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【種類別】菊の育て方と増やし方|スプレー/食用/福助

更新日:2020年08月28日

カラフルな色が素敵な菊は、世界に20,000種類あります。日本だけでも、400種類はあると言われています。一般的に販売されているスプレーマムや大輪の花が特徴の菊など、菊の育て方をご紹介します。育て方のコツを掴んで、多くの花を咲かせてみませんか?

【種類別】菊の育て方と増やし方|スプレー/食用/福助

菊を摘心するには、頂芽(ちょうが)を切ります。頂芽とは、茎の先端いある目の事で、頂芽を取ると、そこから側芽が出てきて2~3本にわかれます。菊の場合は、分れた先でも蕾をつけるので、上に伸びすぎることも無く、花をたくさん咲かせてあげる育て方ができます。

この摘心の作業は、スプレー菊や小菊など、花数が多い品種にする育て方です。摘心をするのは1度目は春先です。目が見えてきたら、頂芽を園芸用のはさみでカットします。その後は、菊の様子を見ながら開花の2か月前まで行います。

菊の種類によって変わりますが、お盆に開花する菊は5~6月上旬頃、秋に咲く菊なら7~8月頃にします。開花時期まじかに摘心すると、恰好の悪い菊になるので注意しましょう。摘心の回数は、1回でも良いですし、育成旺盛なら3回してもかまいません。

菊の害虫

菊は、灰色かび病、さび病、うどんこ病名など、糸状菌によるカビに弱い植物です。これらになる原因は、風通しの悪さが考えられます。菊を地植えにする育て方は、水はけが悪くなりやすいやすいです。畝や溝を作って排水性を高めてあげましょう。

病気を発見したら、菊の枯れた葉っぱや枝を取り除く、藁やもみ殻で根元を保護して泥の跳ね返りを最小限にして、病気の拡大を防ぎます。定期的に殺菌剤を散布して、病気にかかりにくくする育て方もです。

冬の菊の育て方

冬に咲く菊の育て方も基本的には同じです。6月中旬から7月上旬に日当たりや水はけの良い場所に植えて、2週間ほどで根が張ってきますから肥料を与えます。6月下旬頃から摘み芯を始め、脇芽の整理も行います。

大輪の菊の場合は、中心の蕾を1つ残し、小菊は特に蕾を取らず成長させ、大きくなったら支柱をして育てます。菊は、多くの種類が存在しますが、育て方に大きな違いはありません。

菊の育て方は難しくない

菊は、カラフルな色で形も多くある種類です。花の少ない冬場にも、彩豊かにしてくれる花です。菊の育て方は簡単で、初心者でも育てやすい種類です。スプレーマムなどの小さな菊は摘み芯が大切で、手をかけると多くの花を咲かせてくれます。

ただひとつ注意したいのが、水やりの管理です。種類によっても違いますし、水をきらしても与えすぎても枯れてしまいます。忙しい生活をしている人は、水やりの育て方で失敗するケースがあります。ご紹介した育て方を参考にして、さまざまな種類の菊を育ててみましょう。

初回公開日:2017年11月24日

記載されている内容は2017年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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