パクチーの育て方・室内・水耕栽培・種・苗・畑|間引き/花
更新日:2020年08月28日
パクチーの室内での育て方
現在、大ブームのパクチーですが、食べられるところが限られていて、食べてみたいけど、なかなか取り扱っているお店が近くにないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、自宅でパクチーを育ててみてはいかがでしょう。意外に簡単に育てることができます。
こちらでは、初心者でも上手にできるパクチーの育て方を紹介します。ぜひ参考にして、自宅でタイ料理などエスニック料理をを楽しみましょう。
室内でパクチーを育てることはできる?
タイ料理や東南アジアの料理によく使われているため、暑い地域でしか生育しないのでは、と思われがちなパクチーですが、実は、暑さも苦手、寒さも苦手な植物です。ですから、室内で育てるのに適している植物です。
もちろん外でプランターや鉢、畑など直に植えても良く生えますが、室内で栽培すると年中新鮮なパクチーを楽しむことができます。キッチンの脇でちょっとオシャレにパクチーを育ててみませんか。簡単なパクチーの育て方をいつくかご紹介します。参考にしてください。
パクチーの水耕栽培での育て方
パクチーを水耕栽培で育て方ですが、必要な道具をそろえてからはじめましょう。まず、水耕栽培に必要なものとして、ホームセンターなどで販売している水耕栽培キットなどを使って育てるのも手ですが、あまりお金をかけずに楽しみたいという方には、ペットボトルやなどを使うパクチーの育て方もあります。
ペットボトルを飲み口から半分ほどの位置でカットし、残ったペットボトルの部分へ飲み口のキャップを外して反対に差し込むだけで苗を栽培することができます。
パクチーは、種からでも苗からでもよいのですが、パクチーの種、または苗を逆さに挿したペットボトルの飲み口部分へスポンジと一緒に挿し、下のペットボトル部分には、水と肥料を混ぜたものを入れておくだけでOKです。栽培キットを購入して育てる育て方よりも安く、パクチーの水耕栽培を楽しむことができます。これなら気軽に始めることができます。
パクチーの種からの育て方は?
まず、パクチーを種から育てる育て方として、種を手に入れるところから始めましょう。今はホームセンターのガーデニングコーナーなどで簡単にパクチーの種は手に入るようになりましたが、パクチーには呼び方がいろいろあり、パクチーで探しても見つからないこともあります。
実はパクチーとは、タイ語の呼び方で、英語では「コリアンダー」と呼ばれます。その他の国でも呼び名が違い、「ザウムイ」「シラントロ」「香菜」などとも呼ばれます。時折、「中国パセリ」や「チャイニーズパセリ」などとも呼ばれます。パクチーの種を探していて、なかなか見つけることができない場合は、「コリアンダー」や「香菜」の名前で探すと見つかることもあります。
パクチーの種を手に入れたら
パクチーの種を手に入れたら、そのまま植えるのではなく、種を二つに割り、発芽しやすいようにしてあげましょう。硬い皮でおおわれている外側を軽く割って、中の種子を出して、ガーゼや綿などを水に湿らせた上で一晩ほど浸しておくと種をそのまま植えるよりも早く発芽してくれます。
パクチーを育てるのに最適な温度は?
パクチーを育てるのに最適な温度は、20℃がもっとも育ちやすい温度です。暑からず、寒からずといった温度がパクチーを植えるのには最適な時期といえるでしょう。
水耕栽培をする場合もあまり直射日光などを浴びて暑くなり過ぎず、冷たい場所で寒くならない場所に置いて育てるとよいでしょう。といっても、室内でパクチーを育てる育て方の場合は、あまり気にしなくてもよいでしょう。室内の気温は安定しているので、パクチーにも快適で、水耕栽培は育てるのに向いている育て方です。
パクチーの苗からの育て方は?
パクチーの苗も種と同じようにホームセンターのガーデニングコーナーなどで取り扱っているところがありますので、そちらで購入するとよいでしょう。その際、パクチーを上手に育てる育て方として、ポイントは「苗選び」が大切です。
パクチーの苗を選ぶときに、大きいものではなく、小さいものを選ぶのがポイントです。一見すると大き目の苗がよく育ちそうな雰囲気がしますが、大きいものだと根が上手く根付かないことが多く、小さめの苗の方がよく根付く傾向がありますので、パクチーを苗から育てる場合には、小さめの苗を選んで育てるよいでしょう。
食べ終わったパクチーの根を植えても…
時折、ハーブなどを取り扱っているスーパーなどでもパクチーが店頭に並んでいることがありますが、根がついたまま販売されているパクチーを購入して、葉の部分を美味しくいただいて後は、根っこの部分をそっと水耕栽培するパクチーの育て方もとあります。上手くいくとも一度食べられるくらいまでパクチーが育つこともあります。
せっかくなので、試しに上のようなペットボトルで作った水耕栽培キットに植えて育ててみてはいかがでしょうか。少し変わった育て方ですが、意外にパクチーも成長します。再生野菜も流行していて、食費の節約にもつながるので、このようなパクチーの育て方もです。
初回公開日:2018年01月09日
記載されている内容は2018年01月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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