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【種類別】菊の育て方と増やし方|スプレー/食用/福助

更新日:2020年08月28日

カラフルな色が素敵な菊は、世界に20,000種類あります。日本だけでも、400種類はあると言われています。一般的に販売されているスプレーマムや大輪の花が特徴の菊など、菊の育て方をご紹介します。育て方のコツを掴んで、多くの花を咲かせてみませんか?

【種類別】菊の育て方と増やし方|スプレー/食用/福助

大菊は、直径18cm以上の菊の事です。腕前があがると、品評会に出品できる菊の種類です。育て方は、スプレーマムなどと大きく変わりません。水やりに多少違いがあり、秋菊の場合8月末まで水を控え、9月からたっぷり与えます。花が7分咲きになったら再び水を控えて育てます。

福助

福助の育て方は、ベランダでも簡単に作れる大菊です。基本的な育て方は、他の菊と変わりません。大きな花が咲くので、「輪台」と呼ばれるものを購入し補助してあげましょう。

菊の切り戻しからの育て方

菊の切り戻しは、7月から11月半ばにします。花が終わった後に花茎を地際から3cm残して切ります。

菊の挿し芽からの育て方

菊を5月上旬頃に、茎を5~10cm位切って挿し補にします。切る時は、切り口を斜めに切り2時間ほど水につけたら、先端の葉を3~4枚残して土に植えます。土は、極小タイプの鹿沼土5:バーミキュライト3:小粒の赤玉土1:くん炭1の割合で配合した土を使用します。

この土に、深さ1.5~2cmの穴を開けて挿して育てます。しばらくすると根が生えてきますので、茎の長さが15cm以上に成長したら鉢や地面に植えます。

菊の育て方と増やし方

菊の挿し芽は、気温が20度前後あればいつでも挿し木をできます。屋外で挿し木をするなら、5~6月の時期と10月がです。それ以外の時期は、屋内で育てると良いです。夏場は、エアコンを使用しないと温度が上がりすぎるため、扇風機などを使って温度管理をしましょう。

挿し芽の育て方でご紹介した土を用意して、挿し木にする菊を用意します。茎の節を区切りとして、挿し補を10cm位に切ります。切り方は斜めに切り、カッターなどで綺麗に切ります。そび後、1時間くらい水に浸けて土に挿していきます。

1か月半ぐらいで根が張り発芽し始めるので、ビニールポットなどの小さな入れ物に培養土を入れて小苗をつくります。これを繰り返せば、1本の菊から多くの苗が育てられ増やす事ができます。

菊の地植えでの育て方

菊を地植えで育てるには、水はけが良い場所に植えて育てます。一段高くなった花壇か、傾斜地などの水はけの良い場所を選び、泥跳ね防止やバークや藁などを敷く育て方です。水やりは、植木鉢の菊よりも頻度が少なくてすみ、大きく成長しすぎるので、摘み芯などのお手入れをして形を整えると良いでしょう。土や肥料は、大きい鉢植えとあまり変わりません。

菊の育て方で注意したい剪定

剪定は、切り戻しと同じ作業です。

菊は摘心(てきしん)が重要

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初回公開日:2017年11月24日

記載されている内容は2017年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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