【種類別】山椒の育て方|種/苗/鉢植え/枯れる/剪定/挿し木
更新日:2020年08月28日
挿し木
山椒の育て方で、楽しいのが挿し木などで山椒を増やす事です。山椒の挿し木をするのに適している時期は、6月頃か9月~10月です。
挿し木の方法ですが、前年に成長し硬くなった枝を選びプランターや鉢に挿して増やします。
硬くなった枝(挿し穂)を10~15cm切り取り、上の方に生えてる葉を3枚ほど残して、他は切り落とします。発根剤を混ぜた水を用意し、その水に切り口を1時間ほど浸します。それが済んだら赤玉土などにその枝を挿し、土が乾かないように注意しながら直射日光を避け管理しましょう。新芽が出てきたら、6号鉢やプランターに植え替えをします。
挿し木は2,3週間ほどで安定しますので意外と簡単です。挿し木を行うのは山椒を育て始めてから2年目頃が良いとされています。良い香りの山椒の苗を増やす事ができますので、です。
肥料
山椒が生長する期間中は2ヶ月に1度のペースで肥料を与えると良いとされています。寒肥を施すのは3月が良いでしょう。できれば有機肥料の方をします。
日当たり
山椒は、直射日光を避け半日陰くらいの環境での育て方が適しています。本来は山の中の大きな木と一緒に育つ植物なので、それに似た環境での育て方を心掛けましょう。
害虫
山椒が枯れてしまう原因になるのがアゲハチョウの幼虫による食害です。アゲハチョウの幼虫は葉をすべて食い荒らします。見つけたらすぐに駆除しましょう。
山椒を育てるメリット
山椒の葉から出る香り成分には、食欲を増進させる効果と殺菌効果があると言われています。山椒が料理に添えられていると、見栄えが良くなりますが山椒の風味は料理を一層美味しくしてくれます。
料理を一層美味しくしてくれる山椒の育て方をマスターして、山椒の葉と実の両方を楽しみましょう。
初回公開日:2018年01月10日
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