【種類別】さくらんぼの育て方|種/苗木/プランター/剪定
更新日:2020年08月28日
種類別さくらんぼの育て方
さくらんぼといえば初夏にのある果実ですが、値段が高いものがほとんどで育て方も難しいのではないかと思われがちです。そのようなさくらんぼの種類にはどのようなものがあるのでしょうか。さくらんぼの種類によって育て方は変わってくるのか、時期や育て方にはどのようなものがあるのかご紹介します。
さくらんぼの知識を深め、自分でさくらんぼを育てることの楽しみや収穫する楽しみを見つけてみましょう。
佐藤錦
山形県東根市の佐藤栄助さんが育てたさくらんぼの品種になります。やわらかめの果肉は口当たりもよく、最近では大きい粒の佐藤錦も作られるようになりました。甘みと酸味のバランスが良く最高級のさくらんぼとしても有名な品種です。
ナポレオン
佐藤錦の交配元でもあるナポレオンは、ジューシーな肉質をしているため、加工品などによく使われる品種です。ナポレオンが完熟した時の紅色の美しさと味の濃さが魅力的なさくらんぼです。
紅秀峰
大きさが8グラムから9グラムと大きな部類に入る品種である紅秀峰は、日持ちが良く甘みの強いさくらんぼで、7月くらいから収穫できるようになります。糖度も20%前後と高く酸味の少ない事が特徴です。
紅さやか
佐藤錦とセネカの交雑によって生まれた品種の紅さやかは、極早生のさくらんぼで収穫時期が6月上旬となっています。
紅てまり
佐藤錦とビッグという品種のさくらんぼを交配して育てた品種で、大粒で鮮やかな濃紅色をしています。10グラムという大粒の果実は糖度も高く、17度から20度もあり濃厚な味が魅力のさくらんぼです。収穫時期は7月上旬と晩生種になります。
南陽
ナポレオンの自然交雑によって選抜された品種である南陽は山形県天童市で発見されました。大粒の部類のさくらんぼで、実は黄みがかった赤で果肉は硬めになり、酸味が少なく味は良好な品種です。
高砂
明治5年に北海道の開拓にともない導入された品種です。大粒にはなりませんが糖度は13度から15度と高く、やわらかい肉質で種の大きいさくらんぼです。
月山錦
中国から導入されたさくらんぼの品種で、果肉は硬くやわらかくなりにくいのが特徴です。他のさくらんぼと違い、皮部分が鮮やかな黄色になります。糖度も16度から18度にもなり、大きな粒の魅力的なさくらんぼです。
さくらんぼの種類には時期や日持ちなど気をつけよう
初回公開日:2018年01月09日
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