モンステラの育て方のポイント|添え木/室内/下部上がり/冬
更新日:2020年08月28日
モンステラの広がるときの育て方
添え木
特徴的な葉っぱが魅力的なモンステラですが、環境が整うとグングン伸びてバランスを崩してしまうことがあります。まとまりよくバランスを整えてあげるには、支柱を使って支えてあげると良いでしょう。
支柱を使った育て方は、太さのあるしっかりした支柱を選びます。モンステラに最適な支柱は、ヘゴと呼ばれる植物の幹を乾燥した支柱が。ヘゴは網目状になっており、凸凹した表面でモンステラが巻きつきやすくなっています。
モンステラは成長が早いので、大きくしたいサイズの支柱を立てて誘導してあげましょう。支柱は鉢に深くしっかり挿して、茎と支柱を紐で8の字に結びます。モンステラが大きくなってから支柱を立てても遅くないですが、できれば植えつけた時に立てておくと誘導しながら育てられますから良いでしょう。
モンステラの室内での育て方
モンステラは寒さが苦手な植物ですから、室内で育てるのに向いています。強い日差しが当たらない、レースカーテン越しの明るい場所に置きます。夏は直射日光に当たらないように、明るい日陰に置く育て方をします。
冬になったら、ガラス越しの日光が当たる場所に移動する育て方をします。熱帯の植物なので、気温が高くても水を切らさなければスクスク成長します。ただし、室内管理でも冬も寒さには弱いので注意しましょう。
モンステラは、5度以下になったら枯れてしまうので、冬になったら温かい部屋に移動します。エアコンの風が当たらない場所に移動して、気温を高く保った育て方をします。
幹上がりのモンステラの育て方
モンステラを幹上がり(幹立ち)させるには、植え替えを行います。5月下旬から6月下旬ごろ、最低気温が15度以上の気候になったら植え替えます。一回り大きな鉢を用意して観葉植物用の土を使って植え替える育て方です。
幹上がりに仕立て直すには、不要な葉をよく切れるカッターで切り、枯れた葉や変色した葉は取り除く育て方をします。鉢を横に倒してモンステラを抜き、古い土を1/3落とします。
新しく用意した鉢に軽石を敷き、株が中心になるように植えつけます。この時、鉢に対して垂直になるように植え替えをすると、幹上がりのモンステラになります。モンステラにとって幹上がりにすると、幹に大きな負担がかかります。幹上がりにする時は必ず支柱を立てます。
植え替えが完了したら、水をたっぷり与えて2週間ほどは半日陰の風通しの良い場所に置いて管理します。2週~1か月は、肥料は必要ありませんから水だけ与える育て方です。
冬のモンステラの育て方
モンステラは熱帯雨林が原産の植物です。寒さにはとても弱く耐寒温度は5度です。ベランダなどに置いている場合は、15度以下になったら室内に入れる育て方をします。室内に入れたら、エアコンの風が当たらない明るい半日陰に置く育て方です。
水やりは控えめにして、土が乾いたら2~3日後にたっぷりと与えます。受け皿の水は必ず捨てて根腐れに注意します。適度に霧吹きで葉水を与えると、害虫予防にもなるでしょう。冬の間は肥料も必要ありませんから、ゆっくり休ませてあげましょう。
100均のモンステラの育て方
100円ショップに売られているモンステラは、とても小さいですが大切に育てると数年後には腰ぐらいの高さまでグングン成長してくれます。モンステラはとても丈夫なので、基本的な育て方ができれば、初心者でも簡単に大きく育てられます。
100均で購入したモンステラは新しい鉢に植え替えてあげます。一回り大きいサイズ位の鉢に軽石を入れて、観葉植物用の土を使って植え替えます。夏の直射日光が当たらない、明るい日陰に置く育て方をします。
水やりは、春と秋は土が乾いたらたっぷりと与え、夏は毎日与えましょう。冬になると成長が止まるので、土が乾いてから2~3日後にたっぷり与える育て方をします。肥料は5~9月の成長期に緩効性肥料を2か月に1回与えます。100均のモンステラでも、2~3年に1回植え替えを行えば、とても立派に成長するでしょう。
モンステラのハイドロカルチャーでの育て方
土を使いたくない場所では、モンステラをハイドロカルチャーで育てる事ができます。鉢は管理のしやすい透明なものを選び、すぐに成長しますから二回り大きなサイズに植え替える育て方です。鉢底に根腐れ防止材を入れて、ハイドロボールを鉢の半分まで入れます。モンステラを入れてハイドロボールを被せて水を注いで完成です。
ハイドロカルチャーは、完全に水が乾いたのを確認してから水やりをします。水は1/5程度を注ぐ育て方をします。直射日光には当てないで、半日陰に置いて育てましょう。モンステラがある程度大きくなったら、鉢植えにして大きくする育て方です。
モンステラの水栽培での育て方
初回公開日:2018年01月05日
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