【種類別】バラの育て方|初心者/剪定/鉢植え/地植え
更新日:2019年03月19日
種類別バラの育て方
バラはバラ科バラ属の総称で、非常に種類が多い植物とされています。原種の数が多く交配の歴史も古いため、約2万種類以上の品種が存在します。現在も品種改良が進められているので、実際はもっと多いという意見もあるほどです。
さらにバラは非常にバリエーションが豊富な植物でもあります。品種によって開花時期や樹形など性質がかなり異なっているので、バラを選ぶ時は自分の好みだけではなく、その品種の性質を把握することが重要です。
非常に種類が多いバラ。ここではその中でも、初心者にも育てやすい品種をいくつかご紹介します。どのような種類があり、どのような育て方があるのか、色んなバラの育て方を知って、綺麗な花を咲かせてみましょう。
カクテル
バラは樹形で分類すると、木バラまたはブッシュ・ローズと呼ばれる木立性、つるバラまたはクライミング・ローズと呼ばれるつる性、両方の性質を持ったシュラブ・ローズと呼ばれる半つる性の3つに分かれます。
カクテルはつるバラの品種で、「コクテール」と呼ばれることもあります。真っ赤な一重咲きの花をたくさん付け、春以降も次々と開花します。枝も細くしなやかで扱いやすく、アーチやフェンスに向いています。丈夫で耐病性もあるので、初心者にも育てやすい品種です。
レイニーブルー
2012年に発表された、比較的新しいつるバラです。優しい青紫色の花が房になって咲きます。葉がとても小さいのもあって、見た目は繊細な印象がありますが、病気に強くて丈夫なので初心者にもおすすめの品種です。低めのフェンスやアーチの仕立てに向いています。育て方によっては、ベランダなどでのプランター栽培も可能です。
クロードモネ
ピンクに淡いオレンジイエローの搾りが入る不思議な花色が魅力的なバラ。名前はフランスの画家クロード・モネに由来しています。耐病性があり、枝が伸び過ぎないので初心者にも扱いやすい品種です。鉢植えにも地植えにも向いています。
マチルダ
白に淡いピンクの覆輪という花色を持つバラです。花びらの端がゆるく波打っているため、とても愛らしい印象があります。四季咲き性なので春から晩秋まで開花し続けますが、非常に花付きがよいのがこのバラの最大の魅力です。特に春は株一杯に花を咲かせます。花持ちもよく、切り花にしても長く楽しむことができるバラです。
舞姫
舞姫はミニつるバラ、またはつる性ミニバラと呼ばれる品種の1つです。一季咲き性で、春に白またはピンクの小さな花をたくさん咲かせます。花も葉も小さいので、あまり場所を取らずにつるバラの雰囲気を楽しめるのが、このバラの大きな魅力でしょう。丈夫で育てやすいので、初心者にもおすすめの品種です。
リトルウッズ
初回公開日:2018年01月11日
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