【種類別】キウイの育て方|種・苗から/プランター・棚
更新日:2020年08月28日
種類別キウイの育て方
フルーツ
キウイフルーツの呼び名で親しまれている果物ですが、キウイはとても多くの種類があります。キウイフルーツの中でも最高級「ゴールデンキング」は、とても甘く極上の味わいが楽しめる品種です。
この品種は1本では着果しないので、近くに孫悟空を植えてあげると良いでしょう。花の開花時期がずれてしまうと着果しませんから、花粉を冷凍保存して、翌年の開花時に人口受粉をする育て方が良いでしょう。
植え付けは、秋から梅雨頃まで長期的に可能です。肥よくで水はけのよい土に植え付け、水をたっぷり与えます。堆肥を十分に与え、11月頃には有機質肥料と、2月頃には速効性肥料を与えましょう。ほとんど病害虫の心配なく育てられる種類です。
スーパーエメラルド
キウイは、通常雄花と雌花が無ければ実りませんが、スーパーエメラルドは、両性花の花が咲き1本で実る種類です。育て方は、秋から梅雨頃まで肥よくで水はけの良い土に植えて育てます。乾燥に弱いので、十分堆肥を混ぜた土に浅く植えます。
キウイは、寒さに強い植物ですが、春の芽吹き時に寒風が当たらない場所に植えると、スクスク成長するでしょう。芽吹いた後は、寒さが苦手になりますから、植える場所には注意しましょう。
肥料は、有機票を11月頃に与え、速効性肥料を2月頃に与えます。スーパーエメラルドは
植えてから3~5年くらいで実がなる種類です。環境によっては、5年以上かかる場合があるでしょう。
キウイの種からの育て方
キウイの種まきの育て方は、種の周りの果肉を取り除いてできるだけ綺麗に洗います。肥よくな土を用意して、すぐに蒔く育て方をします。キウイは乾燥が苦手なので、用土は乾かないように管理します。発芽までは、寒いと数ヵ月かかる場合があるので、温かい春の時期に蒔くのが良いでしょう。
キウイは、花が咲くまで性別がわかりません。種から育てる場合は、いくつか同時に蒔いて勢いがあるのが雄株の可能性が高いので、細いものと混ぜてランダムに間引くと、雄雌の株が手に入りやすくなります。実がなるまで3年以上はかかりますから、気長にゆったりとした育て方が良いでしょう。
キウイの苗からの育て方
種類の選び方
キウイは、関東より西の温暖な気候で育てるのに向いています。病害虫に強く生育旺盛で、初心者に育てやすい植物です。キウイの大きな特徴は「雌雄異株」で、雄株と雌株に分かれていることです。品種によっては両性花もありますが、一般的には2本植えて受粉させて実を着けます。
これらの事を考えて庭にスペースがあるようなら、2種類購入して育てる方法か、鉢植えなら両性花の品種を選んで育てる方法もあります。
育て方
キウイは、新梢の基部4~5節に花芽を持ちます。それぞれの節に3つほど花が付き着果させるには、人工授粉が必要です。雄花を直接雌花につければ受粉できます。
キウイは、受精後生理落花をしません。放っておくと小さな実ばかりになってしまうので、摘果作業が必要です。花が咲き終ると急速に肥大化して、受粉後50日までに成熟果の80%まで成長します。そのため、摘蕾が有効な育て方です。
摘蕾は、葉が10~12枚の長果枝で3~4個、葉が6~7枚の短果枝で2個を目安にします。行う季節は6~7月、発育不良の小さい果実やキズのある果実枝で3果、短果枝で1果残す育て方をします。
植え付け
関東から西の温州ミカンが栽培できる地域は、10~12月の秋植えにします。関東より北の寒冷地では、2~3月の春植えが良いでしょう。
庭植えの場合、3m以上の間隔を取って植えつけます。風が強く吹き付ける場所は避けて、日当たりが良い所に植えます。水はけが良く水もちが良い土壌に植えつけて育てます。植え付けの2週間前に、直径40cm、深さ40cm程度の穴を掘り、掘りあげた土に苦土石灰を混ぜておきます。
2週間後、掘りあげた土5:腐葉土3:赤玉土中粒2と粒上肥料を、1株当たり200g程度混ぜた土に2週間後植えつけます。苗は、2~3芽を残して芽と芽の間を切り、支柱などを立てて誘引していく育て方をします。
キウイの鉢植え・プランターでの育て方
キウイは、鉢植えでも育てられます。鉢植えでの育て方は、行灯やトレリスを設置して誘引します。実生からの育て方は、小さな鉢から徐々に大きくしていき、最終的には7~12号鉢に植えかえます。
苗からの育て方は、8号鉢に植えつけます。幼木の頃は、勢いのある枝を1本選んで、主観として育てましょう。トレリスや行灯を使用する時は、ツルが巻きつかないように誘引して育てましょう。
初回公開日:2017年12月05日
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