伸びてきたら180cm〜200cmほどの支柱を立て、ツルを誘引します。
畑でのきゅうりの育て方のポイント
畑でのきゅうりの育て方のポイントは、水やりです。植付け後、10日~2週間ほどはまだ完全に根付いていないので、乾燥しないように注意しましょう。それ以降は土が乾いていたら水を与えるようにします。きゅうりは根が浅く広く張るため、水分不足を起こしやすいです。土の表面が乾いている時は、水やりをしましょう。
畑での育て方には、もう一つ大切なポイントがあります。それは追肥です。苗を植える前に土に元肥を施しているので、しばらくの間は肥料を与えなくても大丈夫ですが、植付け2週間後から追肥をします。追肥には化学肥料を用い、頻度は2週間おきに計3回行いましょう。1回の追肥で与える肥料の量は、1㎡あたり60g〜70gとします。
病気になりにくいきゅうりの育て方
病気になりにくいきゅうりの育て方は、前述した水耕栽培が適しています。また、水耕栽培で育てた場合、殺虫剤や農薬などを使わずに済むので、人体にとっても安全です。この他には、もともと病気に強い接木苗から育てるという手があります。
家庭菜園で美味しいきゅうりを育ててみよう!
きゅうりの育て方をご紹介しましたがいかがでしたか。きゅうりは栽培期間が短く、苗の植付けから40日ほどで収穫できます。育て方のポイントである水やり、ツルの誘引、追肥の3つをしっかり行えば、初心者でも育てやすい野菜です。
この記事を参考にして自分に合ったきゅうりの育て方を見つけ、きゅうり栽培にチャレンジしてみてください。きっとみずみずしく、ジューシーで美味しいきゅうりを楽しむことができるでしょう。
初回公開日:2017年11月29日
記載されている内容は2017年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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