【種類別】トマトの育て方｜種・苗から/プランター・地植え
更新日：2020年08月28日
剪定
剪定とは、生育を促し、病害虫の繁殖を予防するために、植物の不要な部分を切り取ることを指します。トマトの育て方の大切なポイントの一つがこの剪定です。
トマトが育ってくると、葉の付け根から「脇芽」と呼ばれる芽が伸びてきます。この脇芽を放っておくと、葉の方に水分や養分を取られてしまい、実の付きが悪くなって収穫量が減少したり、トマトの味が落ちたりします。水やりなどのついでに脇芽をチェックをし、発見した場合は摘み取っておきましょう。
大玉トマトの育て方で重要なのは、「摘果」という作業です。実がピンポン玉くらいの大きさまで育ったら、1房ごとに良い実を3～4個残し、その他は全部摘み取ってしまいます。こうすることによって、水分や養分が特定の実にのみ行き渡るようになり、甘く美味しいトマトができます。
トマトの地植えでの育て方
1）日当たりが良く、水はけの良い場所を選び、1苗につき幅と深さが30cm～50cmの植付け穴を掘ります。穴と穴の間隔は50cm以上離します。
2）掘り起こした土には苦土石灰と肥料を混ぜて、植付け穴に8割ほど戻します。土は植付けを行う2～3日前から水をかけて湿らせておきます。
3）植付け穴に水をたっぷりと注いだ後、苗を浅く植えます。
4）実が付き始めたら、水分の蒸発を防ぐために、株元に藁やビニールシートを敷きます。
地植えでの育て方のポイントは、温度と水分管理です。昼間の気温は25℃前後、夜間は16～17℃がトマトにとって適温です。水やりですが、土に染み込んだ雨だけで数日は大丈夫です。晴天が続き、土の表面が乾いている場合は、水やりを行いましょう。
家庭菜園で美味しいトマトを楽しもう！
トマトの育て方をご紹介しましたがいかがでしたか。トマトは、育て方のポイントさえ押さえれば、家庭菜園初心者でも育てやすい野菜です。トマトの育て方がわからない方や、まだトマトを育てたことのない方は、この記事を参考にしてトマト栽培にチャレンジし、ぜひ美味しいトマトを楽しんでみてください。
初回公開日：2017年11月28日
記載されている内容は2017年11月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。