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玉ねぎの育て方・水やりや収穫の仕方|球根・苗から/畑

更新日:2020年02月17日

家庭の常備野菜である玉ねぎは、長期間貯蔵が効きますから、大量に作っても困ることはありません。その栽培方法は、植え付ける時期や肥料など育て方を適切に行えば、決して難しいものではありません。初心者でも失敗の少ない玉ねぎの育て方のコツをご紹介します。

玉ねぎの育て方・水やりや収穫の仕方|球根・苗から/畑

玉ねぎの球根からの育て方

玉ねぎを常備野菜として常にストックしてあるというご家庭も多いでしょう。玉ねぎは保存がきくので、家庭菜園でたくさん作ってもムダになることはありません。「玉ねぎの育て方は難しいのでは」と考えてしまいます。確かに、種や苗から育てると半年以上もかかりますし、玉ねぎ独特の「トウ立ち」もあるので、難易度は高くなります。

しかし、玉ねぎの育て方初心者の人でも、簡単においしい玉ねぎを育てる方法があります。それが、球根から育てる方法です。

植え付け時期が大切

球根からの育て方で重要なのが、植え付ける時期です。苗ですと、11月~12月に植え付けて、翌年の5月~6月にかけて収穫時期になります。しかし、球根の場合の育て方では、8月の終わりから9月の初旬にかけて植え付けし、同じ年の11月~翌年1月くらいが収穫時期になります。この時期を間違えると、トウ立ちした固い玉ねぎになってしまいます。

玉ねぎの球根は「ホームたまねぎ」として、ホームセンターや種苗店、通販などで300gで1,200円ほどで購入することができます。

玉ねぎの苗からの育て方

一般的な育て方が、苗から育てる方法です。球根よりも安く手に入りますし、種よりも早く育てることができます。また、玉ねぎの種は寿命が短く、すぐに発芽力が低下してしまいます。家庭菜園では、種まきから始めると発芽せずに失敗する可能性が高くなるので、苗から育てることをおすすめします。

苗の選び方

苗からの育て方では、苗選びも重要なポイントになります。元気な苗を選びましょう。白い根が長く伸びている苗は、元気な証拠です。また、草丈が20cm~30cm程度で、葉が3~4枚くらいのものを選びましょう。苗の太ささが鉛筆よりもやや細いくらいのものを選びましょう。それよりも細いと、霜柱に負けてしまいますし、太ければトウ立ちしやすくなります。

苗の植え付け時期

苗は、やはりホームセンターや種苗店、通販などで購入できます。値段の目安は100本で1,000円ほどです。玉ねぎにも色々な品種があります。早生品種は、11月中旬~下旬、中生や中晩生品種は11月下旬~12月上旬が植え付け時期になります。玉ねぎの苗の植え付け時期によって、トウが立ちやすくなります。購入する時には、よく植え付け時期を確認しましょう。

基本の玉ねぎの育て方

玉ねぎは、基本的な玉ねぎの育て方をしっかり守れば、畑だけでなく、プランターでも栽培できます。

肥料

まず、玉ねぎは酸性土壌を嫌います。自然のままにしておくと、雨がわずかに酸性のため酸性に傾いてしまいます。植え付ける前に、土壌改良するため苦土石灰による酸度調節を必ず行うようにしましょう。

玉ねぎは、冬の間に根を十分に張らせておいて、春になったら勢いよく成長させるのが育て方のポイントになります。そのため、元肥としてリン酸を十分に与える必要があります。リン酸が少ないと根が十分に張らず、冬を越せなくなってしまいます。

元肥の他にも、追肥が必要になります。追肥の時期は、1月に1回、2月~3月にかけて1回と2回ほど行います。玉の追肥の量は、一株にひとつまみ程度の化成肥料が目安となります。

水やり

玉ねぎの育て方では、水やりも重要なポイントです。苗を植え付けた後は、根がつくまで十分に水を与えましょう。玉ねぎは根が短い分、乾燥には弱くなっています。しかし、常に濡れている状態では、今度は根腐れを起こしてしまいます。土が乾いたら水やりをしましょう。冬場は、基本的に自然の雨水に任せるようにしましょう。

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初回公開日:2017年11月24日

記載されている内容は2017年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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