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プルメリアの育て方・室内・種・苗・鉢植え・地植え|土/挿し木

更新日:2020年08月28日

いかにも南国の花といったイメージのプルメリアです。その香りは、ジャスミンのような甘い匂いがです。育て方のポイントは、弱点である寒さ対策をしっかり行うことです。そのほか、水やりや肥料、増やし方など、プルメリアの花をたくさん咲かせるコツをご紹介します。

プルメリアの育て方・室内・種・苗・鉢植え・地植え|土/挿し木

挿し木

プルメリアの挿し木からの育て方で、最適な季節は6月です。プルメリアは、成長が早く、上に上にと枝を伸ばしていきます。

長くなると頭でっかちになって、鉢とのバランスが悪くなり、少しの風でひっくり返ったり、樹形も悪くなったりするので、育て方として、途中で切り戻しをしてやります。切り戻しをしたときの枝を捨てずに、挿し木にすれば、簡単に増やすことができます。

挿し木の方法

切り戻しをするときに、枝先10~20㎝のところを斜めに切るようにします。この時注意しなくてはならないのが樹液です。

プルメリアは、キョウチクトウの仲間で樹液には毒が含まれています。切り落とす際に樹液が手について、その手で目を拭いたりすると危険なので、必ず軍手をして作業をしましょう。また、切るときに使うハサミは、熱湯消毒をしておくと雑菌が入りません。

挿し木の育て方として、樹液を落とすため、ひと晩水に浸けておきましょう。そして断面を拭いたら、日陰で1週間くらいかけて切り口を乾燥させます。完全に切り口が乾いたところで、鉢に植えます。茎が10㎝ほど埋まるように植えましょう。発根するまで、風通しの良い明るい日陰で様子を見ます。土が乾いたら水やりを繰り返します。新芽が出れば挿し木は成功です。

プルメリアの地植えでの育て方

プルメリアは、日本のような気候でも地植えができるのでしょうか。プルメリアは、寒さに弱い植物です。冬でも最低気温が20℃を下回らない地域では地植えすることもできますが、霜が降りるような地域では、枯れてしまいます。鉢に植えて室内で管理する育て方の方が確実と言えます。

しかし、プルメリアは成長の早い植物です。あっという間に大きくなってしまうので、地植えにしたいときもあります。大きくなったプルメリアは、多少寒さには強くなっているので、地植えにして、冬対策を施しておきましょう。

冬対策をした育て方としては、木の幹をムシロなどで囲ったり、根元に藁などを置いたりすると寒さ対策になります。植える場所も日当たりのよい場所を選ぶようにしましょう。

プルメリアはとっても気まぐれ

いかかでしたでしょうか。プルメリアの育て方を間違えていなくても、その年によって咲いたり咲かなかったりします。お花を楽しみにしていたのに、何が原因だろうと頭を抱えてしまう人も多いのですが、元気にしているようであれば、諦めずに冬の管理をしっかり行ってください。次の年の夏には、立派な花を咲かせてくれるでしょう。

初回公開日:2018年01月10日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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